【個人用】好きな本

結城由羅＠世界忍者国 @yura_yuki

【好きな本２３】 「算数物語」小説ではなく読み物でしかも今は絶版なんだけど、子供の頃無茶苦茶好きで何回も読み返した学習読本。この本がなかったら数というものに魅力を感じなかったろうし理系には進んでなかったと思う。復刊ドットコムに希望が出てたので投票してきた。 fukkan.com/fk/VoteDetail?…

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【好きな本２４】 「ザ・クオンツ　世界経済を破壊した天才たち」リーマンショックがあれほど劇的に進行した裏には、ＩＴ化によって取引がオンラインシステム化されてて、その裏で動いていた数理モデルが異常事態に対応できなくて暴走したって話があるんですが、その経緯や仕組みがわかって面白い本。

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ちなみに、数理モデルはポワソン分布、つまり正規分布に基づいてたらしく。統計処理でも分布が違うと検定や推定が不可能になるように、異常事態でデータの分布が崩れたら役に立たなくなったという、まあそういうお話でした。そりゃそうだ、みたいな。 さて、好きな本紹介残スタックは4冊。 24/28

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【好きな本２５】 「銃・病原菌・鉄」文明を築くには余剰生産力が必要で、余剰生産力のためには生産効率のいい作物がなければならなかった。みたいなロジックで人類文明史を紐解いていく楽しい本。ユーラシア大陸が菌まみれだったせいで、アメリカ大陸でパンデミックして８割死んだとか録でもない話も

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割と大雑把なのでんんん？と思うところはあるんだけど（アルファベットの方が効率が良いのに日本人が漢字を使い続けるのは社会的ステータスのせい、みたいなのとか）、まあ対象が大きいからおおまかなのはしょうがないよね感はある。

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【好きな本２６】積んでたので… 「ルワンダ中央銀行総裁日記」リアル内政チートと言われる、ルワンダの中央銀行を一時期立て直した服部氏の自伝。別まとめ togetter.com/li/885702 で知った旧軍の暗号解読の教官という著者の経歴にもときめくものがあります。現実は小説より奇なり系のアレ

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【好きな本２７】 臣民の道の冒頭読んで思い出したので「阿片王 満州の夜と霧」。かつて帝国主義国家が植民地を弱体化・収奪するために利用していた阿片売買。日本も資金調達のために工作員を送り込み、シェア争いをしていた。阿片王と呼ばれたその工作員里見甫とそれを取り巻く人々の物語。好き。

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まあ、当時は阿片窟は割と普通でしたからね。ホームズも阿片窟で水パイプ吸ってる話あるくらい（ただし、ワトソンに見つかって怒られる）。満州国では徐々に減らすという方向で阿片専売をおこなったり こないだ行ったシンガポールの博物館にも歴史の中の文化のひとつとして阿片窟の展示がありましたネ

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関東軍の資金源としての阿片売買は割と有名らしい（が、この本からつる手繰って知った思い出） 昭和の妖怪・岸信介は「アヘン密売」で絶大な権力を得た!? 今さら聞けない「満州国の裏面史」 gendai.ismedia.jp/articles/-/492…

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麻薬は（簡単に人が壊れて元にはもどらないので）倫理的に問題があるけど、依存性が異常に高く、値を釣り上げても買う＝儲かるので、倫理観の欠けた組織の資金源になりやすいんじゃよね… こないだ何かのゲームで麻薬的なアイテムだと高額で売れるみたいなブラックジョークが流れてきてて苦笑したわ

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【好きな本２８】 「私説三国志　天の華・地の風」JUNEが興隆していたころに書かれたガチやおい（今でいうところのBL）な三国志。作者の名から江森三国志とも呼ばれる。傾国の美女のように妖艶な孔明を中心としたドロドロとした愛憎劇が大変良い。相手は当然男ですが。考証はしっかりしているらしい。

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腐仲間にお勧めされて割と最近読みました。題材が三国志なので特に古臭さとかはない…はずだけど、最近のライトなBL風味ではなくドロドロしているので、好みは分かれるかも。 おまけ 江森三国志 www5.synapse.ne.jp/kabahiko/newpa… やおい的歴史ねた kotoito.net/blog/2002/11/1…