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インディペンデント映画に厳しい日本の映画環境の特殊性について、深田晃司監督が連続ツイート

日本映画:撮影終了「一茶」も公開未定 お蔵入りの訳とは - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20180112/k00/00m/040/140000c 資金繰りの問題で、完成している映画が公開出来ない事態について、映画監督の深田晃司さんが、日本の映画産業の問題点を指摘するツイートを連投。重要なのでまとめました。
映画 深田晃司 資金繰り コメント欄にスパム
hamemen 8345view 22コメント
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  • 深田晃司 Koji Fukada @fukada80 2018-01-13 10:34:07
    コメント寄せています。日本のインディペンデント映画は資金集めが大変という話。補足すると、①他国と比べ日本の文化予算は目立って少ない上に制度的に使いづらい。例えばフランスの助成金の場合、撮影前・撮影中・撮影後の三回に分けて支給。日本は完成後のみ。しかも脚本開発、配給には基本出ない。 twitter.com/mainichi/statu…
  • 深田晃司 Koji Fukada @fukada80 2018-01-13 10:34:28
    ②製作者は助成金に通過しても全額立て替えないといけない。結局資本力のある大企業が有利。多様性を支えるための文化庁の助成金としては本末転倒。 ③しかし文化予算だけに頼っていては限界がある。だから仏や韓国ではチケット収入の一部を映画振興に還元する仕組みがある。業界が互助する仕組み。
  • 深田晃司 Koji Fukada @fukada80 2018-01-13 10:34:34
    ④それができるのは、フランスにはCNC、韓国にはKOFICという映画振興政策を担う巨大な公共機関が存在していて、業界が一体となって映画文化を支えているから。チケット収入の一部がこの組織に集められ再分配される。日本にはそれがない。
  • 深田晃司 Koji Fukada @fukada80 2018-01-13 10:40:17
    ⑤日本にもメジャーとインディペンデントが一体となり映画振興のための公共機関の創設が急務。なぜなら行政は文化庁も経産省も外務省も実はそれぞれがそれなりに映画を支援してくれてはいる。しかし映画業界がバラバラである限り限舵取り不在の散漫な支援にしかなりえない。あとは業界の覚悟の問題。
  • 深田晃司 Koji Fukada @fukada80 2018-01-14 14:31:25
    以前、韓国とフランスの映画関係者それぞれに「助成金や社会保障がたくさんあっていいよね」と羨むように言ったら同じ反応が返ってきました。「何言ってんだ、私たちはこの制度のために戦っているんだ」と。 twitter.com/_f_u_t_o_n_/st…
  • 深田晃司 Koji Fukada @fukada80 2018-01-14 14:32:03
    映画監督は映画を作っていれば、アーティストは芸術を作っていればいい、ということではなく、それと同じぐらいに自分たちが創作する環境の構築に力を入れる必要があるのだと思います。当事者が動かない限り何も変わらない、ということをここ10年実感し続けています。
  • 深田晃司 Koji Fukada @fukada80 2018-01-16 09:53:13
    ⑥なお、どの国でも映画の資金集めは大きく分けて【(A)企業・金融機関からの出資・融資 (B)助成金 (C)民間からの寄付】のパッチワークでバランスはそれぞれ。(A)が多いほど高い商業性を求められる。日本は(B)と(C)がとても弱い。結果商業性の低い映画にも過度の商業性が求められることに。
  • 深田晃司 Koji Fukada @fukada80 2018-01-16 09:53:19
    ⑦では(A)についてはどうか。その点でも映画鑑賞人口の慢性的な減少に、劇場チェーンを有する大手映画会社の市場の寡占が重なり、インディペンデントには不利で厳しい。自由競争だから売れるものを作らないのが悪いのだけど、でも日本映画の市場は本当に公平で自由な競争であると言えるのだろうか。
  • 深田晃司 Koji Fukada @fukada80 2018-01-16 09:53:24
    ⑧例えば諸外国は映画の市場を公平にするために努力している。米では製作-配給-公開の流れを大手が垂直統括することが独禁法(!)で禁止。仏では宣伝費の格差の是正のためTVでの映画のCMが禁止。韓国では多様性映画という括りで小さい映画や理解しづらい映画を助成し配給も支援。日本にはどれもない。
  • 深田晃司 Koji Fukada @fukada80 2018-01-16 10:02:14
    ⑨最後に。仮に公共の助成制度が充実してもそれに甘え商業性を無視していい訳ではない。日本では商業性が「高い/低い」のグラデーションではなく「ある/ない」の二元論で捉えられ、公共性と商業性が対立しているかのように思われがち。目指すべきはどちらかを否定するのではなく両立できる多様性。

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