える会長(@orit_ter)の放射線夜話
んで。何故放射性物質から放射線が出るか。簡単に言えば、不安定な原子核が安定な状態へ移行するために、粒子線を放出する。重さ減らし&糊になるモノとのバランスに拠ってくる。
2011-04-14 19:28:59しかし。例えば原発などでは、どこがから飛んできた放射線や素粒子が放射性物質の原子核にぶつかることによって、原子核が一気に半分こになってしまうことがある。こういう「半分こ」によって、流行り(?)のセシウムやらヨウ素やらがウランから生み出される。
2011-04-14 19:36:06で。α線とは何ぞや、と言えば、陽子と中性子とが二個ずつセットになっている粒子が高速移動しているもの。これが放射性物質の原子核から放出されることによって、原子番号が2つ、原子量が4つ小さくなる。
2011-04-14 19:40:01α線の正体となる粒子は、図体が(β線やγ線とくらべると)デカイので、簡単に遮蔽できる。「紙一枚でもおっけーd(^_^o)」ってヤツ。
2011-04-14 19:41:54一方、β線は、原子核から放出された電子が高速移動しているもの。原子核って陽子と中性子とで出来るのとちゃうの?なんでそこから電子が出てくるの?ってな疑問はあるでしょうが、ここはオトナの事情が有りましてごにょごにょw
2011-04-14 19:46:27で。最後にγ線。これはいわゆる光ですが、とーっても高エネルギーな光。可視光線よりも紫外線よりもX線よりもエネルギーが高い。光は基本的に波であると扱うのですが、エネルギーが高いと、何故か粒子としての性質が濃くなる。何でや?って疑問は量子力学ってのを学んでくださいな。
2011-04-14 19:52:24γ線は、簡単に言えば、原子核の崩壊やバランス調整によって余分となるエネルギーを放出する際に出されます。余りです。
2011-04-14 19:54:21通常に放置されて、外的揺籃(中性子だの何だのがぶつかったり)が無い状況での放射性物質の壊れ方は、よーく調べられています。この放射性物質の原子核はα線を出して「α崩壊」する、こっちの放射性物質はβ線を出して「β崩壊」する、ってな感じ。んで最後は鉛に至る。
2011-04-14 19:58:01ってことで、放射線はモノなんですね。光も含みますが、特殊な光なんですよ。分かりましたかな>@graflu また後ほどお返事くださいませっ
2011-04-14 20:00:51ストロンチウムの「体内に蓄積して放射線を出し続ける」っていうのは”他者にも放射線を振りまく”訳じゃないよね?その辺誰か教えてください。
2011-04-14 19:43:17@kdm_frog SrはCaと同じⅡ族元素なので、骨に溜まりやすい。Wikipediaを参考したところ、90^Srのβ線は水中で10㎜程度届く、とのこと。しかし骨から10mmって…筋肉だわなw ので、他人への影響は皆無と判断して良いのでは。
2011-04-14 20:07:28@riocampos 体内に溜まって、かつそのまま悪さをする(半減期が長すぎて最悪)ってことですよね。被曝者が二次災害を起こすわけではないですね。
2011-04-14 20:09:11なんだか止めどなく放射線と放射性物質の崩壊の解説をしてしまった。うまく区切れないとダメだねw もっと分かりやすい説明があると思うのだけど、なんとなく説明しておいた。誤りも含まれている可能性が有ります。ごちゅーいを☆
2011-04-14 20:09:05@kdm_frog と思われる。ちなみに、半減期の長い短いは、放射線の出やすさの少ない多いに直結する。ので、半減期の長い放射性物質は、逆に言えば滅多に放射線を出さないので、(比較的)安全。
2011-04-14 20:15:15再度言いますが、先ほどのツイートは、何も見ずに書いていたので、間違いが有るかもしれません。ごちゅーいくださいませ。
2011-04-14 20:16:12放射性物質の危なさを判定するには、半減期と共に、その放射性物質から出てくる放射線の「エネルギー」が大事。先ほどの(90)^Srだと、比較的高エネルギーのβ線のようなので、やはり危険。
2011-04-14 20:21:28