2010年4月2日

科学の重要性を個別のテーマ別に説くのではなく、科学一括りに説くことについて

fuku33さんと交わした議論。fuku33さんの許諾をいただいて、TweetをReTweetした。投稿者がどちらも私なので読みやすいようにfuku33さんの発言は青字にした。
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next49 @next49

RT @fuku33 先日筑波でのミーティング以来、理系の先生方のお試みを拝見していると、なんだかマクロに偏っていないかな、と。一般論にすることで見えなくなっているものこそ、いま効いているファクターではないかと思うのです。

2010-04-02 23:49:37
next49 @next49

RT @fuku33 科学者一般が、もうちょっと言うと自然科学者一般が、その活動を社会的に理解され、評価され、共感が社会に広まるというようなことが、いまさら期待して起きるものでしょうか。

2010-04-02 23:09:51
next49 @next49

RT @fuku33 公共機関であれ自治体であれ企業であれ、もっと、アカデミックな世界を見る目が、肥えて、かつ、醒めてはいないでしょうか。つまりみんな、「アカデミック全般を応援するのはもういい、その中で応援しがいがあるの誰なんだ?」

2010-04-02 23:10:07
next49 @next49

RT @fuku33 むしろ社会の側は、「もうすっかりアカデミックな人たちの活動の重要さはわかった、でもそれをいっしょくたにするのはもういいだろう」と思っているのが現状ではないでしょうか。

2010-04-02 23:10:27
next49 @next49

RT @fuku33 そのときには、個別具体の各研究者、彼らのプロジェクト、その意義を訴えること、それも「他の選択肢に投資するよりこっちがいいよ」と説得力を持って訴えること、それによってここのプロジェクトの意図がブリリアントになること、

2010-04-02 23:10:57
next49 @next49

RT @fuku33 それに社会が注目して、その気になればそれを支援する気になること、その個別具体のミクロの合算が全体になるべきで、一般論がマクロになるわけではないと思うのです。

2010-04-02 23:11:24
next49 @next49

この点がキーとなる問題意識ですね。 @fuku33 むしろ社会の側は、「もうすっかりアカデミックな人たちの活動の重要さはわかった、でもそれをいっしょくたにするのはもういいだろう」と思っているのが現状ではないでしょうか。

2010-04-01 23:28:05
next49 @next49

.@fuku33 確かに十把一絡げで「良い」「悪い」と言わず、良いものは良い。悪いものは悪いとして個々に判断していこうというのは、現在、多く見られる考え方だと思います。私も、いろいろなものについてそう判断したいと思っています。

2010-04-01 23:29:42
next49 @next49

この部分には特に異論がありません。 @fuku33 個別具体の各研究者、彼らのプロジェクト、その意義を訴えること、それも「他の選択肢に投資するよりこっちがいいよ」と説得力を持って訴えること、それによってここのプロジェクトの意図がブリリアントになること、

2010-04-01 23:31:29
next49 @next49

私はここの部分において、今はまだ社会が注目できない、また、その気になっても支援する仕組みがないと認識しています。 @fuku33 それに社会が注目して、その気になればそれを支援する気になること

2010-04-01 23:32:23
next49 @next49

.@fuku33 社会が注目できないと思う理由は、第一に研究・プロジェクトの目的が日常生活からかなり乖離したものであること。つまり、すぐにはその必要性、重要性、有用性が理解できないことがあると思います。

2010-04-01 23:38:49
next49 @next49

.@fuku33 第二に、プロジェクトや研究の成果がそれ単独では意味をなさないものであるということです。「巨人の肩の上に立つ」という言葉が科学の座右の銘であるとおり、多くの成果の積み重ねの上に社会に直接役に立つ成果が存在しえます。このような礎的なテーマは注目を集めにくいものです

2010-04-01 23:42:11
next49 @next49

.@fuku33 第一と第二の要素が混じることにより、科学の進歩や技術の革新に重要であっても社会の注目を集められないプロジェクトや研究が存在すると予想されます(というか、現在も存在していると思います)

2010-04-01 23:45:13
next49 @next49

.@fuku33 次にその気になれば支援できるという点についてですが、現在はこのルートがうまく回っていないと思います。大きく、税金、企業からの委託、企業からの寄付、個人からの寄付が支援方法だと思いますが、寄付制度がうまく設計されていない(使えていない)ので寄付が使えていません

2010-04-01 23:47:35
next49 @next49

.fuku33 企業からの委託は産学連携として推進されていますが、不況期に推進されているためうまく行っていません。(もちろん、大学と研究者側の能力不足や努力不足の点もあると思います)

2010-04-01 23:48:53
next49 @next49

.@fuku33 結果として、社会からの支援ルートは税金だけになっていると思います。

2010-04-01 23:49:26
next49 @next49

.@fuku33 たぶん、「一般論」とおっしゃる意味合いは「社会とはこうあるべきで、そのためには科学が必要なので、科学に予算を投入しなければならない」という論法で、税金投入を維持しようとしていることをおっしゃっているのだと思いますが、私の認識で現状これしか策がありません

2010-04-01 23:51:06
next49 @next49

.@fuku33 サイエンスカフェ、企業化、産学連携、非産業の基盤としての科学などどういう形であれ、社会に「科学を理解する文脈」を浸透させること。税金投入以外の支援ルートを増やすこと。これができた後ならば、「一般論」を高らかに唱える必要はなくなるかもしれません

2010-04-01 23:54:13
Shin Yamamoto @shyamamo

税金投入以外の支援ルート・・・に挑戦してみたいです RT @next49: .@fuku33 サイエンスカフェ、企業化、産学連携、非産業の基盤としての科学などどういう形であれ、社会に「科学を理解する文脈」を浸透させること。「一般論」を高らかに唱える必要はなくなるかもしれません

2010-04-01 23:56:10
next49 @next49

.@fuku33 ですが、私たちの「知」に関する歴史は、今私たちが理解できず、有用だと思えないことが未来において最重要な事柄になるかもしれないということを教えています。現時点では、プロジェクトの意図は明確だけど、投資対象としては全く考えられないものです。

2010-04-01 23:56:18
next49 @next49

.@fuku33 このような「現時点では、プロジェクトの意図は明確だけど、投資対象としては全く考えられないもの」を活かし続けるためには、やはり、一般論を唱え、無駄を許容してくれるようお願いし続ける。理解してもあるしかないんじゃないかと私は思っています。

2010-04-01 23:57:55
next49 @next49

RT @fuku33 私が考えているのは、科学そのものへの理解は科学の成果への理解ほどは必ずしもいらない、ということです。最近理系の組織の壁によく貼ってある、「一家に一枚元素周期表」というポスターとか、悪い冗談と思います。

2010-04-02 23:11:43
next49 @next49

RT @fuku33 だから、研究・プロジェクトの直接の目的への理解は、もとより専門的なものなので、それほど理解されるわけがない。そうではなく、いずれこれらの目的達成の先にあるものを、ヴィジョンとして見せるべきでしょう。

2010-04-02 23:12:03
next49 @next49

RT @fuku33 基礎から応用、実用化、普及にいたって、我々の社会はこうハッピーになる、という説明がつながっていれば、最初の方が難しくても、理解は得られると思いますが。

2010-04-02 23:12:22
next49 @next49

RT @fuku33 いえいえ、そういうつもりではなく、「科学一般はやっぱり人類一般のためになる可能性がある知識獲得の試みですよね」という一般化の論法について不足を感じていました、という意味です。

2010-04-02 23:12:40
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