- SubaruTakeshima
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極地の岩で、ちょっと違うように見えるものはある。 含水鉱物がなくても有機物があることはあり得るのか? 反射率が低いのは有機物が多いことと関係していると思う。水がなくても有機物はあり得ると思う。
2018-08-02 15:37:51クレーターの縁の高さって何が基準? 周辺の平均的な高さ。 何がぶつかったのか? 興味深いが、いまデータを取り始めたばかり。これから見ていく。
2018-08-02 15:38:46水や有機物がありそうだと言われていたと思うが、どうしてそう予測していたのか、行ってみたらどうして違ったと考えるか。 C型小惑星は地上から観測されている。数十個あるうち8割ぐらいから水のスペクトルがあったので、あると思っていたが外れた。
2018-08-02 15:40:23よそうは外れたが「アタリ」だと考えている。こういうものは隕石などで我々が手にしたことがないものだからだ。
2018-08-02 15:40:58着陸地点、様々なデータから科学的に面白そうなところを選ぶ。決定は8月末。まだまだデータを取るが、現時点でも検討が進んでいる。工学的にはボルダーが多すぎると降りられないので十数か所。もっと近接して観測すると絞られるかもしれない。
2018-08-02 15:42:55水の量はアエンデ隕石より少ないということか? アエンデ隕石と同程度。しかしアエンデ隕石は反射率が高い。反射率が低く、水もない隕石は過去にない。
2018-08-02 15:44:45補足:S型小惑星由来の隕石と同程度の含水鉱物で、C型小惑星由来のものでは過去に例がない水分の少なさということです。
2018-08-02 15:45:49なぜ2種類の手法で形状解析しているのか? まず、1つだけだと正しさがわからないので比較する。次に、1つの手法だと問題が起きたときに困るのでバックアップ。補い合う。
2018-08-02 15:47:17クレーターの内部でも平らであれば、着陸の対象になり得る。ただ、囲まれた場所だと熱を受けやすいので温度が問題になる。また傾いていると降りられない。クレーターも着陸候補地点になりえる。
2018-08-02 15:49:54リュウグウの含水鉱物以外の観点でのバラエティは? 現時点ではほとんどデータが得られていない。 サイエンス的には極域に着陸したくはないですか? サイエンス的には狙って欲しいが、工学的には難しいと思う(北里) 工学的には難しいです(吉川)
2018-08-02 15:51:25初期観測とあるが、今後何回観測するのか? 重力降下で1kmまで近付く。極域観測、インパクターで地下観測もする。 表面に含水鉱物がある可能性はまだあるか? そう考えている。
2018-08-02 15:53:14クレーター、普通は隕石がぶつかってできたものだが、クレーター状の地形というだけで本当にクレーターかはわからない。経度90度のところにあるものが300mほどあって最も大きい。今日出したLIDARの画像には含まれていない。
2018-08-02 15:55:48300mのクレーターは予想の範囲内なのか? サイエンスチームでまさに検討中。非常に面白いポイントで、まだ結論は言えない。隕石の衝突かもしれないし、自転が遅くなった原因かもしれない。今後の観測で解明していきたい。
2018-08-02 15:57:47水がなかったことに関して吉川先生の所感は? 意外。やはり初めて行く天体では何が起きるかわからないので、解明して突き詰めていきたい。 降下運用は問題ない? 問題ない。中高度、小惑星を確認しながら速いスピードで降下上昇。予定通りのナビゲーション。
2018-08-02 15:59:36一番大きなクレーターはLIDAR観測していないのか? 観測はしている。今、この場にデータはない。 深さと直径の比率が重要なのはなぜか? 構成物質や、天体の履歴が推定できるから。
2018-08-02 16:01:352次的な加熱とは? ひとつは太陽光。現在の軌道では最高100℃だが、過去にはもっと太陽に近い軌道を通ることで、もっと高い温度を経験しているかもしれない。
2018-08-02 16:03:00今回会場に展示しております、リュウグウの3Dモデルです。 左から二番目は、会津大学が3Dプリンタで作ったもの。 両端ははやぶさ2チームが、 もうひとつは、JAXA「宇宙探査イノベーションハブ」が作ったものです。 小惑星探査機「はやぶさ2」の記者説明会(18/08/02) bit.ly/2OCVvtQ pic.twitter.com/T426aT17sz
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