2018-05-24のまとめ
なかでも「非大都市圏→大都市圏」における高学歴化が著しく、最後に卒業した学校が「大学・大学院」の割合は 47.2%と約半数にのぼる。つまり、比較的若い年齢層において、「非大都市圏→大都市圏」の高学歴化が目立っている。
2018-05-24 22:06:43初婚後年数別、最後に卒業した学校別の平均子ども数 pic.twitter.com/a6N4yRiqk5
2018-05-24 22:06:44最後に卒業した学校が「大学・大学院」の平均子ども数は初婚後年数5〜9 年を除いて最も少ない値となっており、学歴が高いほど子ども数が少ない傾向は明らかである。
2018-05-24 22:06:44詳細には本調査データやその他の統計も併せて検証する必要があるが、「非大都市圏→大都市圏」において平均子ども数が少ないことの一因として、他の移動類型と比較して高学歴であることも影響している可能性がある。
2018-05-24 22:06:45出生地の地域ブロック別にみた現住地別の平均子ども数 pic.twitter.com/RkIilBl90Q
2018-05-24 22:06:45すべての地域ブロックにおいて、現住地が東京圏の場合の平均子ども数は、現住地が出生地と同一ブロックの場合と比較して少なくなっており、中部・北陸および中京圏を除き、現住地がその他地域ブロックの場合と比較しても少なくなっている。
2018-05-24 22:06:46出生地の地域ブロック別に多少の差はあるものの、東京圏以外から東京圏へ転出した人の平均子ども数が少ないのは全国的な傾向であるようにみえる。
2018-05-24 22:06:46現住地の地域ブロック別にみた出生地別の平均子ども数 pic.twitter.com/JjngxI8Gnf
2018-05-24 22:06:46とりわけ目立つのは、出生地が東京圏で現住地が北海道・東北の人の平均子ども数の少なさである。出生地と現住地が同一ブロックの場合、九州・沖縄を除いて平均子ども数の水準に大きな差はなく、
2018-05-24 22:06:47北海道・東北では、東京圏出生者の低出生率が当該地域における出生率回復傾向の鈍さに影響している可能性もある。
2018-05-24 22:06:47日本以外の国・地域の国籍をもつ人の割合は全体の 1.0%であり、そのうち約 6 割が国外生まれ、約 3 割が日本生まれである。男女別では、女性が 1.0%、男性が 0.9%と女性がわずかに高いが、年齢別では 15〜29 歳および 30〜39 歳で、その割合が高くなっている。
2018-05-24 22:06:48国外生まれの人の割合は全体の 1.2%であり、そのうち国籍が日本以外の国・地域の人の割合は約 5 割である。男女別でみると、国外生まれの人の割合は女性のほうが男性よりもやや高くなっている。
2018-05-24 22:06:50国籍が日本以外の国・地域の人の内訳(上位 3 か国・地域) pic.twitter.com/wehItAYruQ
2018-05-24 22:06:50国籍が日本以外の国・地域の人を出生地別にみると、国外生まれで最も多いのは中国籍で、次にフィリピン国籍となっているが、日本生まれの人で最も多いのは韓国籍となり、全体の 5 割以上を占めている。
2018-05-24 22:08:10国外生まれの人の出生国・地域の内訳(上位 3 か国・地域) pic.twitter.com/vHwwEByfHr
2018-05-24 22:08:10国外生まれの人では、国籍が日本か日本以外かに関わらず、最も多いのは中国生まれであるが、以下、国籍が日本以外の国・地域の人の出生国・地域がフィリピン、韓国とつづくのにたいして、日本国籍の人の中では台湾やロシア(樺太地域を含む)で生まれた人が多くなっている。
2018-05-24 22:08:11国外生まれの人の日本での居住歴(居住地が国内であった人の割合) pic.twitter.com/LjN2mD14rO
2018-05-24 22:08:11初婚の直前と直後の居住地が日本であった人の割合を比較すると、女性では 10 ポイント近く上昇しており、男性と比較して、結婚(初婚)をきっかけに来日する人の割合が相対的に高いと考えられる。また、5 年前の居住地や 1 年前の居住地が日本国内であった人の割合が、
2018-05-24 22:08:12男性よりも女性において高いということは、国外生まれの人のうち、比較的最近来日した人の割合が女性において想定的に低いということを示唆している。これらの結果から、国外生まれの人については、男性よりも女性において定住化傾向が強いことがうかがえる。
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