2018-01-10のまとめ

人口問題研究 第72巻 第3号(2017年9月刊)~特集:『第7回世帯動態調査(2014年)』の個票データを利用した実証的研究(その1) 『第7回世帯動態調査(2014年)』の個票データを利用した実証的研究(その1) 世帯形成・解体の動向―第5~7回世帯動態調査の結果から 『第7回世帯動態調査(2014年)』の個票データを利用した実証的研究(その1) 親と同居する子世代の実態 続きを読む
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Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

人口問題研究 第72巻 第3号(2017年9月刊)~特集:『第7回世帯動態調査(2014年)』の個票データを利用した実証的研究(その1) / ipss.go.jp/syoushika/bunk…

2018-01-10 23:18:07
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

[PDF] 『第7回世帯動態調査(2014年)』の個票データを利用した実証的研究(その1) 世帯形成・解体の動向―第5~7回世帯動態調査の結果から / ipss.go.jp/syoushika/bunk…

2018-01-10 23:22:50
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

国勢調査による単独世帯数は2005~10年に例外的に急増したが,世帯動態調査の状態間推移パターンからはこの時期に行動の変化は見られなかった.未婚者の離家・結婚による世帯形成行動については,男女差が拡大する趨勢がみられた.

2018-01-10 23:22:51
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もともとわが国は欧米先進国に比べて離家の男女差が大きいが,女子はますます親元にとどまる傾向が強まったのに対し,男子の変化は必ずしも単調ではなかった.

2018-01-10 23:22:51
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

第7回調査では子夫婦と親の同居割合が低下した.妻方・娘方同居の方が大きく低下したため,従来の同居相手の双系化の趨勢は逆転した.高齢者の独居割合は男女とも上昇し,状態間推移パターンで見ても独居リスクが高まっていることが示唆された.

2018-01-10 23:22:52
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

結婚解消(主に死別)が独居につながる確率は,男女とも50%前後だった.5年前に施設に居住していた割合は若年男子で相対的に高く,高齢者向けの施設からの出所確率は低いことが示唆された

2018-01-10 23:22:52
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2003年10月推計は,家族類型別には誤差が大きいものもあるが,一般世帯総数は非常によく合致していた.ところが2008年3月推計における2010年の一般世帯総数の予測値は-3.0%と大幅な過小評価で,特に単独世帯数の過小評価が著しかった.2013年1月推計が予測した

2018-01-10 23:22:53
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2015年の一般世帯総数は-0.8%の過小評価で前回より改善されたが,単独世帯数の過小評価は依然として大きかった.2010年の単独世帯数の予測値が大幅な過小評価で,一般世帯総数にまで大きな誤差をもたらしたのは,2005~10年の不自然な単独世帯数の急増による.

2018-01-10 23:22:54
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1980年以後の家族類型別世帯数の5年間増加率だが,どの類型も1990年代以降増加が減速する中で,単独世帯数の増加率は2005~10年に16.1%と唐突に加速した.2010~15年の増加率は9.7%まで減速したが,「夫婦のみ」「ひとり親と子」ほど減速せず類型間の差が拡大している.

2018-01-10 23:22:55
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

図1の変化が現実的なものならば,第6回調査による2004~09年の推移パターンに,その前後の調査と大きく異なる特異性が見出されるはずである

2018-01-10 23:22:55
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調査時18歳以上男子(18歳未満世帯主も含む)の世帯内地位間推移 pic.twitter.com/Sl9VX0OQx7

2018-01-10 23:22:56
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収束時の分布は,この推移確率行列を繰り返し適用した際に得られる固有ベクトルにおける分布で,初期値に依存しない.

2018-01-10 23:22:56
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

1999~04年の推移確率で固定した場合の最終的な独居割合は5.5%で,2004~09年の推移確率だと7.2%,2009~14年の推移確率だと9.6%となっている.やはり2004~09年のパターンが特別に独居割合を高めるということはない.

2018-01-10 23:22:57
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

調査時18歳以上女子(18歳未満世帯主も含む)の世帯内地位間推移 pic.twitter.com/VvaTNMTP5h

2018-01-10 23:22:57
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Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

収束時の独居割合は,1999~04年の推移確率で固定した場合が15.2%,2004~09年の推移確率では16.7%,2009~14年の推移確率では19.8%となり,2004~09年に単独世帯が急増するようなパターンは認められない.

2018-01-10 23:22:58
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

5年前15~29歳未婚子(親と同居)の調査時点の状態 pic.twitter.com/SfiYnEDMaL

2018-01-10 23:22:58
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女子について見ると,未婚のまま独居へ移行した者(つまり親元から離家した者)と結婚した者の割合は低下または停滞しており,そのため親と同居する未婚子の状態にとどまった割合は74.2%,75.4%,77.1%と単調に増加している.

2018-01-10 23:22:59
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

一方男子の場合,晩婚化・未婚化の趨勢は明らかだが,結婚前離家は第7回調査ではむしろ増えたことが注目される.このため未婚子の状態にとどまった割合は,女子のように単調に増加してはいない.

2018-01-10 23:22:59
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

5年前15~29歳未婚独居者の調査時点の状態 pic.twitter.com/Eun8vfPNUZ

2018-01-10 23:22:59
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Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

女子について見ると,未婚のまま非マーカに移行した者が第7回調査で増えたことが注目される.この大部分は独居をやめて,親元に戻った者だろう.

2018-01-10 23:23:00
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

5年前独居者に限ると晩婚化の影響は明らかでなく,第7回調査では結婚の割合がむしろ上昇した.親元への戻りも結婚も増えたため,未婚のまま独居を続けた女子の割合は低下した.

2018-01-10 23:23:00
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

一方男子では,親元に戻って非マーカに移行する割合は単調に減少している.第7回調査では結婚確率も低下したため,女子とは逆に未婚のまま独居を続けた者の割合が上昇した.

2018-01-10 23:23:01
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