放射線恐怖症にならないための怪しい情報の見分け方⑧世界のトリチウム排出量は見ないほうが良い

ひょっとここ（一部bot） @hyotto_koko

「世界の原子力発電所等からのトリチウム年間排出量」という資料を見て驚いている人がいるようです。資料にある膨大な数字だけを見て不安を募らせ、放射能ノイローゼにならないように少しだけ勉強しましょう。 pic.twitter.com/h7WoRt1Vcq

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meti.go.jp/earthquake/nuc… 恐怖を抱かせる部分だけを切り取って流されることがよくあります。不安な気持ちにさせられたまま終わらないために、元の資料を見ておきます。

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「日本周辺における自然由来のトリチウムの存在量は約1600兆～約12000兆ベクレルであり、自然由来のトリチウム生成量は年間約110～670兆ベクレル。」 自然界でもトリチウムは常時生成され平衡状態を保っていることがわかります。 pic.twitter.com/ard8Y8f2hD

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「核実験によるトリチウムの生成及び日本の原子力発電所等におけるトリチウム排出量（平成22年度）」の数字もかなりのものです。ただ、全体的な数字は大きすぎてこれを見せられたら不安な気持ちにしかなりません。「近隣海域のトリチウム濃度」を見ればそんな気持ちも少しはましになると思います。 pic.twitter.com/8xSiVbR9pr

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「WHOの飲料水水質ガイドラインの濃度は1万ベクレル/リットル」とありますが、毎日1リットル（1万Bq）を1年間飲んだ場合、トリチウムを経口摂取した場合の実効線量係数は、1.8×10-8 mSv/Bq なので被曝線量は約66μSvになります。「世界の～年間排出量」だけを見せられて不安になる必要はありません。 pic.twitter.com/Z1NkWYQugC

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env.go.jp/chemi/rhm/kiso… 参考：自然放射線による年間の被曝線量（日本平均）は2.1mSv pic.twitter.com/agd9GCPOrV

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cnic.jp/knowledge/2116 "トリチウム（水素-3、3H）放射線エネルギー（100万電子ボルト）　ベータ線， 0.0186(100%)　生体に対する影響 10,000Bqを含む水を経口摂取した時の実効線量は0.00018ミリシーベルト、10,000Bqを含む水素ガスを吸入した時の実効線量は0.000000018ミリシーベルト"