アレフガルダーズ ver11.14 RPG的お約束史観集団登場！ドムドーラ危うし！

A.T.O運営 @scribblingtails

アレフガルダーズ ver11.14 用語説明 NPC：ノンプレイヤーキャラクター PC：プレイヤーキャラクター PT：パーティー RPG的お約束史観：世界には悪い魔王がいて、それをやっつける超人的能力の持ち主である勇者が出現しなくてはならないという先入観。一種の盲信。

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これまでのお話 ドルマさんなどの大活躍で、東街壁のドラゴン空挺部隊は順調に数を減らしていた。対空攻撃を突破したドラゴンを市内の部隊で包囲など、いい感じだが、市内には戦わずに見てるだけなPCがチラホラ。こいつらはどういうつもりなのか？

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この一団はいったい何者なんだろうか「どうする？防衛成功しちゃいそうだけど」「まいったな」チャットを見るかぎり、駐屯地から出てきて偶然居合わせたPCたちでは無さそう。イマリさんが集めたPC部隊がドラゴンと背中に乗った魔道師1骸骨2と戦ってる間もまったく手助けをせず。じっと見ている。

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「あら？あなたたちも戦いに来たの？」「増援か」「助かるよ」ひと仕事終えたイマリさん他有志の予備隊が声をかけても「いやあ」「通りすがりで」歯切れが悪い。そこへ東街壁から「1匹抜けたぞー！対処よろしく」「さあみんな、もうひと仕事よ」「任せろ」「ｲｸｿﾞｰ」予備隊、次の目標へ。

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謎の一団「まずいぞ。このまま竜王軍を撃退しちゃうと」「ロトの末裔が出ないぞ」「それはイヤだ」身勝手な相談を開始！「ロトの末裔出現の条件は、初期イベントでドムドーラが破壊されることってwikiに載ってた」「検証系攻略ブログにも！」「見た見た」「ドムドーラには滅んでもらわないと困る」

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彼らはRPG的お約束史観のPC集団であった！彼らの主張によると、大魔王的な存在が世界への攻撃を開始すると、超人的な能力を持った個人である勇者が出て来るのはRPG的文脈の歴史において必然的な流れである。そしてA.T.Oの勇者であるロトの末裔アレフは、ドムドーラ破壊によって勇者の能力を得る。

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ロトの末裔の出現条件をここでバラすと、 1.ドムドーラ破壊 2.鎧般若イベント発生 3.鎧般若死亡 以上、一連の3つのイベントをこなす必要がある。ドムドーラが陥落する直前に、殺される住民たちを見た鍛冶屋見習い青年アレフが、般若の面、地獄の鎧、破壊の剣を装備し暴走するイベントだ（ver1.22参照）

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この一連のイベントが起こらないと、アレフはそのまま鍛冶屋で働き続けたり、ドムドーラ守備隊残党の戦士になったりしてしまうため、超人的能力を持つ勇者、ロトの末裔には覚醒しない「そんなのは許されない」「ドラクエなんだから勇者がいないとダメだろ」そういう風に考える人たちが一定数おり、

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今サーバー5ドムドーラ市内にいる一団はそういう人たちであった「とにかく、このままだとロトが出ない。行動だ」「どうする？」「中から門を開け、竜王軍を街中に流し込む」おかしなことを言い出した「敵は南と東に集中してる。手分けして両方の紋を開けるんだ」「え？それはさすがにマズくないか？」

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「何を言う！勇者の出てこないドラクエなんておかしいだろ！」「そうだそうだ」「うーんたしかに」一部の自重論はつぶされてしまった。そして「なんとしてもロト出現条件を満たすんだ！出発」手分けして南門と東門に向かってしまった。ドムドーラ危うし！このサーバーでも滅びの初期イベント不可避！？

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「アレフガルダーズ」つづく

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タグ #dqxtails A.T.Oは戦術的なシミュレーションゲームに近い要素を持っているのですが、なまじ部隊がアレフガルドなだけに、プレイヤーの中にもロト待望論が根ざしてしまっていました。そしてドムドーラはそういう人たちの大義のための尊い犠牲となってしまうのでしょうか？次回へ。