茂木健一郎(@kenichiromogi)さんの連続ツイート第2132回「課題のレベルと締切は自分で設定する」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート２１３２回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、「課題設定」について。

茂木健一郎 @kenichiromogi

自分の課題とその時間制限（締切）は、自分で設定するようにするといい。このきわめて単純なハックで、人生は変わる。このコツさえつかめば、その人は、どんなところにも行けるし、どんなに遠くにでも行ける。

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学校の宿題や、会社での上司の命令というように、他人が自分の課題や締切を設定することに慣れてしまうと、自己決定の感覚が失われる。自己決定をできなくなった人は、脳の躍動感が消えていってしまう。肝心なのは、自己決定を取り戻すことだ。

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宿題や会社の上司の命令のように、外から課題が来る場合でも、それをいったん自分自身の課題や締切に「翻訳」する。たとえば、３日後までに何かをしなければならないのだとすると、それ以前に、課題を分解して、自分なりの締切を設定する。そして、できれば前倒しで、自分が決めたスケジュールで動く。

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一番よいのは、宿題や会社の命令といった外部の要因がなくて、自分自身で課題を決めて動けることで、これができるようになると一気に世界が広がる。たとえ学校や会社に行っていても自分で決定できるようになるとその人はその瞬間自分の人生の「経営者」になる。

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課題のレベルを調整するのも大切で、締切までに全力でやって、ぎりぎりできるくらいに設定するといい。すると、自然に集中するから、フローの状態が実現する。朝起きてから夜寝るまで、自分で課題と締切を設定して、ずっとフローの状態でいるのがいちばん良い。そうすれば遠くに行ける。

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以上、連続ツイート２１３２回「課題のレベルと締切は自分で設定する」をテーマに、５つのツイートをお届けしました。