#ランアフター

ひつじ(ひっつん) @mogumogu_1260

#ランアフター 1 花びらが落ちる どっちがホンモノ？ どっちがニセモノ？ もう分からないよ #エイトで妄想 #関ジャニで妄想 pic.twitter.com/naoNl46y7w

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#ランアフター 2 いかにも組織の中という建物をヒールで歩く コツコツコツコツ 一定のリズムが体となじんでいく い…った 誰かさんのせいで体が痛い どたどたどたどた 誰かさんが来た 「おはよ！ハル」 何回やられたって耳元で囁かれるのにはなれない

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ランアフター 3 『お…おはよう』 それを忠義は分かってる 「体痛そうだけど…大丈夫？」 彼を睨む 「あっあー、さては昨日の俺のがよかったのかな〜？そうとうお前…w いったーー！叩くなや！」 『ちがうわ！！柔道！忠義のバーカ』 周りに聞こえないように小声で言う

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#ランアフター 4 「昨日柔道したっけ？w」 『もー！うっさい！』 トントントントン 違う靴の音 横「お前ら朝から仲ええなぁ」 あくびをしながらやってくる 『「横山先輩 おはようございます」』 横「2人とも付き合ったらどうか？」 #関ジャニで妄想

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#ランアフター 5 「ないっすわー！栗原とはぜっったいないわ」 『私も大倉となんてムリムリ』 二人でベロを出しながら、手を左右にふる 横「いっつもそれだよな！ でもまあ付き合ったりしたら一緒の課におられへんくなるしなぁ」 『っていうか横山先輩、顔色悪くないですか？』

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#ランアフター 6 横「あぁ…昨日長年の友達の結婚式でなぁ 飲み過ぎてん」 大「へぇ…」 横「その友達な、嫁さんの親への感謝の手紙のときに親御さんより泣いてたんよ笑 」 嬉しそうに話す横山先輩はちょっと子供みたい 『横山先輩もちょっと泣いたでしょ？』

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#ランアフター 7 横「なっ泣いてへんわ！ほらっもう2人とも席につけ！」 『「はーい」』 横目で横山先輩をみると、ニヤニヤしてた 大事な大事な友達が結婚したのだろう #関ジャニで妄想 #エイトで妄想

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#ランアフター 8 なんにもない日は ただただ書類とにらめっこ ハンコ押しても、パソコンに打ち込んでも終わらない紙の山に 気がめいりそう 横目で忠義…いや大倉をみる 「ふわぁ…」 あくびしてるし 視線と視線が混じりあう

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#ランアフター 9 口パクで 「ハル！今日オムライスがいい」だって 卵はあったし、鶏肉もあったはず 『了解』と伝えようとすると 横「大倉ー！なにぼけっとしてんねん」 「すいませーん」 みんなが笑う なんにもない日のちょっとした幸せ #エイトで妄想

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#ランアフター 10 そんななか一本の電話が部屋に鳴り響く 横「はいー こちら大阪府警 捜査一課横山です 」 『なにかあったんですか？』 緊張感がいっきに部屋に充満する 横「あぁ…殺しっぽい」 「行きますか」 横「大倉と栗原は事件現場に直で行け…」 「『はい』」

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#ランアフター 11 横「そこの３人は周辺の聞き込みしてから、大倉たちのとこへ」 「「了解です」」 横「お前達は俺と一緒に来い 京都府警もたぶん来るだろう」 「「はい」」 普通の時間がガラリと危険なものへ変わっていく 何年この仕事をしてもこれにはなれない

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#ランアフター 12 心が震えてくる そのたび…この仕事に向いてないって考えて… 「栗原！行くで！」 でもこの声について行けば大丈夫って何度も何度も救われる 『うん』 大倉とあとをジャケットを正し追いかける

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#ランアフター 13 大倉が運転する車に乗り込む いざという時のためのピストル 防弾チョッキは 身につけてある 車内は音楽なんて洒落たものはかかってるわけなくて無線が行き交う 「ハル？」 『ん？』 「オムライス おあずけやなぁ」 『今日いつ帰れるんだろ…』

