7/27滋賀GPN主催、生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー「これからのお金の流れと企業の持続可能性について~生物多様性の視点から考える」

新井和宏さん(鎌倉投信株式会社取締役)の基調講演と滋賀県内4社の事例報告、フロアトークの内容をまとめました。 shigagpn.gr.jp/news/11
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くうのる @kuunoru

25.事例報告・杉山知子さん(神保真珠商店店長)「祖父が立ち上げた家業を継ぐ。琵琶湖の真珠は輸出が多く国内では知られていなかった。最盛期は6トン採れていた。高度成長期の琵琶湖の汚れで真珠貝が死滅していく。現在は生産者が10軒、10kgほどか」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:45:15
くうのる @kuunoru

26.事例報告・杉山氏「家業として真珠の在庫が山ほどあるのを売り切ってから廃業しようとした。しかし魅力に気づき、本格的に。海外産に押され量も採れず安いし続けられないと生産者は感じていたが、全量買い取りを申し出た」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:45:25
くうのる @kuunoru

27.事例報告・杉山氏「琵琶湖の真珠の価値を高めるため、作家さんやデザイナーさんの協力を得て、ゆっくり着実に事業をすすめている。インターネットで発信。facebookは背景など幅広く、インスタグラムは美しさ。関わっている人たちで集まる会議を」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:45:35
くうのる @kuunoru

28.事例報告・杉山氏「問題はまだ多い。養殖を続けていくのは無理かもしれないと思いつつ、みんなの力を借りながら進めていきたい」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:45:44
くうのる @kuunoru

29.事例報告・前川真司さん(株式会社みんなの奥永源寺代表)「永源寺の奥のダムのそのまた奥の地域。奥永源寺地域の魅力を伝える会社。株主は地域住民。ひとり1万円の出資で、地域の雇用が生まれる会社を地域一帯でつくろうとしている」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:45:55
くうのる @kuunoru

30.事例報告・前川氏「温暖化で絶滅危惧種B類となっている日本紫草が奥永源寺に花咲く。種苗会社も種を持っていない希少価値のある種の原種を育てている。東近江市の花、シコンは肌を再生する効果の高い薬効成分。特産開発へ」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:46:03
くうのる @kuunoru

31.事例報告・前川氏「シコンコスメプロジェクトは、限界集落化と耕作放棄地の再生という問題解決のため行っている。都会の人を招き開墾ツアーで耕作放棄地を耕している。日本の農薬使用量は世界一、20年以上の耕作放棄地は残留農薬ゼロが可能」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:46:12
くうのる @kuunoru

32.事例報告・前川氏「滋賀県産原料、東近江市の菜種油、草津市のあおばなを使用、100%オーガニック。製造段階でも一切環境を汚さない。琵琶湖に流れても問題ない。化粧品も農業加工品。初期ロット3000本は海外バイヤーから注目、34カ国で販売」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:46:26
くうのる @kuunoru

33.事例報告・前川氏「しかし東京や海外での販売には頼りたくない。滋賀県ならではの化粧品として地域で消費されていくものとし、持続可能な社会づくりにいかしたい」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:46:33
くうのる @kuunoru

34.フロアトーク、千々岩哲さんの進行でスタート。「SDGsは誰も取り残さない世界をつくることが目標。日本では生物多様性国家戦略2012-2020が大きく関わる。今日は地域の自然資源に着目してビジネスとして社会課題に取り組む事例報告をしていただいた」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:46:42
くうのる @kuunoru

35.フロアトーク。千々岩氏「社会に説明できる魅力ある投資先という視点に立ったとき、印象深かったこと、支援になる視点などを、伺いたい」 新井氏「報告はそれぞれおもしろかった。会社とは個性。個性がなくなったら価格競争に巻き込まれて終わる」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:46:51
くうのる @kuunoru

36.フロアトーク。新井氏「経済性、経営とのバランスを問わねば。社会事業家が一番お金をかけないところがブランド化、コマーシャル。今ソーシャルビジネスでうまくいっているのはそこに力を入れた事業体。いい商品を作れば売れる、ではない」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:47:00
くうのる @kuunoru

