サザン オールスターズはデビュー曲が50万枚も売れたが、「早口言葉で面白い歌を唄う」コミックバンドと思われていた。…ということは知っていたが、それは業界でも同じで、なんと桑田佳祐は、いかりや長介に「お前、面白いな〜」とドリフのメンバーになるよう誘われたという。
2018-07-16 10:26:15それで思い出したのだが、サザンのデビュー曲「勝手にシンドバッド」。このタイトルを考えたのは 志村けん の方が先だったはずだ。 私は「8時だよ全員集合」の後半のショートコントで、売れない歌手を演じた 志村けん が「次は絶対売れてやる!題名は 勝手にシンドバッド だ!」と言ったのを聞いている
2018-07-16 10:26:22のだ。サザンのレコードが出たのは、そのかなり後だったはずで、私は「あ!これドリフのパクリやな」と思ったのもおぼえている。 あるいは レコードデビュー前から 才能を感じた いかりや が接近しており、すでにタイトルができていた 勝手にシンドバッド をドリフがパクった可能性もあるが…
2018-07-16 10:26:23(続き)初期のサザン オールスターズは早口言葉で面白い歌を唄うコミックバンドという認識だったが、桑田佳祐は早口なだけでなく、独特のダミ声。さらに歌詞をちゃんと伝えようという気持ちはさらさらない(ように聞こえた)ため、当時の年寄りは「下手くそで何を歌っているのか、さっぱりわからん。
2018-07-17 08:40:32気色の悪い歌手だ」と桑田に否定的だった。つまり70年代終わり頃は「歌」とは歌詞を伝えるための音楽であり、歌詞を伝えられない歌手は「下手くそ」と思われていたのだ。 しかし、もし桑田が早口でなく、滑舌もよく「勝手にシンドバッド」を歌っていたら「歌詞が伝わったか?」というと、そうとも
2018-07-17 08:40:36思えない。何故なら「勝手にシンドバッド」は人に伝えるべき意味のある歌詞がつけられた歌ではないからだ。 「今何時そうね大体ね〜」とか「いっちまうよな瞳か〜らませて」やら「胸騒ぎの〜腰付き〜」とか(何となくわかるが)意味不明のフレーズがぐちゃぐちゃに詰め込まれた、誰が誰のことを歌ってい
2018-07-17 08:40:37るのかすら判然としない歌詞である(当初、この歌はもっとスローテンポになる予定だったという)。 メガヒットの「いとしのエリー」を経て、何を歌っているのかわからん、という批判はなくなっていくが、それは歌詞の意味性が重視されるようになったわけでも、桑田佳祐の歌唱が上手くなったわけでも
2018-07-17 08:40:38なくて、サザンが「そういうものだ」と認識された、ということに尽きるだろう。(実際、桑田の歌唱は、上手くはなっている。最初は本当にゴニョゴニョしていたから) その約20年後の「太陽は罪な奴」というのを聞いた時、老化の始まっていた私は、ここに意味を聞き取ろうとしてしまい、サビの部分が
2018-07-17 08:40:39サッパリわからなくて呆然とする。かつての爺さんたちの戸惑いを身をもって体験したのだ。 「コッキャッツワピッナッツァツノコッサテェイエ〜」 というサビの部分は、歌詞を読むと 「高気圧はビーナスたちの交差点」 だった。そうだ、相変わらず意味はなくて、何を歌っているのかもわからないのだ。
2018-07-17 08:40:40>「勝手にシンドバッド」。このタイトルを考えたのは 志村けん の方が先だったはずだ。 wikiにも同様の記述があり、動画がある。 youtu.be/6H8xBIjuIJg 桑田は内容と全く無関係な仮タイトルを付けることがある(TARAKO等)。多分そのパターンで当時の上層部がノリでそのままOKしたのではないか。 twitter.com/31104423/statu…
2018-07-16 10:40:43サザンを見出した大里洋吉 氏は渡辺プロダクション内で対立、退社後にAmuseを設立した経緯があるので当時ナベプロの看板であったジュリーをパロディの対象にするのにはむしろノリノリであった可能性もある。 尚、別段退社後にナベプロとの仲は険悪ではではなかった模様。 ameblo.jp/kablogkun/entr…
2018-07-16 13:12:40