山姥切国広と本作長義の銘文の特徴

つるぎの屋@日本刀買取専門店 @tsuruginoyaさんが同時期に国広が打ったものとの違いをお話していました。
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つるぎの屋@日本刀買取専門店 @tsuruginoya

honnsakuchougi tennshoujuuhachinennkanoetoragogatsumikkani kyuushuuhyuugajuukunihiromeiuchi tennshoujuuyonennnanagatsunijuuichinichi odawarasannpunotokiyakatasamayorikudashiokarunari nagaoshinngoroutairanoasonnakinagashoji (ちょうぎ217字)

2018-09-16 22:16:39
つるぎの屋@日本刀買取専門店 @tsuruginoya

ツイッターの文字数制限(日本語140字/アルファベット280字)に負けない本作長義(山姥切長義) 漢字:62文字 ひらがな:123文字 ローマ字:ながよし220字/ちょうぎ217字

2018-09-16 22:24:20
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九州日向住国広作 天正十八年庚寅弐月吉日平顕長 きゅうしゅうひゅうがじゅうくにひろさく てんしょうじゅうはちねんかのえとらにがつきちじつたいらのあきなが kyuushuuhyuugajuukunihirosaku tennshoujuuhachinennkanoetoranigatsukichijitsutairanoakinaga 漢字22文字 ひらがな51文字 ローマ字89字

2018-09-16 22:33:40
つるぎの屋@日本刀買取専門店 @tsuruginoya

「長義」の読み方について。 「ちょうぎ」「ながよし」の何れが正しいのか。 答えからいえばどちらでも通用しますが、現在では「ちょうぎ」の方が広く使用されています。 桃山時代の光徳刀絵図には「ちょうぎ(ちゃうぎ)」と記されているので、その頃には既に「ちょうぎ」で通用していたといえます。

2018-09-17 00:50:41
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長船長義は長船派の光忠の子で、長光の弟である真長の系統になり、 長光→景光→兼光と続く長船派の正系とは別系統です。 真長→光長→長義と続き、兄に長重、一門に長守、兼長らがいます。

2018-09-17 00:50:42
つるぎの屋@日本刀買取専門店 @tsuruginoya

この真長の長船傍系は「長」の字を通字としているのが特徴です。 長義も日本風に訓読みすれば「ながよし」ですので正確にいえばこちらが正しいですが、刀剣の業界では音読みの「ちょうぎ」の方が有名であるといえます。

2018-09-17 00:50:42
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他に室町時代の山城鍛冶に平安城長吉という読みが同じ「ながよし」という人がいるので 長船長義を「ちょうぎ」 平安城長吉を「ちょうきち」 と通称して区別しています。 長義系の兼長も五条兼永と読みが同じ「かねなが」なので、 こちらは「けんちょう」と通称します。

2018-09-17 00:50:43
つるぎの屋@日本刀買取専門店 @tsuruginoya

「長(なが)」を通字としている 真長(さねなが) 光長(みつなが) 長義(ながよし/ちょうぎ) 長重(ながしげ) 長守(ながもり) 兼長(かねなが/けんちょう)

2018-09-17 00:50:43