第221回ku-librarians勉強会:オープンアクセスへの道のり:雑誌契約とOA化検討

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ku-librarians @kulibrarians

交渉部会からの交渉結果について、いくつか事例を通じてご紹介いただいています。これらの事例は会員館のメーリングリストで共有される。 #kul221

2018-07-03 19:07:49
ku-librarians @kulibrarians

出版社交渉について、合意に至らなかった事例についても、一定の有用な情報として会員館に紹介されているとのこと。 #kul221

2018-07-03 19:09:05
ku-librarians @kulibrarians

JUSTICE以外に国立大学図書館協会でも電子ジャーナルを検討している。学術資料整備委員会に電子ジャーナルWGを設置。(2017年度)janul.jp #kul221

2018-07-03 19:11:45
ku-librarians @kulibrarians

プレスリリース「大学における学術雑誌購読の危機的状況が深刻化」を公表 janul.jp/ja/news/201801… #kul221

2018-07-03 19:13:00
ku-librarians @kulibrarians

ちなみに、カリフォルニア工科大学では、2018年2月時点でEJをどんどんやめているので、ILL担当は忙しいと紹介されたとのこと。 #kul221

2018-07-03 19:16:51
ku-librarians @kulibrarians

次にオープンアクセスについてのお話に移ります! #kul221

2018-07-03 19:17:15
ku-librarians @kulibrarians

1991年 米国ロスアラモス研究所ギンスパーグ創設のプレプリントサーバ(現在コーネル大学運営 arXiv.org)が諸説あるが、起源と言われている。 2002年ブダペスト宣言。(グリーンロード、ゴールドロード) 2016年 OA2020 #kul221

2018-07-03 19:19:26
ku-librarians @kulibrarians

オープンアクセス誌の創刊と展開。 2000年 BioMed Central、2001年 PLoS設立。 #kul221

2018-07-03 19:20:58
ku-librarians @kulibrarians

参考になる文献等。 SPARC Japanセミナー2016 「オープンアクセスへの道」nii.ac.jp/sparc/event/20… オープンアクセスハンドブック 第2版(東京大学附属図書館)lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/con… #kul221

2018-07-03 19:23:59
ku-librarians @kulibrarians

ブダペスト宣言(BOAI)の柱はセルフアーカイブ、オープンアクセス雑誌。 次の10年に向けた宣言(BOAI10)もしており、ポリシーをもつべき ライセンスと再利用 基盤と持続可能性について アドヴォカシーと協調について #kul221

2018-07-03 19:26:03
ku-librarians @kulibrarians

助成団体等によりオープンアクセスの義務化(米国、Horizon2020)、大学等による義務化ポリシーが広まってきている。 #kul221

2018-07-03 19:28:06
ku-librarians @kulibrarians

OA2020について。2016年にベルリン宣言にてOA2020を採択。学術雑誌のオープンアクセスへの迅速・円滑で学術指向の転換の誘導を目的とするイニシアチブ、購読費からOA出版費に振り替え、新たな出版モデルをつくる #kul221

2018-07-03 19:30:51
ku-librarians @kulibrarians

OA2020が目指す新たな出版モデル(White Paper )とは購読料を文献掲載料(APC)に振り返ること。同じ金額を払うのであれば、オープンアクセスになったほうが良いではないかという考え方。この考え方をフリッピングモデルという。実際の例としてSCOPE3がある。 #kul221

2018-07-03 19:34:47
ku-librarians @kulibrarians

すみません、SCOPE3ではなく、SCOAP3でした(汗 #kul221

2018-07-03 19:37:18
ku-librarians @kulibrarians

日本では2016年8月にEolへの関心表明を行い、2017年3月に13th Berlin Open Access ConferenceにJUSTICEより参加。2017年7月にOA2020対応検討チーム立ち上げ。今年度も継続中。 #kul221

2018-07-03 19:40:45
ku-librarians @kulibrarians

OA2020対応検討チームでは、国内外のOA(特にゴールドOA)の動向にかんする情報収集・情報提供を行なっている。また、調査作業部会で実施されている論文公表実態調査のデータを把握し、OA2020モデルの実現可能性の検討、ロードマップ、アクションプラン等の検討を行なっている。 #kul221

2018-07-03 19:43:00
ku-librarians @kulibrarians

ゴールドOAモデルとしては、フリッピングモデル、オフセットモデル(購読料金とAPCの一括支払い)がある。オフセットモデルの具体例としてSpringer Compactがある。 参考 current.ndl.go.jp/node/35732 #kul221

2018-07-03 19:46:14
ku-librarians @kulibrarians

フリッピングモデルの問題点としては、価格の決定権がないということがある。論文生産数が多い大規模大学は購読料より高額になる、予算が少ない小規模大学はAPCが負担できない。日本特有の問題かもしれないが、冊子購読費が検討に含まれていない。 #kul221

2018-07-03 19:48:22
ku-librarians @kulibrarians

OAの検討にあたっては、APCの把握が必要。機関内で購読料、APCを合わせた総額の支払い価格はいくらなのか。またダブルディッピング(二重払い)対策も考えなくてはならない。JUSTICE調査作業部会によるAPC調査が行われている。 #kul221

2018-07-03 19:50:52
ku-librarians @kulibrarians

OAの種類。 Gold OA、Hybrid OA、Green OA、Bronze OA、 (Closed OA) #kul221

2018-07-03 19:52:18
ku-librarians @kulibrarians

2020が多すぎる問題。 VISION 2020(JANUL)、CAT2020、OA2020、METADATA2020、Universal Access 2020(NDL)などなど、、、海外にもいろいろ、、、Horizon2020などなど。 #kul221

2018-07-03 19:56:19
ku-librarians @kulibrarians

OA2020について各国のロードマップが公開されているが、日本はまだ作成されていない。 各国のロードマップ:oa2020.org/take-action/ #kul221

2018-07-03 19:58:30
ku-librarians @kulibrarians

各国の取り組みをご紹介いただいています。ドイツ、オランダ、イギリス、フィンランド。 #kul221

2018-07-03 19:59:43
ku-librarians @kulibrarians

国立大学図書館協会オープンアクセス委員会の活動。 2016年実態調査、2017年 Green OAの推進方法について二次調査(学位論文は即公開でない論文の捕捉率、学術論文は登録件数が多い機関は職員が能動的に登録など)、2018年の活動はこれから。第65回総会研究集会で活動報告も行なった。 #kul221

2018-07-03 20:09:21