- motoyaKITO
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太田記念美術館にて本日から開催の「江戸の女装と男装」展全作品を収録した図録が青幻舎さんより刊行(B5変型136頁、2300円+税)。一般書店での取扱にさきがけ、本日より美術館にて先行発売中です。印象的な表紙デザインは原条令子氏によるもの。seigensha.com/newbook/2018/0… pic.twitter.com/JII2Wsr7IP
2018-03-02 14:49:16性の境界を飛び超える華やかな江戸文化。「江戸の女装と男装」展が太田記念美術館で開幕 bijutsutecho.com/news/12532/ pic.twitter.com/upNB9tfqkR
2018-03-01 20:10:25本日より、太田記念美術館にて「江戸の女装と男装」展がオープン。図は吉原俄という遊郭でのお祭りを描いた作品。拡大図右は男装をした女芸者による獅子舞の集団、左は女芸者による、移動式屋台での八犬伝ものの芝居の様子。落合芳幾「新吉原角稲本楼ヨリ仲之街仁和賀一覧之図」(国立音大附属図書館蔵) pic.twitter.com/TIpUJwrHdf
2018-03-02 14:27:37男装する女芸者たち。歌舞伎の有名な色男である花川戸助六と、白酒売というキャラクターに女性が扮しています。吉原俄というお祭りでの光景。今の宝塚のようですね。太田記念美術館で開催中の「江戸の女装と男装」展で3/25まで展示。喜多川秀麿「青楼仁和嘉 助六所縁の江戸桜」国立音大附属図書館蔵 pic.twitter.com/S87tXuMePZ
2018-03-02 15:42:36神田祭で男装している女芸者?かと思いきや、それを歌舞伎の女形が演じています。つまり男性である歌舞伎の女形が、男装する女性を演じるという複雑な状況。江戸文化の奥深さを感じます。太田記念美術館で開催中の「江戸の女装と男装」展で3/25まで展示。「花競神田祭礼」(国立音大附属図書館蔵) pic.twitter.com/WU8kPk7JtZ
2018-03-04 14:04:52今、開催中(~25日)の太田記念美術館(原宿)の企画展「江戸の女装と男装」のレビューを書きました。 世界でいちばん異性装の絵画が数多く描かれ、ジェンダー・イメージの転換が実に自由かつ複雑に行われた江戸時代の日本の文化、もっと評価されていいと思います。 junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2018-03-04-1
2018-03-04 14:49:08江戸の女装と男装 | 取材レポート | インターネットミュージアム museum.or.jp/modules/topics… @InternetMuseumさんから
2018-03-06 16:49:22歌川国芳が描いた、山王祭の行列の様子。サンゴやトンボ、独楽に化ける人たち。行列の中には異性装の人物も混じっています。太田記念美術館で開催中の「江戸の女装と男装」展で3/25まで展示。「祭礼行列」(国立音大附属図書館蔵) pic.twitter.com/UCPB9kCdYh
2018-03-07 16:58:03女装して熊襲(くまそ)の宴に潜り込むヤマトタケル(『古事記』『日本書紀』)。女装や男装の人物は、史実や架空の物語の中でも古くから見られます。図は月岡芳年『月百姿』の一図。太田記念美術館で開催中の「江戸の女装と男装」展で3/25まで展示。 pic.twitter.com/wqwIlNgrSM
2018-03-08 16:46:17太田記念美術館『江戸の女装と男装』展、美濃さんにご一緒してもらい行ってきました😊よかったー💕男装の麗人萌えの私としては完全俺得…!吉原俄の男装した芸者さんカワイイ…髪量たっぷりの男髷が色気を倍増させている。 pic.twitter.com/iSUgpczCUN
2018-03-08 17:51:53太田記念美術館『江戸の女装と男装展』撫子さんと一緒に観てきました。今回の展示やっぱり目玉は吉原俄や神田祭山王祭の附祭で男装する女芸者ちゃんたち! 左から英山、国貞、国芳、芳幾が描いたもの。 着物の間からのぞく房付き腰巻?や裁付袴の横から着物の裾を盛大に出しているのも興味深い。 pic.twitter.com/4UtvohtmH0
2018-03-08 20:00:36原宿の太田記念美術館で開催中の「江戸の女装と男装」。浮世絵でみる風俗の展示を楽しむ。 吉原俄や、天下祭と呼ばれる山王祭を取材し、女性の男装。 ヤマトタケルの女装や、八犬伝における信乃や毛野の女装他、歌舞伎の三人吉三のお嬢吉三など。物語や劇における、男性の女装も。 pic.twitter.com/PU3UOVkJny
2018-03-09 11:32:54改めて、扮装の歴史にも触れることになる。つまり、コスプレである。 江戸時代から、日本ではコスプレがあったのは意外と知られておらず。八犬伝の同人誌をコスプレしながら販売していたなんて話も記憶にある。
2018-03-09 11:32:54今回展示の浮世絵で、気になったコスプレは「竜宮城のサンゴ」や「茶道具」だろうか。 現代日本のコスプレにおいても「富士そばの看板」や「ATM」のような、その発想はなかったコスプレは存在する。 つくづく、日本人のサブカルは、江戸から脈々と受け継がれているのだと確信する。
2018-03-09 11:32:55他、見立て絵の存在も面白い。 本来ならば男性のキャラクターを、女性に置き換えて描く作品だ。 三国志における蜀の劉備、関羽、張飛が孔明を訪ねる下りが全て女性で描かれた浮世絵が江戸にはあったのだ。 他国の作品だけでなく、忠臣蔵でも女性置き換えはある。
2018-03-09 11:32:55昨今、FGOの流行により、もともとあった「アーサー王の女体化」や、新しく生まれた「宮本武蔵の女体化」に注目されがちだ。 しかし、日本において、女体化、女性への置き換えは江戸にはすでにされていたのである。 特に驚く必要はなかったのだ。
2018-03-09 11:32:55偉人の女体化は、今が極まった時代なので生まれた文化ではない。日本人のDNAに刻み込まれたものなのだ。 そもそも、ヤマトタケルに女装話がある時点で気づくべき。日本人は、そうした仕組みを好む遺伝子を持っているのだと。
2018-03-09 11:32:56そんな、女体化に関するサブカル認識を確認した。実に面白い催しである。ぜひとも、原宿に足を運んで、その目で確認していただきたい。
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