チャーチルとヒトラーと「英独和平」のIF~映画「チャーチル」公開を受けて
- gryphonjapan
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映画チャーチル、最初から最後まで雄壮だが妄執めいたあのトークが散りばめられていて、ファンには堪らない作品ですね。ただ観ている最中は何度も感極まったのですが、観終わって暫く経って冷静になってから後世だから分かるドイツ側の情報と照らし合わせて考えると頭が痛くなります。
2018-03-31 22:05:14チャーチルは和平派に対しヒトラーは信用ならない、ドイツの傀儡になるとしてひたすら徹底抗戦を訴えるのですが、ヒトラーの方は本気も本気でイギリスとの和平を望んでいて、アングロサクソンを優秀な兄弟としてパートナーにする事を望み、むしろ大英帝国が崩壊する事を恐れていたくらいですからね。
2018-03-31 22:26:04「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」、予告を見た時シドを演ったゲイリーがチャーチル‼︎ と思ったが、サブタイトルが示す勝利への経緯ではなく和平と徹底抗戦の間の政界の振幅がチャーチルの演説によりドラマになっているのだ。俳優たちの芝居を観る映画だな。
2018-03-31 22:37:23ただイギリスにとって和平が得策なのが明らかかというと微妙で、ナチの暴力と欺瞞の数々は知れ渡っていましたから、当時の判断としては難しい所です。ロシア革命の当初からボリシェヴィズムをペストと呼び強硬に根絶を望んでいたチャーチル”ですら”ナチを反共に利用しようとは考えなかったのですから。
2018-03-31 22:44:19@Conscript1942 そうなんだよな、単純なイギリス一国の「戦争と平和」論でいえば、醜悪な人種論を信奉している「がゆえに」ヒトラーは英国と和平の意思が本気で有った。 それをチャーチルが「頑迷に」拒否して国民の出血を続けたから結果的にナチが滅び、世界は今のようになれた。 twitter.com/Conscript1942/…
2018-04-01 01:19:01@Conscript1942 間もなく「銀英伝」新作放送だからついでに絡めていうけど「偉い人は戦えと命じるが、実際の戦場で傷つき死ぬのは兵士たち。戦えというなら自分が戦場へ行けよ」みたいな「ジェシカ論法」だと、この時英がヒトラーの和平意思を拒否し戦争継続したのも「悪」な訳だが、さて。 twitter.com/gryphonjapan/s…
2018-04-01 01:39:57@Conscript1942 「田中芳樹を撃つ!」でもこれ紹介したな。ジェシカならどうする 【ヒトラーは…攻撃目標をロンドン空襲に変更…市民はロンドン防空を軍に要求…しかし…高射砲の主力は「航空基地防空」に配置…制空権を失えば、全ての防空を失う…市民の生命を直接守るのか、航空戦力を守って間接的に市民を守るか】
2018-04-01 02:28:47@Conscript1942 いま、固有名詞を「金正恩」に脳内変換したら かなり背筋が寒い (というか、リアルにジレンマの発生する問題であるのは間違いない。) twitter.com/Conscript1942/…
2018-04-01 02:30:59@Conscript1942 手塚治虫「アドルフに告ぐ」より、 最近映画にもなった「ダンケルクの戦い」の直後という設定。 もちろんこんな場面や発言が実際にあったわけもないだろうけど、 端的な表現にはなっているな。 pic.twitter.com/CaPJayj5U3
2018-04-01 02:34:51自分はジェシカ・銀英伝)の「あなたはどこにいますか?」や「まず総理から前線へ。」的な問題は、勿論心すべき問いだけど、突き詰めると「命をかたにしてでものし上がったる」的野心に満ちた人間が、軍功をぶらさげ論敵を黙らせる形になるのではないかと思っています @akagitsuyoshi
2014-08-04 00:59:59後年、ヒトラーがハルダー陸軍参謀総長に対して、オレに説教するのか、黒色戦傷章も持ってないくせにと、啖呵を切ったのは、それは説得力があったものと思われる。
2014-08-04 00:40:54そうですね、私も以前からツイートやブログで「ジェシカ論法を突き詰めていくと、結論は『現在の衆議院では、安全保障の問題でだれも佐藤正久議員の意見に反対できない』となる」と言ったりしてました(笑) @akagitsuyoshi pic.twitter.com/CxD6jQGG01
