2018.7.8 福島県 第10回甲状腺検査評価部会「資料2 甲状腺検査先行検査と検査2回目の実施結果について」要点まとめ・議論書き起こし Yurihiranumaさんのツイートまとめ

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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

また、実施対象市町村別のデータでは、①と②のデータには明らかな差異は認められないが、③では実施率が低い傾向が認められている。この原因はなかなかクリアに述べることはできないが、先行検査で認めた実施対象市町村別の細胞診実施率の相違が原因のひとつとして想定されるとともに、

2018-07-16 13:28:54
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

本人あるいは保護者の細胞診の希望の度合いの相違が影響している可能性もあるかと思う。

2018-07-16 13:28:55
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②ー6.一次検査結果判定者のうち、細胞診にて悪性ないし悪性疑いとされた方の割合 全対象者および各実施対象市町村に加え、参考までに男女別のデータも示している。 pic.twitter.com/jXT81Nj6st

2018-07-16 13:28:55
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先行検査:全対象者での悪性ないし悪性疑いの発見率は0.04%となっており、①〜③の各群の発見率もほぼ同様となっている。また、15〜19歳における発見率も①〜③でほぼ同様となっているが、20歳以上の群では、①、②、③の順で発見率が高くなっている。

2018-07-16 13:28:56
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

これは、20歳以上の群でも、①より③の方がこの年齢での対象者数が多くなっており、データの信頼性が高くなっているということも要因として考えている。先行検査の①の群での20歳以上は、ほとんど対象者数が少ないということから、0%となっている。

2018-07-16 13:28:56
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

本格検査:全対象者における発見率は、0.03%と先行検査より低くなっている。これは、本格検査の結果は、先行検査と本格検査の検査間での新規診断例を見ているためと考えている。実施対象市町村別のデータは、①の群が最も高く、③が最も低くなっている。

2018-07-16 13:28:56
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この原因としては、先行検査の①の群では、結節の発見率がやや低く、本格検査では①の群の結節発見率が最も高かったこと、また細胞診の実施率が③の群で最も低かったことが影響しているのではないかと考えている。 結果の説明、以上。

2018-07-16 13:28:56
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祖父江部会員:全体を通して「率」を示していただいているが、前回の、年齢別の集計をしていただきたいこと、先行・本格の間隔が違う所を別に集計してほしいということに対応していただいていると思うが、分母と分子の数をそれぞれ示していただかないと、

2018-07-16 14:25:06
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

祖父江(続):間(間隔?)の不安定で、少数で、ということを説明していただかないとわからない。なので、表の形で出していただくのが一番いいと思う。

2018-07-16 14:25:07
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

鈴木部会長:医大の方から、なかなか具体的な数字を公開したくないということがあるようだが、評価部会の方でどういう風に解析していくかという所に、本来の議論をして行く中で、どうしても数字も含めた生のデータを含めた議論をやらないといけないのだと思う。その辺は検討してもらいたいと思う。

2018-07-16 14:25:07
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

髙野部会員:5ページ目のグラフだが、細胞診の実施率に関して、1回細胞診をした方は2回目の細胞診をなかなかしないというのは理解できるので、どういう形で細胞診をする判断をしたかというのが非常に重要だと思う。1回でも細胞診した方を除いた実施率をぜひ出していただければと思う。

2018-07-16 14:25:07
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

志村氏:実際は、1回目と2回目の細胞診を両方行った方はほとんどいないので、それほどデータに差はないと思う。

2018-07-16 14:25:07
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

南谷部会員:①の13市町村は避難地域だと理解していいのだと思うが、数字だけ見ると本格検査で増えていると思っていいのか? 志村氏:どのデータのことか?

2018-07-16 14:25:07
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

南谷部会員:②ー2(結節の発見率)や②ー6(悪性ないし悪性疑いの割合)などで、先行検査で見つけられなかったのがあとでしっかり見つかったというご説明があったが、数字的に見ると、避難区域で増えているという解釈になるのか?

2018-07-16 14:25:07
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

志村氏:2回目の本格検査では、ご指摘のように、①の13市町村ではやや増える傾向があった。そのバックグラウンドには、さきほど申し上げたようなことがあるのではないかと考えているが、どの程度かという評価はなかなかあれですが、それほど大きな変化はないとも考えている。

2018-07-16 14:25:08
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

南谷部会員:そういう意味で、実際の数字を出していただいた方がわかりやすいのかなと思った。 (部会員のみなさん、控えめな言い回しをしてられるけど、要するに、福島医大の独自解釈ではなく、部会として解釈できるように、実際の数字出せよ、ってことですよね。)

2018-07-16 14:25:08
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

鈴木部会長:実際に、先行検査で結節の発見率が何パーセント低かったというふうに考えた場合、その発見率が少なかったことで本当に説明できるのかどうかという解析をしていかないといけない。それぞれの年齢階級でどのくらいのfrequency(頻度)でがんが見つかってくるかという、(続)

2018-07-16 14:25:08
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

鈴木部会長(続):ある程度のシミュレーションできるが、今、志村先生がおっしゃったような解釈が妥当なのかということを検討しなければならない。もうちょっとはっきりしたデータ解析というものを、部会員も含めてやって行く必要があると思う。

2018-07-16 14:25:08
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

片野田部会員:祖父江部会員もちょっと発言されてましたが、前回の部会で解析の提案のようなものが出させていただいたが、今回のこの資料がそれに応えるものなのか、今後、これより詳細なものが出てくるのか教えていただきたい。

2018-07-16 14:25:08
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

志村氏:先生のご要望のことは聞いている。実は、先行検査でB判定となり、2回目の本格検査で未受診だった方の、本格検査2回目の実施時間の終了間際に、先行検査で結節があったりという方には受診勧奨を出している。(続)

2018-07-16 14:25:09
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

志村氏(続):そうすると、検査の先行から本格に行く間隔の長いものが、もともと結節があって受診されなかった方の受診勧奨の検査が、数多くそこに入ってくるという、非常に大きなバイアスがあると考えられ、その他同様の、個別の方の検査行動のバイアスが数多くあるので、(続)

2018-07-16 14:25:09
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

志村氏(続):色んなバイアスの調査はしようとするけども、このバイアスのデータを細かく分類すると、非常に、対象がゼロとか一人とか、そういう状況になってくる。(続)

2018-07-16 14:25:09
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

志村氏(続):個人情報保護の観点もあるので、ちょっとここでお示しするのは難しいかなとは考えているが、今回のデータで不十分だということであれば、また部会の、特に疫学を専門とされる先生方に、個人レベルの情報を直接見ていただいてご判断をいただく機会をいだたけると良いのかなと思う。

2018-07-16 14:25:09
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

片野田:詳細に見れば見るほど少数で、数の問題が出てくると思いますので、場合によっては非公開で議論するというのがあってもいいかと思う。 鈴木:それは検討して、そういう機会を提供していただけるのなら、部会としてもウェルカムだと思う。

2018-07-16 14:25:09
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

安村氏:片野田委員がおっしゃられた、前の宿題にこれで答えているかというので申せば、期間別でというのは、志村先生が話されたように、一応検討はしている。その分析結果をそのまま解釈するのは適切ではないんじゃないか、と。(続)

2018-07-16 14:25:09