映画『聖なるもの』 監督:岩切一空 音楽:ボンジュール鈴木 youtu.be/Kyxd0HUzzMU
2017-06-24 21:00:17[あらすじ] 4年に一度、映画研究会に現れるという「怪談の少女」。「少女」に選ばれ、彼女と作った映画は必ず大傑作になるという。一本の映画も撮れないまま大学3年生になってしまった僕の前に現れた黒髪の少女「南」。優秀な後輩、伝説の先輩に囲まれ焦った僕は「南」を自分の映画に誘うが…
2017-07-01 22:35:26撮影の度に監督「まりかさん今日は宇宙と繋がってますか?」私「...あ、忘れてました」すると撮ってくれない。最早監督の頭の中は広大な宇宙。どんな映画なのか全くわからない。監督だけが全容を知ってる、そんな映画。すごいでしょ?すごいの。来月公開。 twitter.com/vitu_vitakatif…
2017-07-16 02:04:08『聖なるもの』前作『花に嵐』と同じ撮影スタイルを踏襲しているけど、フェイクドキュメントというジャンルの特殊性を強調したことで物語の演出が不安定な印象だった前作に対し、今回は序盤から完全フェイクだろうが面白ければ問題なしという思いきりの良さがあって、爽快な程ひたすら面白く観通せた。
2017-08-16 00:21:36『聖なるもの』撮影スタイルや物語設定は『花に嵐』と共通するけど、監督自身が幸薄感を拗らせてた前作とは対照的に、今作は南美櫻と小川紗良という2大ヒロインに囲まれるばかりか同居までして、さらにそこに降りかかるのがボンジュール鈴木による激甘官能ゴスロリポップのシャワーだから多幸感が凄い
2017-08-16 00:40:12『聖なるもの』前作よりも遥かに娯楽度を上げ、物語の面でも笑い所の面でも面白さを格段に高めながらも「映画づくりとは何なのか?」という前作から継承するテーマについては、シリアスムードだった前作以上に深い次元で探求がされていて、タイトルワード出現以降の展開には遥か彼方へぶっ飛ばされた。
2017-08-16 00:52:53『聖なるもの』男性の岩切監督にとっての、女の子という存在と映画という存在の関係性を自身で解き明かそうとした作品であるように見えた。それを下心や助平心ではなく“聖なるもの”と呼べるだけの、映像による捉え方が本作には詰まっていると思えたし、人間とは何かの追求さえ同時に実現されている。
2017-08-16 01:00:18岩切一空監督の新作『聖なるもの』清々しかった!好き嫌いは別れる映画、そんなことはとっくに承知で、主観や客観、映画を問いながらも突き進む姿は唖然…、いや圧巻。前作『花に嵐』の兄弟か、中毒性なら進化系か。早くももう一度観たい。今はなき渋谷東急の大スクリーンで包まれるように、なんて。
2017-08-16 01:07:42岩切一空監督 聖なるもの、謎の美少女、轟音のタイトルクレジットからフルスロットルで駆け巡る岩切味に調理された極上のサンプリングポップカルチャーを味方につけ、直参も新顔も聖なるもの達を引き連れ、宇宙を超えて何処まで行ってしまうこの男は遂に聖なるものになってしまった…体験せよ❗️。 pic.twitter.com/FpQzLR4Z8y
2017-08-16 18:31:46前に松江哲明がツイートしてたが岩切監督は「説明台詞が好き」という。確かに『花に嵐』は急に説明台詞が入り少し困惑したがしかしその台詞を言ってたのはステレオタイプな嫌な女で急に閃いたように説明を始め、そしてホラーの定説の如く最後に殺される、て展開にはとても好感を持っている。
2017-08-16 23:33:56『聖なるもの』には説明台詞にも違和感は無かった。それより、黒髪の少女よりも重要なのは細かい人間関係がある部分では抽象化され、ある部分ではないがしろにされ、更にアフリカ部族の言葉みたいな引用がラストの暴走に繋がっていたかどうかも解らない展開に一気にアクセルを踏み続ける爽快感を得た。
2017-08-16 23:43:16聖なるもの、ボンジュール鈴木さんの刺激的かつ暴力的爆音の楽曲の嵐の中で魅せる南美櫻さんの身体的モーションの某シーンが圧倒的に今作の白眉です…これをリアルタイムの劇場で、スクリーンで体感しなければ、その衝撃は十二分に体感出来ません。これは本当にマジメな話です。 pic.twitter.com/j9C4BmnsUQ
2017-08-17 00:49:41岩切一空監督『聖なるもの』鑑賞。心から感動した。画面の中に宿る“スケール”を信じる人だけが撮れる映画。遠近が混在する場所からピントが合う存在。脳細胞と同じ構造の宇宙が誰かの頭上に春の花を咲かせる。そんな画面をほれぼれしながら見ていた。映画自体が虚実の“その先”へ送り出されていた。
2017-08-24 23:22:05昨日の…てかもはや今年ベストかもしれないくらいの衝撃は岩切一空監督『聖なるもの』…今年ベストだったはずの『お嬢さん』が霞んでみえるほどのパワー!パワー!パワー!映画と女子えの有無をいわせぬ狂気のエネルギーアングル…もはや映画の新しい表現、領域をこじ開けようとする気概を感じました🎬 pic.twitter.com/dnv4DK15FJ
2017-08-25 09:02:52