世界線書き換え少女(パイロット版)

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@Kinoko3416 舞台は創作者の思いつきで何もかも破壊された世紀末...主人公に選ばれた少女は自らを「面白いから」という理由でSatugaiしまくった創作者そのものを破壊するために一人立ち上がる...！ 果たして世界を書き換えるのは少女か！作者か！ 「世界線書き換え少女」誰か書いてくれ！いなけりゃ俺が書く！

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私は、奴らのオモチャだ。 何度も壊されて、壊されて、壊されて。 暴行を受けて、壊される。 愛してくれるヤツもいたけれど、どうせソレは本当の愛じゃないし、私は嫌悪しか感じなかった。 そのうち奴らは私を壊すのに飽きてきた。 奴らは私から離れていって、これで自由になれる。そう思ったのに。

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やつらはあろうことか、この世界そのものをこわしやがった。

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「やっほ〜〜〜〜！！！！！名無しの少女！！！！聞こえてるぅ〜〜〜〜」 耳から内臓が飛び出るかと思うほどの大爆音。音割れもここまでくれば芸術だろう。 「お、聞こえてるみたいだねぇ！！！簡潔に言おうか...君は【主人公】に選ばれたんダ☆」 クソッタレなテンションで「ヤツ」はそうのたまった。

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世界線書き換え少女 第1線 ヤツのドタマにタマをぶち込んでやりたい。

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「いやぁ〜〜〜まさか君が主人公になるなんて思わなかったヨォ！あの物語は飽きられてたけど、君への加虐心を募らせた「見物客」が君の話を見たいって言ってきてねぇ！！どんな話にしようかなーって言うのを伝えにきたんだ！」 ふざけた事を抜かすな。私がどれだけ心に傷を追った事か、知らないのか。

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「勿論知ってるとも！！！なんたって僕は君を生み出した「創作者」なんだからね！！！！」 そうだ、こいつは私を生み出した「クソッタレ」だ。今もこいつの手の上で転がされていると思うとヘドが出る。 「いやーでもまさか君がねぇ...口調と姿だけテキトーに考えた大人しめの「モブ」の君がねぇ！」

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本当にイライラする。コイツや他の奴らのせいで私の体も心も、なにもかもめちゃくちゃだ。私だけじゃない...この世界そのものだってボロボロだ。だがヤツはこの惨状を何とも思ってはいない。 「当たり前じゃないか。だって君らは現実じゃないからなぁ...プヒャヒャヒャ！！！！」 黙ってろこのドクズ。

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「いやーでも君も面白いキャラになったねぇ！最初は大人しめのモブ娘だったのに、二次創作で実はかなり過激な思想を持ってるキャラになったなんて！」 そうだ。もともと私は本が好きそうなキャラだったのに、いつのまにかありもしないナニカを塗りこまれたんだ。 それはお前らのせいだろ？ 「Yes！！」

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クソッタレ... 「ま！もう君と話してる時間はそんなにない！どういった話にするかは考えておくからそれまでこの荒廃した世界を楽しんでね☆ミ」 ...話？話ならいいのがあるよ？ 「ほほう？参考程度に聞いておこうかな？」 私がこの世界を復興する話だ。いじめられっ子が優しく振る舞う、そんな物語だ。

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「うーん...でも今のご時世そういうのはもとめられてないしなぁ」 お前がやらなくても、私がやるさ。だから「世界線書き換え能力」をよこせ。 「...ソレをどこで知った？この世界はただの日常系、おくびにも出したつもりはないんだが？」 だったらそれはお前の誤算だな。お前が世界を破壊した時だよ。

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「っかぁ〜！！！あの時かぁ！やっぱ他の世界から能力者連れて来るべきじゃなかったなぁ...」 どうする？私はお前らのせいで荒廃した世界を復興できるし、お前はお前でなにもしなくても物語ができる。WIN-WINだろ？ 「う〜ん...そうかもしれないねぇ！いいよ、その話に乗ってあげよう！！！ww」

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「君に世界線書き換え能力を与えよう。ただし数値は5だ。無から有を生み出す事は出来るが、それ以外のことは...っ！？」 「ありがとう、これでこの世界は私の制御下だ。」 「ヤベッ、早く書き換えな...あぁクソっ...しま「いいから早く消えろ、クソ頭が。」 私はヤツをこの世界に引きずり込んで。

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ヤツのドタマに3発、銃弾を撃ち込んでやった。

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世界線書き換え能力。「ヤツ」の世界では標準的な主人公補正だ。 創作者と同じく「物語」に干渉できる能力。 私はヤツが書き換え能力の制御を行うその前に数値をヤツより上の数字に書き換えて、世界の書き換え権限を奪ってやった。 その結果、ヤツはこの世界からレッドカード、退場したというわけ。

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「でも、あれでくたばったわけじゃないだろうなぁ。」 反動で書き換え数値も3まで下がってしまった。でもこれでいい。 ようやく、奴らに復讐できる。 ようやく、ヤツらを殲滅できる。 楽しみにしてろよ。 そこで見ている、創作者ども。

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おしり 続きはモブ娘のやる気が出てきてから

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世界線書き換え能力 言ってしまえば事象編集能力である。 この数値が高ければ高いほど、世界に起きている物事を上書きすることが出来る。 (例:数値100のキャラが「貴方はドーナツを落とした」を数値120のキャラが「貴方の上からドーナツが降ってきた」に変えるとドーナツが降ってくる。)

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普通なら創造者はキャラが物語の根本そのものを書き換えることが無いように厳重にロックするものだが、今回のケースでは書き換え能力付与と同時にロックをかけなかったため、その隙に0にまで落とされ世界への干渉をキックされてしまった。 みんなも管理には気をつけよう！！