1988年5月10日（火）の旅日記

桃岩荘人 @namihei1224

0800起。今朝は腹痛なし。あったかくして寝たからかな。軟便ではあるけど。成都は暑かったり、寒かったり。5階トイレはいつもすいてて、好。まず今日の延泊手続き（10.5元）して隣の汽車駅へ。近くて便利。さすが交通飯店。 pic.twitter.com/CaEkGZiPy6

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交通飯店の宿泊代領収書。#China1988 pic.twitter.com/8R4gnnMidL

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大足行き買う。8.9元。明朝0650発。重慶行きはない。ついに耐え切れず、パン0.15元。うまい、ホワホカ。腹ペコだったから。チャリを借りて（0.6元／1h）錦江賓館へ。中に入れず右の方の置き場へ。ホテル内に入る。初めて外汒免除証見た。 pic.twitter.com/MYLAi5Z7CI

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5月10日、体調の波が収まらぬ中、成都を発つことを決め、翌朝の大足行きバスチケットを購入。 twitter.com/namihei1224/st… pic.twitter.com/qjUlmAiRFA

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ホテルで思わずパン2個1.2FEC。たまらなく旨い。ケーキも売ってる。ウニコへの手紙をコピー1枚3角（B4から4角）FEC。約10円。コピー機は日本製。カタカナで「チョットオマチクダサイ」2枚失敗したのが、すごくもったいない気がした。手紙を送る。 pic.twitter.com/lizKgrejBQ

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チャリ置場で喧嘩。たった20分で3角も要求されたから。1角おいてでてきた。チャリでGPOへ。これが遠い。そして新聞、段ボール。段ボールは比較的簡単にタダで入手。新聞が大変だった。どこにも売ってない。中国で昼前にその日の新聞を入手するのは至難なのだ。

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あちこちあたり、あきらめつつ、郵電局本部へ。親切な人がいるもので、言葉もわからないのに、何とかして入手、しかもタダでくれた。ここらへんで一番の四川日報だ。

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謝謝。中国ではどこに誰に頼むかで全く違う結果になる。最初お姉ちゃんに没有と言われたのに、そこからでてきた。すぐ箱詰め（テープと鋏はカナダ人たちに借りた）。FECを要求される。コノヤロ。段ボールとしこたま格闘した後にまた、ここでも交渉か。やれやれ。

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さて、ではと、小包と印刷品と分ける作戦にする。だってまとめて107.9FEC（航空便）、分けると83.3（空）、12.6（船）だもん。FECじゃとんでもない。ってことでここでは小包のみ送ることに。種々手続き終わったのが昼過ぎ。

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頃合い見計らって賄賂（ペン3本）作戦しようとしたが、窓口の姉ちゃん堅そうなので、泣きで迫った。今FEC30 しかなく、もう出発するから換金できないと。OK。よし。びしっとテープでとめて、ちゃんと届きますように。1300ほっとして外へ。雨。がーん。

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10日、成都から送った航空便小包📦に貼った切手 pic.twitter.com/pSEzqR2iMz

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日本への国際小包代の領収書　#China1988 pic.twitter.com/iSYsfURYoK

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もってたCHINA DAILYを使ってザックを覆い、走る。雨宿りかねて飯食うか。小龍包子4元、パーコーメン0.8元。次の店で銀耳粥0.5元。名物だそうだけどここらの粥は甘い。ウイリー缶1.8元。これも旨くなし。小雨がやんだりふったりの中、趙雲の故宅があった駱公祠亭探す。

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錦江賓館のフロントで聞いてきたあたりでわかったことは、この亭は名を変え、今は和平亭。主に老人に当たったが、趙雲故宅を知る人は見つからず。この亭は片側がアパート建っていて、旧い面影ない。でもこの辺りをくるくる回れて、まあ面白かった。古い町並みが残っている地域。

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それにしてもチャリのサドル、固くてケツが痛い。2年前と違って変わったと思うことに自転車がある。昔ながらの横にパイプが通っている型だけでなく、またぎやすいママチャリ型が出てきたこと。のりやすいもんよ。他に車。走っている数がすごい。New Crownなんてのもある。

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最も内装はカローラ並だが。それから割り箸の登場。写真現像所の多さ。人々の服装も様変わり。いずれも大都市に限るけどね。蜀の宮跡推定地へ。今、運動場を建て直しているので、遺跡みつかるかもね。陳麻婆豆腐は地図上の場所にはもうない。百貨大楼へ。すごい。さすが成都。

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何しろ四川だけで日本より面積人口とも上回る。昆明とは桁が違う。綺麗で品は豊富。もう少し待って、ここでウニコへの品物買えばよかったといつも後悔。大きい茶封筒代用品購入。日記帳もここで買うべきだった。でもやはり箸がない。

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レンタサイクルが面倒なのは、街角停めるたび、金とられること。分単位だけど。「ティンプトーン」でごまかしたり。宿近くの郵便局を知り、新しい成都市内地図買っていく。ここでもひと悶着。

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まず誰も英語解せない。もっとしっかりした袋に包み直せという。押し切る。次に苦労して手に入れた四川日報を党の新聞だからといって×。1人対5，6人の対決の末、勝つ。そんな法律などないのだ。正義は勝つ。なんだかんだで1700。

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RMBで12.8元払った時、外は小雨だし、疲れたので杜甫草堂、武候祠あきらめる。孔明よ永久に。おとといの入場券、切られなかったのでもう一度使えたのになあ。 pic.twitter.com/eFW0GsQhgW

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道に迷い、雨にぬれつつ、1800帰る。チャリ返却。4.8元。川沿い、こっち側のレストランへ。ここでも喧嘩。でも姉ちゃんの達者な英語に舌を巻き、退く。白飯、辛味抜きの麻婆豆腐、鶏のフリッター（旨かった）、三鮮湯（旨し）計10.1元。太貴。三鮮湯は各地いろいろなので、よく試そう。

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錦江で明日用にまたチョコ。ローヤルゼリーチョコ0.9FEC。5千円を両替、レート1.65でチェンマネ。これで当分OK。麗江→金江のバスで出会った梅林氏（32歳）と再会、ここに90元で泊まっているという。コーヒーおごってもらう。久々のうまいコーヒー。だって３FECもする。

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5月10日、成都錦江賓館で5千円両替時のレシート。 twitter.com/namihei1224/st… pic.twitter.com/8aqrRmTtaW

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成都市内の主なホテル。地図に掲載されてるリスト。#China1988 pic.twitter.com/EiwESf550s

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梅林氏から色々話を聞く。仏から中まで大陸性民族とか。彼も大学一年の時、一年休学、10年前欧州→インド・アフガンを94万円で旅したとか。楽しいひとときを過ごす。2130帰宿。シャワーのあと、カナダのおばちゃんたちと例によって話して、0000寝る。