「ぼくにはオクラを食べなくてよい理由が三点あります」親の権威を排し"理由の空間"を意識した子育てのお話
- enjoy_enjo_
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7歳のひとが「ぼくにはオクラを食べなくてよい理由が三点あります。ひとつは…」等と整然と語るのを何とかしろというクレームが入ったのですが、当方もいっしょに食事しながら「理詰め一辺倒はダメでしょ」と諭すと「酔っ払いとは議論しない!」と完封されるなど語用論的権威が失墜してもはや無です。
2018-06-07 20:11:32Ph.D.(大阪大学[哲学哲学史]) プラグマティズム言語哲学、行動データのELSIなどについて研究しています。 ●単著『〈公正〉を乗りこなす』『バザールとクラブ』『100分de名著 ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』』 ●共訳(R.ブランダム著)『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』
呼称など含め「親の権威」を極力排して「理由の空間」を意識したていねいな子育て()を心がけた成果です。理念的な子育てをこころざすひとびとにはぜひひとつの事例として知っていただければと…。美点も挙げると、正当化スキルに長けているがゆえの無窮の自己肯定感と権利意識などが育めます。
2018-06-07 21:22:23小学校に入ったくらいの頃は「論理で殴る」タイプの暴力を同級生などに行使していたので憂慮、注意していたんですが、一年ですっかりやり過ぎると「物理で殴る」で対抗されることを学習したようで、ひとは成長するのだなと思いました。ただし、親のことはいくらでも殴れるサンドバッグと見てる模様。
2018-06-08 06:49:55わりと拡散されてたので補足すると、もちろん共感能力の発育がより大切であるとは思っていますし、7歳のひとにもそういうモードもあるんですけど、氏がもっともロジカルモンスターと化しているのは学校~習い事帰りなので、たぶん自分なりに過酷な社会で生きるための文字通り「武装」なんでしょう。
2018-06-08 07:07:30それが何であれ、過酷で偶然性に晒される世の中をけっきょくはひとりで生きていくうえでの「防具」やときとして「武器」になってくれる技能を習得してもらうのが(狭義の親に限らず)育児・初等教育の目的だろうと思いますし、それは「論理(理由の運用能力)」に限られるものでもないとも思います。
2018-06-08 07:10:24親というか身近なおとなとしては、そうした「道具」の習得のための練習台、文字通りサンドバッグにしてくれればよいので、いくらでも殴ってくれてかまわないんですけど、ときおりは武装解除して共感のみでじゃれあう時間も大事にしたいところ。おそらくは後者はだんだん減ってしまうのでしょうけど…。
2018-06-08 08:10:08なんか面白そうな論理じゃん、是非全部聞いてやろうよ。 俺はむしろその7歳の人がどういう理論でオクラを否定するのか、ぜひ聞いてみたい。 んで、この意見の肯定派と否定派に分かれてディベートできたらなお良し。 twitter.com/hee_verm/statu…
2018-06-08 04:24:08いつの日か論理一辺倒であるという態度が如何に非論理的な態度であるかを自覚するときがきて、そのときこそ真に完成型を見るのだろう。 私だったら怖いような楽しみなようなって感じかな… twitter.com/hee_verm/statu…
2018-06-08 12:33:17この子育て方式は、理不尽への対処を補う必要があるのと、理不尽な感情の発散方法がときに分からなくなるほか、ついうっかり法律家になってしまう副作用が…。 twitter.com/hee_verm/statu…
2018-06-08 08:12:09俺もこの手の理屈っぽい子供だったような記憶がある…>RT 中一の時に教育実習に来てた女の先生、論破して泣かしちゃってごめん…(苦笑)
2018-06-08 13:50:45まあ先は長いから大丈夫でしょう。大人になってもロジカルモンスターのままで高い地位で生きてる人もいますから。ある程度の保護期間が終わったならただ実家を太くして待つのが親の勤めなのでしょうね。僕は親じゃないからその辺は無責任ですけど
2018-06-08 14:04:46海鮮居酒屋のお通し「オクラ入りメカブ」にどうしても馴染めない酔っ払いが 7歳のひとの意見を支持しますよぉ twitter.com/hee_verm/statu…
2018-06-08 04:36:14