【横山光輝「三国志」講座172「甘露寺」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。第172話「甘露寺」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。 ※今回の話は、大判・横山光輝「三国志」第10巻に収録されています。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座172「甘露寺」26】 しかし、自分はまだ認めない、と母親。自分は玄徳なる人物を知らぬ、人物を見てから決めると言い、明日、甘露寺につれておいで、と言います。気に入らぬ男だったら、孫権らの好きなようにするがいい。もし気に入れば、自分が娘をやると言います。

2018-07-12 15:42:56
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【横山光輝「三国志」講座172「甘露寺」27】 それまでは、勝手なことをしてはならぬ、と孫権に釘を刺して、母親は退出します。この母親に頭が上がらない孫権は、わかりました、というものの、困ったことになった、と頭を抱えます。と、ここで、呂範はやってきます。孫権は呂範に相談をします。

2018-07-12 15:44:35
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【横山光輝「三国志」講座172「甘露寺」28】 何も困ることはない、と呂範。母公は気に入らねば好きなようにしていいと言ってるのだから、甘露寺に兵を隠して、気を見て殺せばいいと言います。しかし、もし、母が玄徳を気に入ってしまったらどうする…、という孫権に、まさか…と答える呂範。

2018-07-12 15:46:07
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【横山光輝「三国志」講座172「甘露寺」29】 そんなことはないと思いつつ、もしその時は、日を改め、母公の気持ちの変わるのを待てばいいと言います。それを聞いた孫権は、ならば、と賈華に命じて腕の立つ兵を300名甘露寺に伏せさせるとともに、呂範に明朝玄徳を迎えに行くように、と命じます。

2018-07-12 15:49:44
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【横山光輝「三国志」講座172「甘露寺」30】 これで、母上の気に入らぬ人物であってくれればよいのだが…、と当初の計画から外れておかしな展開になって、孫権は都合の良い願い事をつぶやきます。

2018-07-12 15:51:01
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【横山光輝「三国志」講座172「甘露寺」31】 翌日、呂範が玄徳を迎えに行きます。玄徳は趙雲を連れ、甘露寺へと向かいます。甘露寺では賈華が兵を伏せさせています。要所要所に腕の立つ者を配置。合図があればたちどころに仕留められるようになっています。準備が出来たと賈華は孫権に報告。

2018-07-12 15:53:14
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【横山光輝「三国志」講座172「甘露寺」32】 あとは、玄徳の到着を待つのみ…と、孫権は黒いオーラを出しまくります。 すでに甘露寺には孫権のほか、呉の重臣、孫権の母、喬国老などが玄徳の到着を今や遅しと待ち受けていました。

2018-07-12 15:54:40
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【横山光輝「三国志」講座172「甘露寺」33】 玄徳の運命は、孫権の母親の意志如何にかかっているわけです。年齢のことはさておき、玄徳の人となりを、母としてどう見るのか…。運命の対面は、次回の話となります。 今回はここまで。

2018-07-12 15:56:33