とししたのかれ（大倉）

うさぎ🐰ときどき妄想してました @eitars_h

302 それからまた半年後今度は未來さんにフランス遊びに来てもらってそん時くらいに俺らのベビーができるやろ？そしたらもうそのまま籍いれて未來さんは産休と称してフランスで俺と過ごして…あ、でもフランスで産むんは大変か…お腹おっきくて飛行機乗るんもアレやな…』 #とししたのかれ

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303 ｢ちょっと！！何なのその身勝手妄想w｣ 1人でそんなことまで考えてたの？ ほんと…アホなやつ。笑 『未來さんがどっちでもなんでも選択できるくらいの器のでっかい男になる意気込みですよ。 やから…これ、つけてええ？』 #とししたのかれ

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304 あ…// 手に持ったままのダイヤの指輪… ｢うん…あ、はい//｣ コクンと頷くと左手の薬指にそれはピッタリはまった 『うん…//やぁーっば//めっちゃ震えるw』 私も。苦笑 #とししたのかれ

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305 ｢ねぇ。ハグ…していい？//｣ 『もちろん♡』 ﾀﾊ…// ギュッてすると凄く安心した ｢好き…｣ 『俺も』 ｢うん//…この指輪分割で買ったの？w｣ 『ちょお、ムードっ！』 ｢んふふw｣ #とししたのかれ

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306 『──ちゃんと、横山と婚約解消してや？ 未來さんは俺のなんやから』 “俺の”/// ｢んー、てか、してないから。婚約｣ 『はっ？！』 ｢うぁっ！？｣ 大倉くんが私をひっぺがす ｢なに？したって言ったっけ？｣ #とししたのかれ

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307 そりゃね、これからこのことを横山さんに伝えるの気が重いよ？ それくらい、横山さんが大きな存在になりかけてた でも、やっぱり 『言うた』 ｢言ってないって！友達からって言ったでしょ！？｣ 『嘘や！』 このノリw #とししたのかれ

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308 ｢嘘じゃないしー｣ カチンとくるし、ムカつくし、ほんともうなんで！！って思うことばっかりだけど 『ほんまに？…もうそいつと会わへん？』 げ、独占欲も強いのか ｢それは…うん…｣ #とししたのかれ

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309 大倉くんのためというより、これ以上横山さんを傷つけてしまわないために 会わない方がいいよね… ｢…ん？//なに？//｣ 大倉くんの唇が近づく 『…あかん？』 ｢聞かないでバカ//｣ #とししたのかれ

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310 いつもそうやって私の気持ち確かめる 彼ってそんなに臆病だった…？ ｢…ﾁｭ…//｣ キスをすると大倉くんは珍しく顔を赤らめて俯いた 『なんやの…//』 ｢なんやのってなによ？｣ “可愛いすぎるやろ” ハイハイハイ…聴き逃しませんよ？ #とししたのかれ

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311 ｢そうでしょ？♡…んっ？んんっ！？｣ 『…ﾁｭ、ん…な、帰ろ？』 ｢──うん//｣ さすがに神様の前ではいたせません？笑 ＊＊＊ 幸せと不安がないまぜの働かない頭で ただただ大倉くんの体温だけが救いだった #とししたのかれ

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312 ＊＊＊ ｢…ぁ//んっ…｣ 彼の指が肌を滑り 『…敏感w』 その口で尖った胸の先端を吸われる ｢んっっ//｣ 敏感…？そんな感覚忘れてた… 敏感なのは いちいち彼の香りが私を包んで ドキドキさせるから #とししたのかれ

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313 私の反応を嬉しそうに確かめる 永遠とも思えるかのような愛撫に 耐えられなくなるくらい喘がせておいて… ｢…おおくらくん…、…、ねぇ…｣ 息も絶え絶えに呼んだ 『未來さんもう限界？…笑…まだこれからやで…』 浅い息を繰り返す彼も限界なのはわかってる #とししたのかれ

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314 ソレを扱きあげると 『っん…』 と、可愛い声と蜜を漏らした 『もー、…我慢できひんの？苦笑』 …不安なの 『ほんま…』 嘆息して用意してあったゴムの袋を口で破る 早く… #とししたのかれ

