ココヘリ雑感

ココヘリの有効性についての個人的なまとめです。
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ゔぁね座金 @spring_washer

暇つぶしにココヘリについてわかっていることの個人的まとめをつらつらと。 遭難にかかる既存の捜索システムについて ・既存の捜索システムは地上からおよび上空からの捜索があるが、双方とも目視での捜索に頼ることとなる。 ・目視による捜索は錯雑地形であり植生の影響が大きい山地では限界が生ずる

2018-02-10 23:28:09
ゔぁね座金 @spring_washer

ココヘリを用いることによる変化 ・ココヘリでの捜索は電波を用いての捜索であり、視覚に頼らずに捜索を行うことができる。 ・このことは捜索の効率化を促進し時間の短縮を可能とする。 ・時間との勝負である捜索活動において電波での捜索は、被捜索者の早期発見を可能とし生存確率を向上させる。

2018-02-10 23:28:10
ゔぁね座金 @spring_washer

ココヘリの限界 ・ココヘリの限界は(1)子機が小型であること (2)航空機(ヘリコプター)からの捜索において威力を発揮することの二点にある。

2018-02-10 23:28:10
ゔぁね座金 @spring_washer

・子機が小型であることにより送信出力の低下、使用周波数帯の制限が生じ結果として捜索可能距離を減少させることとなる。 ・送信機(子機)からの電波が弱いため到達可能範囲は植生からの影響を受けやすくなる。また、可視光同様地形による死角が発生する ・以上のことから地上からの捜索には向かない

2018-02-10 23:28:11
ゔぁね座金 @spring_washer

・ココヘリの運用上、空からの捜索が必須条件であると考えられる。 ・しかし、空からの捜索も万全とは言えない。送信機(子機)が自身の電波を減衰させる環境下(子機を体や荷物の下敷きにする、水中に入れるなど)に入り込むと送信電波が減衰され捜索可能距離が短くなることが考えられる。

2018-02-10 23:28:11
ゔぁね座金 @spring_washer

・また、大前提として捜索ヘリが飛行しないことには捜索が行えない。航空機は気象に弱く、特に気象変化の大きい山地での運用は飛行=捜索可能時間を制約する。

2018-02-10 23:28:13
ゔぁね座金 @spring_washer

改善するには ・送信機の強化と受信機の強化が必要 ・送信機の強化としては送信強度の強化と使用周波数の長波長化が挙げられる。送信強度の強化では電力消費量増加のためにバッテリー容量を増やさなくてはならない。長波長化ではアンテナ長を長くしなくてはならない。どちらのにせよサイズが大きくなる

2018-02-10 23:28:14
ゔぁね座金 @spring_washer

・受信機の強化では受信感度の向上が必要だが、そのためには受信機器が高価になることは避けられない。 ・送信機、受信機の改良にせよそれぞれ大型化・高コスト化することは避けられず、現状と同じ値段設定での利用は不可能だろう

2018-02-10 23:28:14
ゔぁね座金 @spring_washer

「確実に見つけられる」とは言えないシステム。でも理論的には捜索可能(実験も成功済み)。もしもの時のお守りとして持っていて悪いとは思わない

2018-02-10 23:34:00
ゔぁね座金 @spring_washer

「システムとして必要最低限の能力を与えて成立させ且つ多くの人に手に取ってもらえる価格とデザインにしたらこうなりました」って感じ>ココヘリ

2018-02-10 23:37:13