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当事者研究と専門知

勝手に宣伝、『臨床心理学』増刊「当事者研究と専門知」発売記念まとめです。発売前からワクワクドキドキがたかまっている当事者と支援職者の声をまとめました。続き:https://togetter.com/li/1260499
発達障害 べてるの家 精神保健福祉 心理 当事者研究 自助グループ
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当事者の日々と世界は「こまったこと」にあふれている。そして、そのたびごとに創意工夫で「こまったこと」に対処していく。「こまったこと」への対処という経験から、人は「当事者になる」。このプロセスにおいて、それぞれの当事者は固有の「知」を獲得していく。一人一人の個人から生み出される知でもあり、仲間と共同制作する知でもあるそれは、当事者(たち)の唯一無二の「経験-アクション-関係」から生まれた実践知として、共有され、継承される。一方、必ずしも当事者とオーバーラップするとは限らない専門家=研究者による専門知は、当事者による実践知との同心円を描かず、また当事者ニーズから乖離しうるだけでなく、時にパターナリスティックな動機によってこれを疎外することさえある。

では、いかにして「専門知」は当事者による「実践知」へと寄与できるのか――これが本特集を貫くリサーチクエスチョンとなる。このリサーチクエスチョンを解明するべく、「言いっぱなし聞きっぱなしの当事者研究会議」を通じて、これまで交わることの少なかった各分野の当事者が、互いの領域で共有・継承されてきた「実践知」を紹介し合い、それと同時に、残された問いを示しつつ、現時点での回答を専門家にオーダーする。「いっしょにつくる当事者共同研究」では、オーダーを受諾した専門家が、編集会議の問いに答える形で自らの専門知を開示し、それでもなお残る問いを返していく。