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315 何も、考える隙も与えず 早く抱いて欲しい ねえ？ これって、現実逃避じゃないよね？ 心地よい重みが私へのしかかり 少しずつ大倉くんが入り込む ｢…っ…//｣ 『力いれすぎw』 ｢…え、わかんな、いっ//｣ 処女みたいなこと言ってる？// #とししたのかれ

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316 指と指が絡まって大倉くんが唇を合わせた ｢ん…は、…あっんん…//｣ 『未來さんナカやぁばっ。トロトロ♡』 ｢きもちぃ…よ…//｣ 『ほんま？・・・あー、てか、動いたらヤバイかも//』 ｢え｣ 『ちょわ、揺らさんといてっ//』 ｢だって//───あ…｣ #とししたのかれ

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317 大倉くんが体重を預けて私を抱きしめた 『───ちょっとだけ…このまんま…』 余裕なく呟く彼が愛しくて 私も彼に腕をまわした 『ヤバイ…幸せ…なんか、そういう気持ち忘れてたかも…』 なんだよ、照れる// #とししたのかれ

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318 『うぁっ』 指を彼の背中からお尻へ滑らせた 意外とスベスベ。笑 もう一度 お尻をソフトタッチで撫でると ｢ひゃっ///｣ ピクンと腰が揺れてナカにあるカレが悪さをした ……やっぱり 動いて欲しい…/// #とししたのかれ

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319 ｢あの…。お、……忠義くん？///｣ 名前を呼ばれて顔をあげた彼の耳元へ ｢もう我慢できない…//｣ そう伝えるのは半端なく恥ずかしったけど きっと大倉くんなら受けて止めてくれるって そんな気がした #とししたのかれ

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320 大きな手が頭を撫でて 『…ん』 小さく頷くと 手を滑らせて腰を抱いた ｢んっ///｣ ひゃっ// あんっ！…はげし… ｢お、た…だ…ぁ、ああんっ！｣ 『もう、ムリっ…く…』 ｢んんっっ！！！｣ #とししたのかれ

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321 息を詰めて 吐き出して 大倉くんが私の上に屑折れた… その背中を撫でると汗だくで 少しずつ冷めていくその雫を撫でていると 大倉くんがムクっと起き上がった ｢風邪…ひくよ？｣ 『暑いもん』 わかるけど。苦笑 #とししたのかれ

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322 『未來さん大丈夫？』 私を押しつぶさないように肘で体を支えて、大倉くんが私の前髪をかき分けた ｢うん//｣ ﾁｭ…とキスが落とされる 『めっちゃ可愛い』 ｢///やだ…｣ 顔を背けるとこめかみにもキス ｢んっ…｣ 『ヤバイな俺』 私を引きおこしてもう1度抱きしめた #とししたのかれ

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323 ｢…ヤバイの？笑｣ …大倉くん？ 動かない彼を引き剥がして見上げた 『パリ…行くんいやになってきた』 甘やかな余韻から引き戻される現実 そっか…行っちゃうんだよね… でも、それは 大倉くんには必要なことなんだと思う #とししたのかれ

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324 ｢…私もいやだけど｣ 『やめちゃう？』 ｢好きにしたら？｣ 上掛けを手繰り寄せてベッドへ丸まった私へ 『冷たない？』 と不服そう でも ｢決めるのは大倉くんだし｣ 『そーやけど…』 隣に来てタバコに火をつけて、ひと口吸うとゆっくりと吐き出した #とししたのかれ

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325 ｢やめてどうするの？｣ 『うーん…なんで？…現実的すぎひん？』 わりと現実主義ではあるけど 先のことを考えたらパリ勤務を蹴るのは得策ではないと思うよ まあ、本気で言ってるんじゃないのはわかってるけど ｢泣いて縋ったらいいかな？｣ あ、可愛げないわこれ。苦笑 #とししたのかれ

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326 『………未來さんを泣かせるんは嫌や』 あら// …あら…なんか 殊勝な大倉くんの言葉に涙腺が思わぬ攻撃受けてる 枕に顔をおしつけた 泣かせたしっ… ｢ちゃんと待ってる…会いに行くし、信じるから……頑張って行ってきてっ…｣ 大倉くんが私の後頭部に手を乗せた #とししたのかれ