4月10日　小出裕章氏インタビュー（by岩上安身）

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

放射能の危険に関する積極的な廃絶理由は議論の余地がないとして、では消極的な理由に対する疑問はどうするか。1）今から原発の無かった昔に戻るわけにはいかないので、今ある原発を止めるとして、現在稼働中の原子炉54機を止めて廃炉にするための膨大なコストはどうするのか。（続）

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

（承前）2）原発を止めることによるCO2削減量は、その代替として稼働することになる火力によるCO2排出増量を上回ることができるのか。廃炉作業では大量のCO2は出ないのか。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

それから、政治的な理由にどう答えるか。つまり、被爆国で、憲法9条がありながら、国が原子力（核）を手元に置きたかった国の事情をどうするか。つまり、手元に核兵器転換可能の原子力技術と核燃料を持っていることは、戦争抑止力として機能し、自衛力強化になっていると言われたらどう反論するのか。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

「廃炉コスト・CO2のトレードオフ・原子力技術と運用経験の蓄積」これをどうするかは、当然日本国民が決めるべきことです。国は、本質的な問題から国民の目を逸らして秘密裏に決めてきた態度を改めて、問題のありかをちゃんと国民に示して国民自身に考えさせる。それが民主主義の政府ってもんです。