2014-08-04 01:17:41ということで、まー長生きしてしまったヘス。そろそろ彼の死までを振り返った本が出てもイイんじゃない? 秘書ボルマンとの関係は? ヘスが和平を求めて英国に飛び立つことをヒトラーは知っていたのか? その後の健忘症は? 死の本当の要因は? いまだ不明な点も多いしね。。 pic.twitter.com/3Eb45IK2UV
2017-12-01 20:34:21ダンケルクの頃の英国内の雰囲気ってどんな感じだったんでしょうね、内閣の方はチャーチルが強固に継戦を主張したので徹底抗戦となったけども、講和派の政治家も多くいたし、ヒトラーもフランスはまだしも英国とは和平を結びたがっていたみたいな話もあるので
2018-01-08 20:05:29映画ラストのあのチャーチルの演説がなければもう少し第二次世界大戦は変わっていたかなとも思うけども新しい世界と植民地に言及しているからアメリカ参戦と英国政府の英本土放棄の可能性もあの演説は示唆しているとも言えそうなんですよねぇ
2018-01-08 20:12:41@CatNewsAgency イギリスは最初っから都市爆撃。ヒトラーはイギリスの軍事施設以外爆撃させなかった(切実に英国との講和を求めていた)が、チャーチルは『ベルリンをできる限り早く爆撃しろ』と政府も軍部も飛越して爆撃団司令部に直に電話を入れて督促。ヒトラーは7回まで我慢したがついに報復都市爆撃にふみきる
2018-01-14 20:49:40この時英国のチャーチルがドイツとの和平交渉を拒絶し、徹底抗戦を決めると同時に、ダンケルクの英軍兵士を救出したことが、最終的な連合軍の勝利への基礎を築いた。この時に英国がナチスドイツと和平協定を結んでいたら、1944年のノルマンディー上陸作戦も不可能だった可能性が強い。
2018-01-21 19:02:38”対独和平に応ぜず 【ロンドン特電十日発】チャーチル英首相は十日の演説で和平攻勢の問題を左のごとく講じた 英国はヒットラー乃至はナチ政権を代表するいかなるものとも断じて交渉はしない、近くベルリンからのいわゆる和平攻勢に接するであろうということは耳にするが、余はここに英国は単独にも
2018-02-03 02:40:02友邦との共同においても自治領との合意においても決してかかる和平交渉に応ずるものではないことを絶対に明かにする、今やソ連の勇敢なる抗戦はドイツの武力に戦懆的打撃を与えドイツの遠征軍は多大の損失を蒙ったうえ茫漠たる草原にさまよってロシヤの酷寒に曝されようとしているのである”
2018-02-03 02:40:03飛行機の中で「ウィンストン・チャーチル」を見た。今月公開されたばかりの映画なのに、もう機内で見られるのね。最新作も少し入れるのか。日本語吹き替えの問題かもしれないけど、電話で話すフランクリン・ルーズベルトの声が幼稚すぎるように思えた。
2018-03-13 07:32:34チャーチルは、ヒトラーを抑えた英雄的な扱いを受けるけれど、結果論だよねぇ。うまくいっていなければ、好戦的過ぎて和平の可能性をつぶしたみたいに言われただろうし。チェンバレンの融和策だってチェコを犠牲にしているのだけども…。まあこういう時の国の舵取りは難しい。
2018-03-13 07:32:34ドイツの対英侵攻作戦の見積もりを、100人を乗せた船200隻で攻め寄せて、と予想していたけど、その程度でイギリス本土を攻略できるのだろうか。30万のイギリス遠征軍がダンケルクで全滅していたら、本当にイギリス本土を守れる兵力がなくなっていたということかな。
2018-03-13 07:32:35映画と関係ないけど、チャーチルはやたらと特殊作戦とかスパイを使った陰謀的作戦が好きな感じだけど、そんな細かいことに首相たる人間が口を出していないで、軍人に任せておき、戦争の全体指導だけやるべきなんでは、と思える。ある種マイクロマネジメントだよね。
2018-03-13 07:37:22「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」見た! WWⅡの最中に首相に就任、独との和平交渉を検討すべきか否かの選択が迫られる中、決して独裁者には屈しない!という強い姿勢でイギリスを導いたチャーチルのリーダーとしての資質が分る作品だった 作品としても非常に面白かった(続く pic.twitter.com/XRhBuTRsAV
2018-03-16 23:29:433/30公開『 #ウィンストン・チャーチル』機内鑑賞。議会に嫌われヒトラーをも怯えさせた男チャーチルの首相就任からダンケルクの戦い迄の27日間を描く。ヒトラーとの和平交渉か徹底抗戦か…迷いと葛藤を制する圧倒的決断力。その裏に隠された実像がゲイリーオールドマン&辻一弘で見事蘇った! pic.twitter.com/PmqToCH2Fq
2018-03-22 18:05:30