今こそ『迷走王ボーダー』読まなきゃ、だ。狩撫麻礼（かりぶまれい）氏のご冥福をお祈りします。

建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

巨匠「狩撫麻礼（かりぶまれい）」氏死去 / 先生を知らない世代に読んで欲しい『迷走王ボーダー』 rocketnews24.com/2018/01/15/100… @RocketNews24さんから

建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

狩舞麻礼先生、亡くなっていたのか、、、ご冥福をお祈りします。 twitter.com/mori_arch_econ…

建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

「ボーダー」んついては、以前ここに「海月姫」からの参照で書いたけど→ameblo.jp/mori-arch-econ…

建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

「迷走王ボーダー」とは、 私の２０代における運命を決めたというか、 私の生き方の基本姿勢を固められてしまったというか、 １９８０年代後半のバブルといわれた時代の始まり、 １９８６から喧騒の３年間に漫画アクションで連載されていた名作です。 pic.twitter.com/R4DNDLy2vy

拡大

建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

年齢不詳のいい年こいて極貧のおっさん蜂須賀と、 同じく無職の遊び人青年久保田と、 何浪してるのか解らない浪人生木村の三人が暮らす ぼろアパート月光荘の日常を描き、 世捨て人のようなドタバタとちょっぴりほろ苦い人情と、 犬死辞さずというなんの力もない熱い漢たちのパッションが

建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

当時の世相に対する熱いアンチテーゼ を語ったマンガでした。 こういう独身アパートタイプ、この設定のマンガって昔からあったと思うんですね。 「独身アパートどくだみ荘」とか「男おいどん」とか、貧乏とボロアパートの組み合わせは、

建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

地方から上京したばかりの青少年が誰しも感じる都会での孤独とか望郷の念とか、何かいじいじしたそういったものへの共感みたいな作品設定ですが、 しかし、この「ボーダー」は違っていた。 読者からの共感を誘うのではなく、読者に向かって吼えてくるような熱いメッセージ

建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

当時の都市開発の嵐の中で失われようとしていた風呂無しキッチン共同の安アパートという、極小空間からのアンチテーゼのインパクト。 無一文、無一物からの開き直り、何かに賭けようとする青春の迷いとか、女子供の歓心を買おうとするマスコミ文化状況への憤りとか、 社会の一般的価値観への疑問とか、

建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

保身や世間体をあざ笑うかのような、颯爽とした、飄々とした登場人物たちの濃いキャラクターが、 拝金主義に向かいつつあった日本経済の守銭奴たちを真っ向から否定していて、 気持ちよかった。 世間の常識を物ともしない蜂須賀みたいな４０過ぎのおっさん、 かっこええなと思ったことを覚えています。 pic.twitter.com/o1z1ciy4uf

拡大