ポストモダン主義という視座からの安倍政治批判

ピゾナ @pizonat

＃ポストモダン という観点からの ＃安倍政権 への批判ないしは否定。ポストモダンへと至るには、安易にプレモダンを無邪気に実行すればいいのではなく、近代という前提、基盤があって初めてその先に実現する＝前近代と合流する（ポストモダンは近代と前近代の合流点）。

ピゾナ @pizonat

つまりポストモダン主義者であって初めて安倍政権の本質的批判が出来るのではないか？。単に敵視され存在を否定され生存を否定されるから反安倍という形で抵抗するというのでは理論的説得力が無いのだ。まず、脊髄反射的な反安倍主義から脱却しポストモダン主義を左派リベラルの立脚点として措定しよう

ピゾナ @pizonat

安倍政権は実質的独裁政治により役人に忖度を実質強制し近代国家を破壊した。ポストモダン主義者は近代を否定するが破壊はしない。近代は超克するべきものとしてあるが、近代を破壊してはポストモダンに至らず、安易な前近代への回帰にしかならない（自民党改憲草案がそれ）。

ピゾナ @pizonat

ようするにポストモダンに至るために近代は完成したものとして確実に作動せねばならないのである。単なる近代の維持に留まる近代主義では、方便としての前近代への回帰に対抗できない。ポストモダン主義であって初めて近代の破壊に対する本質的抗議が可能なのである。

ピゾナ @pizonat

近代世界は必然としてポストモダンに至るし、至るための理路としての近代は正確に作動せねばならない。完成された近代を経ない安易なポストモダン志向は前近代への安易な回帰であり危うく無意味なものでしかない。

ピゾナ @pizonat

必然的に近代の破壊に至り、前近代への安易な回帰を方便として肯定する安倍政権をポストモダン主義という視座から批判する必要があるのである。自民党改憲草案、緊急事態条項、共謀罪etc、安倍政権の問題点はこの観点からかなりの部分を説明できる。

ピゾナ @pizonat

わかりやすく言えば、#森友学園問題 というのは ＃座間事件 と通底している。どちらも近代の原則をすっ飛ばしてしまったがゆえに起こった悲劇であり事件。近代という原則をすっ飛ばしたがゆえに、その隙に犯罪者がつけこんできたという構図が本質。

ピゾナ @pizonat

だからこないだ書いた「仮想通貨≒分散台帳技術でゆるふわなポストモダン社会が作れるのではないかという話」から繰り返し書いているが、近代を前提、土台としない安易なポストモダンの実行＝前近代の安易な模倣は危険ということ。安倍政権の危険性の本質もまさにそれなの。togetter.com/li/1214730

ピゾナ @pizonat

おおざっぱツイート。安倍政権が近代を破壊したことにより、日本は前近代へと必然的に後退したのではないか？。近代を維持した上でポストモダンへと至るという方向を目指すのが王道、正道ではないか。

ピゾナ @pizonat

前近代（プレモダン）にも良いところがあったのは事実だし、その良かったところに近代という回路を経てたどり着くのがポストモダンなのであろう。100歩譲って言えば、明治憲法にも良いところはあるのかもしれない。しかし、近代の破壊によって明治憲法の理想に辿り着こうとするのは間違いであろう。

ピゾナ @pizonat

ポストモダンは前近代と近代の合流点。近代の破壊という経路によってはポストモダンに至ることはできない。近代の破壊によっては、必然的な前近代への後退か前近代の安易な模倣が関の山であろう。あくまで、近代という前提、土台によって、前近代の良かった部分へと至らねばならないのである。

ピゾナ @pizonat

文学史で言えば芥川の自殺から太宰の自殺というのがあるわけだが、今のこの長期安倍政権による、いわば安倍時代というのも近代の瓦解であり、芥川や太宰が生きていたら自殺するほどの異様な時代なのかもしれない。しかし死んではいかん。コーランで神（アラー）が自殺したら地獄に落ちると明言している