医療・保健・福祉領域における静かなる革命、当事者研究と、各分野の専門知とのコールアンドレスポンスが生み出す、生き延びるための知の再編成の試み。

熊谷晋一郎 @skumagaya
近日出版される『臨床心理学』増刊第10号「当事者研究と専門知」に、社会学者の平井秀幸さんが寄稿くださった「ハームリダクションのダークサイドに関する覚書」は、絶対に読んだ方がいい素晴らしい論考です。当事者活動と、冷静に熱く伴走してくれる専門家と、同時代に生きられることの幸福を感じる。
熊谷晋一郎 @skumagaya
薬物使用が原因でハームが起きるのではなく、ハームが原因で薬物使用が起きる――薬物使用の「有意味性」を前提に置いた時、ハームのさす中身は変わっていく。そして、対応も自己コントロールの領域から社会的なものへと変わっていく。現状のHRとは異なる、来るべきHRを構想するための必読論文。 twitter.com/skumagaya/stat…
熊谷晋一郎 @skumagaya
その他、高信頼性組織研究から見た自助グループ運営、ピアワーカーをめぐる政治、ポスト制度化世代当事者座談会、医療者が自らのスティグマを自伝的に分析した論考など、『臨床心理学』増刊「当事者研究と専門知」には、数多くのすごい論考が集まってきています!すごすぎて、編集後記、書けません!!
熊倉陽介 @kumakumakuma311
近日発刊 臨床心理学増刊「当事者研究と専門知」に、「医療者の内なるスティグマ」というテーマで執筆。精神科医として何を語り得るのか考えた末に、あえて引用論文ゼロで自分の言葉で書きくだした。この重要テーマについて、知を再配置しながら語り合うための小さな布石を。 kongoshuppan.co.jp/dm/75010.html twitter.com/skumagaya/stat…
リンク DPI 日本会議 39 【参加報告】『臨床心理学』増刊第10号の座談会企画に参加しました! 4月25日、春の嵐で大雨と強風が吹き荒れる中、熊谷晋一郎先生責任編集『臨床心理学』増刊第10号の座談会企画に事務局次長の白井が参加しました。 白井誠一朗 今回の特集号は「当事者研究と専門知――生き延びるための知の再配置」をテーマとして、身体障害、難病、依存症、精神障害、発達障害、LGBTなど様々な当事者が編集会議で出された意見をもとに構成されています。 座談会では、身体..
発売前:専門知は実践知にどんな寄与ができるか?当事者は専門知に何を期待するか?
Rouen @Trinity_13
当事者研究に関して経験知と専門知の対比がいわれるけど,当事者が直面する困難は社会文脈や状況に依存してくる.当事者の語りはナラティブだけれども,そのコンテキスト依存的でその場の当事者の日常経験の再組織化への援助は専門家の専門知が必要になってくる.
asma @asma
当事者研究の扱いについて、現在の状況は非常に例外的なムーブメントだと思っている。持続的であるためには専門性が必要。ただ、その専門性が敷衍するにはまず標準化がある程度進まんとなあと感じる。
asma @asma
“べてる”的な当事者研究だとしたら、逆説的に聞こえるかもしれないが専門知と臨床知がどれだけ継承可能かが課題だと思う。あの制度設計を維持管理できる人がどんだけいるの的な
散歩好きなオレンジ @kurosiroao1
『臨床心理学 増刊第10号-当事者研究と専門知』、発売されたら私も読もうと思いますが、執筆者の名前を見ただけでだいたいどのような方向性に収束していくのかが見えてしまうのが、、
「い」 @chochocho4
当事者側だが興味あり過ぎる。予約済。「みんなの当事者研究」みたいに学者さんの話が難しすぎると理解できないかもだけど、 twitter.com/skumagaya/stat…
Eitt lítið köttur-lover22 @kottur_lover22
「当事者研究」はとても大事。そして同時に「当事者研究」の仮面を被って実は同業他者をdisって自分が優位に立ちたいだけの「専門家」も紛れてるから注意が必要。
東畑 開人 @ktowhata
それにしても金剛出版の「臨床心理学」は当事者研究で攻めていて、執筆者のうちで臨床心理士が少数派という状態。やはり未来の臨床心理学は専門家の手を離れていくのだろうか。。。
東畑 開人 @ktowhata
精神医学や臨床心理学の知識が専門家の専有物ではなくなったということは、本当に大きな歴史的変化なのではないだろうか。そこには功罪さまざまにあるにせよ、少なくとも新しい治療文化が自生的に生まれてくる土壌になったことは間違いないですね。
afcp @afcp_01
"精神医学や臨床心理学の知識が専門家の専有物ではなく" なり、当事者研究や当事者からのハウツー、ライフハックの発信が盛んになってきたとき、専門家の端くれとしてはどういう態度を取っていくべきか、悩ましいところではあるよな。
afcp @afcp_01
一番悩ましいのは その "研究" に対して批判的吟味を行った上で、積極的に言及していくべきなのか、というところだろうか。それが対等な立場で行えるのか、そもそも対等とは何かとか、ほんとに悩ましい。共同研究という方法もあるのだろうけど、それだけで解決するとも思えないし。
afcp @afcp_01
例えば。最近話題の某ワクチン周辺の「騒動」も当事者研究とその発信が一つの源流であると言えるのだろうか。仮にそうだとすると、メインストリームの専門家は、その発信に対しても批判的吟味の上で言及すべきだったのだろうか……とか、思考実験的にはいろいろ思うな。
afcp @afcp_01
あともう一つはこれかな。「それは前にこの人が言ってるよ。」とか「それが当てはまる当事者は極めて限られるよ」とかいう批判は歓迎されるのだろうか。もしそれが必要なのだとしたら、批判者は誰であることが望ましいのだろうか。当事者同士? 支援者? 専門家? twitter.com/afcp_01/status…
afcp @afcp_01
そしてそうした批判は、新奇性や普遍性を目指して機能することによって、当事者研究をますます発展させるのだろうか。もしくは衰退させるのだろうか。このあたりは考えても、考えるほどよくわからないな。気楽にやろうよ……というのが、正解なのかもしれないけど。
みらいのリスト@発達障害啓発連絡会「つながり」 @mirailist
@afcp_01 専門家の先生方と当事者・保護者の間がすごく遠いのが残念だなと思ってます。 専門家から見える範囲って、行政・支援者・学校あたりまでで、保護者・当事者はその向こうの存在である。でも、保護者・当事者にも研究熱心な人がいる。ネットでつながる時代だし、何かあってほしいなと僕は思います。
みらいのリスト@発達障害啓発連絡会「つながり」 @mirailist
正直なところ、自分は当事者研究にはあまり興味が無い。 専門家と同じ研究をする必要は全くないとも思ってる。 「当事者の認知・苦労・工夫などについて情報を集めた上で、それを当事者の生きやすさに活用する」 という基礎固めとして、情報集めや情報発信をしている。 #発達障害 #当事者研究
みらいのリスト@発達障害啓発連絡会「つながり」 @mirailist
僕にとって発達障害・学習障害は研究対象ではないんです。 発達障害・学習障害は〇〇モデルでもモルモットでもないんです。 自分達が安心できる社会、幸せを感じられる社会を作っていく仲間なんです。研究はそういう世の中を作っていくための手段の1つです。 #発達障害 #学習障害 #当事者研究
みらいのリスト@発達障害啓発連絡会「つながり」 @mirailist
研究者・支援者には、発達障害の当事者活動を露骨に下に見ている人が多い。 残念だけれどこれが現実。 でも、2,3年後には「非常に活発になっている発達障害の当事者活動に対して、自分はどのように協力できるか?」と考える時代が来ると思う。 主役の転換は、これから確実に起きる。 #発達障害
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コメント

もちもち @moti_mo_moti 2018-07-27 10:22:22
専門家が長い時間をかけて作り上げてきた共通言語(DSM, ICD, 他の「厳密に定義された」専門用語)を使わずに「研究」するのは非常に困難(というか、ほぼ不可能)に思えますが、どうなんでしょう。 用語の定義を定めずに好き勝手に言いたい放題して有意義なやりとりができるとは自分には思えないのですが。
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