『「石に泳ぐ魚」裁判経過報告』が新潮社のサイトでスマートフォンからの閲覧がしづらくなっている件について

MUNEGASHI Isako @isako134

作者と新潮社は裁判そのもの、および控訴審判決に不服であるがゆえに、上告にあたって『「石に泳ぐ魚」裁判経過報告』を出していたが、今日見たところ、それは削除されていた。 shinchosha.co.jp/shincho/200108…

MUNEGASHI Isako @isako134

上告審判決は控訴審判決を受け入れたものだが、それを受けて「一部を書き換えりゃ出せるんだろ」と単行本化したのがさきのものである。 しかし、現在の同社サイトで検索可能な取扱書籍は、他作家とのアンソロジー1冊だけであり、単著は一切見つからなかった。

MUNEGASHI Isako @isako134

改めて第一審、控訴審、上告審の判決文に目を通しましたが、第一審の時点で、謝罪・掲載誌の回収広告の掲載や図書館への通知については原告側の要求が却下されているものの、控訴審では第一審判決文にある「修正版の出版の同意は得られている」を原告は決して認めておらず、判断を誤ったとしています。

MUNEGASHI Isako @isako134

そして上告審判決は控訴審を踏まえたものになりましたが、著者と新潮社は『石に泳ぐ魚』修正版の単行本化を強行し、後に文庫化もされました。 （当初まとめには、裁判経過報告に「和解内容」も含まれるとするツイートを収録しましたが、それを外しておきます。）

MUNEGASHI Isako @isako134

ラノベの表紙どころか中の挿絵まで晒したまとめが伸びる一方で、かつて「著者の表現の自由を守れ」と出版社や文壇が擁護し、原告や最高裁判決に反して修正版を出した小説に関するものは伸びない。 『「石に泳ぐ魚」裁判経過報告』が新潮社のサイトから削除された件について togetter.com/li/1269043

公務員【憲法】2017年度版bot @koumuin_bot1

憲法、幸福追求権：プライバシーの権利は最高裁が新しい人権として認めた。肖像権、前科等を公開されない利益。プライバシー侵害を理由に出版差し止めを認める判決がなされている(石に泳ぐ魚事件)

MUNEGASHI Isako @isako134

.@rituku さんのコメント「白饅頭さんだかが「キモい」という言葉は言われた側が加害者にされる言葉だって言ったのを思い出した。大変腑に落ちた。」にいいね！しました。 togetter.com/li/1269363#c54…

MUNEGASHI Isako @isako134

「見た目問題」にしても、「病気や怪我によって損なった顔を持つこと自体が、世間に迷惑をかけている、だから出てくるな、暴力を振るわれるのが当然だ」からのスタートなんですよ。

鱗屋うろこ @urocoya

組体操事故の被害生徒の訴えに「この子はつらくとも貴重な体験をして人間的に大きく成長できた！」と"感動"してしまう層も容易に想像できてしまう。

MUNEGASHI Isako @isako134

「この子はつらくとも貴重な体験をして人間的に大きく成長できた！」「他人の辛いところに踏み込む」「他人の辛さに評価を下す」を総合した悪魔合体により『石に泳ぐ魚』裁判が起きたわけなんですが。被告は原告に『感動』して書いたのだろうけど、公表されてしまった側にとっては侮辱でしかなかった。

MUNEGASHI Isako @isako134

顔面のハンデを持つ人間のほうが「世間に対する『キモい』加害者」扱いをされ、その「克服」を本人に無断でやった別の形の暴力が『石に泳ぐ魚』の発表および、修正版の出版だったのではないですか？

MUNEGASHI Isako @isako134

togetterによるリンク生成は可能だったので書き直し。 『「石に泳ぐ魚」裁判経過報告』を誌面に掲載した、新潮2001年8月号発行にあたっての当時の編集長による『新潮 編集長から』。 shinchosha.co.jp/shincho/200108… webcache.googleusercontent.com/search?q=cache… archive.is/dfHP5

MUNEGASHI Isako @isako134

同号に掲載された複数作家へのアンケートの回答の一部と目次。 なぜかはよくわからないが、さきの編集長の文章といい、削除されているわけでもないのに、表示されない場合もある。 shinchosha.co.jp/shincho/200108… archive.is/axacT shinchosha.co.jp/shincho/index2… archive.is/E0zZM