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#ランアフター 14 「頑張りますか？」 運転する忠義はいちだんとかっこいい 『がんばりましょう！』 無機質な車内の中に一瞬和やかな雰囲気が漂う この少しの穏やかさが私の気持ちを整える 「さぁ…ついた 行くで 栗原」 『うん！大倉』 刑事スイッチ入れ直し

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#ランアフター 15 ジャケットの裾をまた正す 行こう 『通してください 大阪府警です』 「すみません 通してください」 人の山をかき分ける あれ…なんだろうこの不思議な感覚 吸い込まれてくような 「栗原？なんかあった？」 『ん？ううん 行こ』

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#ランアフター 16 恨みやらなんやらで黒く染まった建物へ入っていく…お世辞でも綺麗とは言えない廃屋だ 『到着しました 大阪府警 栗原と』 「大倉です」 警「お疲れ様です」 「遺体は？」 警「こちらです」 #関ジャニで妄想 #エイトで妄想

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#ランアフター 17 目線の先に目をやると、 『う…』「まじか…」 腹部が十字に切り裂かれた女性の姿 十字に切り裂かれた腹部にはスミレだろうか…紫の小さな花が溢れるほど詰め込まれてる 丁寧に髪の毛は整えられていて、寝かされているように見える 腹部を除いては

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#ランアフター 18 警「第一発見者の方は向こうの椅子に座って頂いております…」 『ありがとうございます』 警「しかし…まだ5つの女の子なんです」 「え？」 警「かくれんぼをしてたみたいで…」 『わかりました…ご家族の方と一緒の方がいいですね』

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#ランアフター 19 それから周辺の聞き込み 捜査本部の立ち上げなどでバタバタし、やっと落ち着いたのは0時前だった 横「じゃあ明日からこのような計画で遂行する…なにかあるものは」 話す気力もない 横「なにもないようなので一旦、帰宅もしくは署内で仮眠をとってこい…解散」

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#ランアフター 20 大倉が椅子に座りコロコロしながらこっちにくる 大倉がメモを指差し、首をかしげる "今日ハルん宅行ってもええ？ いつものとこで待っとく" 『うん…わかった』 時差で署をでる 横「おつかれさん」 『おつかれさまです』 横山先輩は署で仮眠だろう

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#ランアフター 21 署から7分のケーキ屋さんで忠義の車に乗る もう12時過ぎてるから真っ暗だけど… 「よっ！」 『よっ！』 「ハル」 『ん？』 「ハール？」 『なに？』 「ハル！ハル！ハル！」 運転しながら何度も何度も私の名前をニヤニヤしながら呼ぶ

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#ランアフター 22 『なーに？って！笑』 「みんながおる前ではさ、栗原じゃん？」 『うん』 「せやから、今日栗原って呼んだ分のハルです笑」 口元をおさえながら忠義は言う 『なにそれ…笑』 「アホみたいやな 俺…笑」 信号機の赤が目立つ

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#ランアフター 23 『ご飯どうしよっか？』 「一応 途中でおにぎりたべたしな」 『そうだよね』 「ハル食べたいって言ったら怒る？」 大型犬みたいにおっきくて髪の毛モフモフなのにこういう時の小型犬みたいな目 …ずるい 『おこ…らない』

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#ランアフター 24 私がこれに弱いの知ってるくせに… 「やった おかわりはなしにしますw」 『そうしていただけると嬉しいです』 付き合いたてのカップルみたいに2人とも目線がおよぐ 車の少ない道はすこしでも早く帰れるように 応援してくれてるみたい

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#ランアフター 25 『ただいま』 「ただいまです」 「お義父さんきっと怒ってるだろうね」 『どうかな〜？』 「一緒に風呂入ろうや」 『一人で入って』 「いーやー」 また小型犬みたいな目