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ラノベにおいて誘拐という手法が出てきたとして、批判を受けるかというと広い意味で異世界モノの場合は批判はないのだろうと思う。でもラノベの中にも現実に近しい世界観で描かれているものがあって、その場合はどうなるのだろう。その系統はあまり好みじゃないから多くは知らないのだけども。
2018-07-10 13:14:56ラノベではターゲットと同世代の登場人物が多く出てきて、介入する大人がいても大多数は描かれる集団の外の存在。幸色の場合、一人の子供と多数の大人の中で、その子供に大人が干渉する。
2018-07-10 13:23:54ある不幸な事件があって、その被害者を責める論調が出る。被害者を責める論調への批判が起こる。そのあとで、幸色が公表された。前者の肯定でなく、後者への問題提起であるなと今出てるものだけでは思うのだけど、なぜ解釈することさえ拒絶したまま批判をする人が出るのだろうという。
2018-07-10 13:37:19ラノベが嫌い、萌え絵が嫌い、漫画が嫌い。そういう解釈以前の問題を抱える場合は除外して、漫画を好んで読む層からも拒絶されて、解釈にまで至らないのはなぜかという話に繋がる。
2018-07-10 13:40:21けれど、ラノベを受容できる、メインターゲットより年齢層が上の人が、作品そのものを読まないで批判しているケースが多いし、読んでも最初に批判した誘拐という点のみ注目してしまっている。それそのものが受け入れられないというのが前提になっている。
2018-07-10 13:44:03って考えると、幸色に出てくる大人は子供に干渉する(子供の味方になる)のに完璧な大人ではないから、というのが、大人としてあるべき理想を持つ大人からは受け入れ難いのかもしれない。
2018-07-10 13:46:02かつて子供だった頃、大人は皆が完璧ではないけど、何人かは完璧に見える大人がいた。けれど今の子供は、全ての大人は完璧じゃなくて、その中でよりマシなものを見出すというのが当たり前になってるのかもしれない。
2018-07-10 13:51:51あとは、完璧な大人なんか存在しないという大人への批判のように受け取れるというのもまたあって、だから大人の側は批判する。子供にそれを伝えて欲しくない。それは大人のエゴでしかないんだけども。
2018-07-10 13:54:58であるとすると、幸色のメインターゲットは未成年ではなく、ラノベのメインターゲットの憧れる世代の大人ではないかとなるんだけど、拒絶反応や曲解で誘拐肯定と受け取る人が少なからず出るというのは、傍観者が面白い現象だなと思うだけで終わってしまうし、現実に対する妥当な皮肉になるな。
2018-07-10 14:00:20