きのこのお話でいうところの運命、正しい意味で運命(誰にも知覚されない誰にも操作できない後になってからそうだったと分かる)だと思うよ
2018-04-14 01:49:27だからSNのキャッチコピー、「その日、運命に出会う」というのは、実のところアルトリアにかかってるんだよねコレ。『最初から最後まで《アーサー王》として定められていた英霊が、死後の機会を得て、本来の人生では得るはずのなかったバグ(運命≒恋)を得る」という、そういうおはなし。
2018-04-14 01:52:08これはアルトリアだけじゃなくて、全てのサーヴァントが、「本来の人生では得るはずのなかった機会」をマスターによって与えられる、という、そういう物語群……なんだけど士郎が「マスターとしては例外(機械≒鯖じみた生)」だから、あのキャッチコピーは士郎にもかかってるという。 #また例外処理だ
2018-04-14 01:53:13というか完全にアルクエイドがそれなんだよね……生まれた瞬間から役割があってそれを果たすだけの機会なんだけど、人生でたった一度の交通事故によって機能がバグって恋をしちゃって その想いだけを抱えて役割を果たして機能を終えるっていう……ただそれだけの…………
2018-04-14 01:56:07なおおそらくこれは、きのこと社長の出逢いが消しゴムが落ちたのを拾うという交通事故みたいなものだったからなのではないかと専門家の分析が
2018-04-14 01:57:14転生モノのイメージの「運命」だと「私達は何度でも生まれ変わっては出会う」だけれど、型月世界の転生モノイメージだとすると「私たちは何度も生まれ変わるが出会うのはこの一回だけ。それが運命」って感じだから #何度も出会おうとした奴もいましたがそいつはラスボス化して死にました
2018-04-14 02:00:37UBWでエミヤがアルトリアにいった、「俺とお前はまた同じように巡り合うだろうがお前を救うのは俺ではないんだろうよ」というのが、こう、運命って感じ。同じようなことは幾度となく起こるが特別な例外事故はおきるのはそのときのみという
2018-04-14 02:06:04ベオウルフをエミヤ族足らしめてるのは戦闘狂設定(エミヤが戦闘狂というわけではなく理性とは無関係の衝動を抱えているという点がアルトリアよりも士郎に近いという意味)なので、コレを差っ引くとアルトリア寄りになるみたいな感じスね #カリスマの代わりにベルセルクがついてるのは示唆的
2018-04-14 02:08:55マジできのこ的には「恋はバグ」だからね……マシュ・キリエライトも、『デミ・サーヴァントとして作りだされて、デミ・サーヴァントとして使命を果たして死ぬ』というのが本来の生(役割、機構)だったんだけれど、バグで恋をして、バグだったから生き伸びた、っていう話だし……
2018-04-14 02:08:59ぐだ以外の誰でも(Aーちーむのメンバーでも)マシュは同じように命を放りだして守っただろうけれど、それは感傷ではなく役割を果たしただけなので、○○○はそれを「美しいものを見た」とは言わないだろうなーという。でもそれは本来マシュに想定されていた「役割」ではない例外処理だという。
2018-04-14 02:12:25そう、結論だけ見ると、あいつがやったことって何も意味がないというか、余計な回り道しただけで最初からしなきゃよかったじゃん、っていうことなんだけれど、でもそれは無駄ではなかったし価値のあることなんだ、というのが○○○の決断なんだよ……回り道すること自体が重要なんだ……
2018-04-14 02:14:30救いがないことを賛美しているというか、「最後に救いがないのだとしても、その過程を全力で駆け抜けた生を尊いと賛美する」というのが個人的には正しいのですが、完全にきのこ概念
2018-04-14 02:15:24「ラストに救済が待っているのなら、途中が苦難でも耐えられる」というのはわかりやすいし好きだけれど、「ラストに救済がまっていなくても、それでも生まれ落ちた以上は道を歩む」というのは、もう尊い以外の言葉はない……いや一杯ある……つらい……尊い……
2018-04-14 02:16:24