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滋賀大教育におけるILL申込は上級者向けサービスではなく、図書館利用のきっかけになっていると思われる。資料の探し方を再確認する機会になっている。 #kul220
2018-06-07 19:40:08また、NDLデジタルコレクションを案内することで、後日関西館に実際に行ってみたという学生さんもおり、ILL申込がきっかけとなって、自分の知らないサービスを知ることができる。 #kul220
2018-06-07 19:41:20これらの経験はこれから教員になる学生にとって、教える立場となるときに活かされるのではないか。 #kul220
2018-06-07 19:42:03申込件数=ILL件数ではなく、複写の場合2−3割はキャンセルになっている。キャンセル理由の約半数はオンライン公開論文のため(紀要が多い)、3割は館内所蔵あり。 #kul220
2018-06-07 19:43:47申込傾向から、似たような申込が多いため、選書の判断材料にしている。また文献入手までに学生がどこでつまづくのかがわかる。(学習支援サービスのヒントに) #kul220
2018-06-07 19:44:48この傾向を見て、改善したこと3つ。1つ目は館内マップが分かりづらかったので、館内マップの修正。 #kul220
2018-06-07 19:45:462番目はハンドアウトの作成。オンライン文献、館内所蔵、ILL申込方法の3種類を作成した。申込キャンセルメールの文面にリンクを入れてわかるように。 #kul220
2018-06-07 19:47:00実施したこと3つ目は「文献集め相談会」。基本的には申込者と1対1の形式で、オーダメードで行う。2017年度は12組(16名)に実施。#kul220
2018-06-07 19:50:13>RTs ILL無料化により学生の来館の機会が増え、他のサービスが知られることにもつながった。ILLがヘビーユーザー向けのサービスではなく図書館利用のきっかけになるというお話は目からウロコ! そうそう、ILL業務の半分くらい(半分以上?)はレファレンスですよね。(文献所在調査、利用指導)
2018-06-07 19:50:38参加した学生は大きく2タイプ。ILL申込経験があり、関連するテーマの調査をもっと行いたい!という学生。文献検索の経験がほぼない学生。(卒論の進捗状況に危機感をを覚えてやってくる4回生。PCが不得手な現職派遣の学生。)#kul220
2018-06-07 19:51:43EJやオープンアクセス文献の探し方を案内しつつキャンセルすることは結構ある。 やはり予算管理が相当難しそうですが(あと、公平性をどのように担保するかも?)
2018-06-07 19:53:11特に反応がよかったものとしては、学生のテーマの論文を検索してみせること、自分ごとなので、腑に落ちやすい。またCiNii ArticlesやBooksの検索画面の見方がわからない人も多く、丁寧に説明できる。 #kul220
2018-06-07 19:53:27ILL無料化はここまで。ILL無料化が学生の図書館利用のきっかけになり、卒論修論でも使ってもらえている! #kul220
2018-06-07 19:54:08滋賀大学でのやり方。毎年6月−7月中旬にかけて募集し、書店にブックハントに行くわけではなく、申込用紙をメール、紙で提出。上限目安は1人3万円程度または1人10冊程度。広報手段は学生さんの目に入りそうなところ全て! #kul220
2018-06-07 19:56:30リクエストのあった資料について、夏休み中に委員会で審議し、購入を決定する。後期開始ごろに資料が並ぶ。2017年度実績は申込者73名、申込326冊、購入273冊。 #kul220
2018-06-07 19:57:50野村さんとしては、他大学より依頼が多いと感じるとのこと。なぜ依頼が多いかというと、先生が学生に申込よう指導しているから?「学生選定図書」コーナーが図書館入口の正面にあり印象に残りやすい?申し込んだら終わりで面倒くさくないから?制度として定着しているから? #kul220
2018-06-07 20:00:05いわゆる「困った本」はあまり来ない。卒論のため、先生の推薦があったから、などの理由で申し込んでくる。「学生選定図書」コーナーの本は図書館で選書した図書も混ぜて、「軽い本ばかり」というコーナーにはなっておらず、学生さんの選書の基準になっているのでは。 #kul220
2018-06-07 20:02:53最後に、ILL無料化も学生選書もそれほど大きなサービスではないかもしれないが、学生が望むそのものを提供できるサービスである。また、文献提供だけではなく、その先のフォローの手がかりになっている。 #kul220
2018-06-07 20:04:56学生にとって「タダ」というのは非常に強い動機付けになっている。2018年度から貸借は片道負担としたが、極端に申込が減った。 #kul220
2018-06-07 20:06:20このサービスはぜひ維持していきたい。ただし、継続可能性としてお金と人手はとても大事な要素。それをどう確保するのか。 #kul220
2018-06-07 20:07:12最後に野村さんからのお礼。同僚の皆様に発表資料作成にあたって、カウンター事例など多くの示唆をいただいた。また全国の図書館/関係機関の皆様、いつもお世話になっております、ありがとうございます!とのこと! #kul220
2018-06-07 20:10:05Q ILLの申込はどういった手段で行われるのか? A 紙とマイライブラリーというオンラインシステム。ただ論文の場合にはリンクリゾルバ経由で申し込んでくることが多い。 #kul220
2018-06-07 20:11:41