37.フロアトーク。新井氏「社会性に寄りすぎていませんか、どうやったら売れるか、いいものはちゃんと売ろう。4社それぞれの商品はすばらしく、欲しくなった」 @生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:47:09
くうのる @kuunoru

38.フロアトーク。杉山氏「昔からのものが今の時代にあってきた参考になる地域の事例を教えてほしい」 新井氏「成功しているものはまだない。岡山県の西粟倉村はICOをやろうというところまで来ている。人の流れをつくる動きが見えてきた」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:47:21
くうのる @kuunoru

39.フロアトーク。千々岩氏「人を集める工夫は?」 新井氏「都会とどう結ぶか、どう地域に来てもらうか。本当は金融がやらねばならない仕事と思う。東京の丸の内で三菱地所がさんさんラボフューチャーを実施。お金を持った人が地域の動きに触れる場」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:47:32
くうのる @kuunoru

40.フロアトーク。新井氏「金融はお金だけでなく人をつなぐ。その機能がないと金融はもう必要とされない。若いソーシャルビジネスの経営者から、お金だけならいらない、それ以外に何を提供してくれるのかと尋ねられる時代」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:47:42
くうのる @kuunoru

41.フロアトーク。新井氏「地域の事業者は、持っている価値を売るという強気でいいと思う。さんさんラボはサードプレイス、職場と自宅ともう一つの場所。(おっと貴重なオフレコ発言有り!)。企業に対する考え方は米英と、日独は違う」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:47:52
くうのる @kuunoru

42.フロアトーク。新井氏「ドイツや日本は100年企業が多い。日本はチームでやることに意義がある、コミュニティに意味がある。イギリスは個人がベース、帰属意識があまりない、対価に対してプロフェッショナルという考え」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:48:01
くうのる @kuunoru

43.フロアトーク。新井氏「日本はチームに不満があると、やめないけれど、自分の持っている力の50%しか出さないという。この話は近々サイトで発表する」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:48:10
くうのる @kuunoru

44.フロアトーク。千々岩氏「暮らしと趣味の領域は」 新井氏「4社それぞれ魅力的。遊びがある。楽しい要素と美の要素。いい会社は美意識が備わっている。信楽焼の陶器の加湿器は意識の高い人には親和性が高い。発想がバッチリ」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:48:20
くうのる @kuunoru

45.フロアトーク。新井氏「これからは物を買う時代じゃない、ストーリーを買う時代。日本の場合、世界で売れると国内で売れるというメンタリティだから、世界で売って逆輸入しようという発想で行こう。ほんとは逆にしたいが無理だから」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:48:29
くうのる @kuunoru

46.フロアトーク。井上氏「海外で売るための特許を取ってきたが個人でできる範囲を超えてきた。どういうタイミングで舵を切ればよいのか」 新井氏「会社や組織はこの指とまれ。一番は、自分の声だけでは無理だと思ったとき、コントロール不可のとき」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:48:49
くうのる @kuunoru

47.フロアトーク。新井氏「そのときどこの誰と組むのか、それは相談した方がいい。このあと相談してください」 前川氏「教育が大事と思い、教育事業をしたい。化粧品はライフスタイルを提案するもの。地元のものを身につけたいという人に働きかける」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:49:04
くうのる @kuunoru

48.フロアトーク。前川氏「その先は学校を作りたい。子どもたち、未来への投資をしたい。金融の会社は、子どもを育てるために教育の観点では何をする?」 新井氏「子ども向けの講演はどんな条件でも受けると決めている」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:49:16
くうのる @kuunoru

49.フロアトーク。新井氏「自治体と協働で、副教材を一緒につくっている。教育現場では現代社会で必須にも関わらず、金融と性教育が行われていない。三つ目は、コミュニティに対して投資をしていく仕組みをつくらないといけない」@生物多様性と環境・CSR研究会2018年度セミナー

2018-07-27 23:49:25