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Q.ボーカルのレベル・オートメーションはClip Gainで描いてもいいの? soundonsound.com/sound-advice/q…
2018-06-15 20:09:31
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A. 正直なところ、ミックスにおけるVoレベルの最終調整にクリップゲインを使うことはお勧めはできない。なぜならクリップゲインは、その後に挿入されるプロセッサよりも前段にあるからだ。
2018-06-15 20:10:12
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ボーカルには通常、コンプ、ディエッサ、DynamicEQなどのダイナミクスプロセッサが挿入される。それらよりも前段にあるクリップゲインを調整するということは、レベルだけでなくこれらプロセッサの掛かり具合も変えることを意味する。
2018-06-15 20:10:49
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逆にいうと、たとえば曲のセクションごとのコンプの掛かり具合を変えたい場合などは、クリップゲインの調整が効果的だろう。しかし、これはミックスバランスにおけるVoレベルの調整とは別工程と認識した上で取り組むべきだ。
2018-06-15 20:11:52
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クリップゲインのオートメーションによりVoのミックスバランスを調整とする場合、もうひとつ難点がある。先のようなダイナミクス・プロセッサが影響して、目的とするレベル変化が得られないどころか、逆効果になりかねない点だ。
2018-06-15 20:12:43
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たとえば、歌の中にレベルを持ち上げたい一単語があるとする。これを強調しようとクリップゲインを上げればコンプがより強く作用し、反って音像の奥に追いやってしまうかもしれない。
2018-06-15 20:14:02
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以上を要約すると、 レベル調整にはフェーダを、Voの音色やキャラクターを調整したいときはクリップゲインを、それぞれオートメーションで制御するのが有効だろう。
2018-06-15 20:14:26