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『フィルカル』Vol. 3, No. 2 ―分析哲学と文化をつなぐ―:感想等まとめ

分析哲学と文化をつなぐ雑誌『フィルカル』のVol. 3, No. 2です。 小特集「スポーツ」ではスポーツ倫理学概説と合気道論を掲載。 D・ルイス入門第3回、文化的盗用をめぐる分析美学の紹介など、哲学への案内記事も充実、さらに、ブルーフィルム、コンテンツ・ツーリズム、RADWIMPS「HINOMARU」など、現代文化の諸相を分析美学の観点から分析した論文たちも所収。 分析哲学の源流「ルヴフ=ワルシャワ学派」の祖トファルドフスキの翻訳を解説付きでお送りし、哲学史的にも充実の今号は、他に美学・哲学イベント記事、国際美学会報告、なろう小説ガイドも収録し、大変幅広い文化現象をいろいろな視点から扱っています。
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Y. Tanigawa @houkago_kitsune

@zmzizm なお、4.3の背景には、典型的には地元民と観光者が場所に投影しているイメージの違いなどが、対立を生むことがあり、しばしば観光学で研究されているということがあります。その問題を何とか違う仕方で扱えないかな、と。 結果、このズレの奇異さを拙く言い換えただけになっていますが。。

2018-10-06 10:07:44
matsunaga @zmzizm

@mircea_morning ありがとうございます。ポイントを理解しました。ご存じのような気もしますが、環境美学の青田さんが地元民と観光者とで土地をみる仕方がちがうという話を本格的に取り上げておられますね。どういう概念でそのちがいを説明していたかは記憶がはっきりしませんが(「フレームのちがい」だったか)

2018-10-06 10:58:05
森功次/MORI Norihide @conchucame

ざっと見たところ、『フィルカル』の既刊6冊のうち、4冊でウォルトンの"Categories of art"に言及がありました。 翻訳ありますから、まだ読んでない人は早急に読みましょう。 twitter.com/conchucame/sta…

2018-10-06 11:07:13
森功次/MORI Norihide @conchucame

ケンダル・ウォルトン「芸術のカテゴリー」を訳したので売ります。作品外の要素が芸術知覚に及ぼす影響について分析し、美学理論の流れを形式主義から文脈主義へと変える大きなきっかけとなった分析美学の古典的論文です。PDFで390円。 note.mu/morinorihide/n…

2015-06-08 10:01:35
Y. Tanigawa @houkago_kitsune

@zmzizm 青田さんの原稿はネットで見かけた気がするので、再チェックしてみます! 観光学で見方の違いをシステマティックに扱おうとすると、素直にやれば現象学的社会学に依拠することになると思います。 本論との接続には何が都合よいか、色々漁った方がよさそうですねー。色々とありがとうございます!

2018-10-06 11:09:10
kugyo W @pubkugyo

disadvantaged / indigenous / minorityな文化からの文化的盗用が道徳的にまずくなりがちであることはご指摘どおりです.しかし,そもそもそうした結果を生み出せる特別さが,文化的盗用にはあるはずです.そうした要因はどれも,おそらくマイノリティ文化に対して,より悲惨に働くものでしょう.

2018-10-07 00:34:19
kugyo W @pubkugyo

Young 2008は文化の非対称性にもちろん気づいてますが(保護・回復の機会が不足するとか),同化論法——Hurka 1994の指摘するように,盗用した側の用法が圧倒してしまう——への応答(p. 120)あたり見ると,マイノリティ文化に向いてることはそれだけでは悪さの源泉にはならないと考えてるように思います

2018-10-07 00:43:11
kugyo W @pubkugyo

> インサイダーの証言の効力にかんするアウトサイダーの評価に影響するとは限らず これはご指摘のとおりで,インサイダ内に攪乱が生じてしまうことと,アウトサイダが認識的に不正な扱いをすることとは別のことですね(攪乱に脆弱である文化が軽視される,みたいなステップを挟まないかぎり).

2018-10-07 00:47:41
李林林 @shiranui03

「フィルカル」の異世界転生ものガイド 簡潔で分かりやすくよい ただ私が興味があったのはいわゆるチートハーレムがいかなるものかなので、それを解説するという後編に期待

2018-10-07 14:05:17
アイダカズキ @Shadowontheida

フィルカル掲載の長門・高橋両氏の文章を読み終わる。

2018-10-07 20:51:07
アイダカズキ @Shadowontheida

長門氏の『なにが私にとってスポーツ倫理学を気になるものにしているのか』、勝利を追求するスポーツの中で倫理を追求すること、の入門として非常に興味深く読んだ(ドーピングや八百長、日大フットボール部の危険タックルなど、近年ではますます身近なテーマとなりつつあるだけに)

2018-10-07 20:55:46
アイダカズキ @Shadowontheida

高橋氏の『合気道の観ている(であろう)ものについて』、僕も高校から就職まで合気道教室に通っていた時期があっただけに(現在は休会)楽しく読めた。いわゆる「達人」は本当に日夜実戦を想定した(悪く言えばパラノイア的な)状態に身を置いているのかについて。

2018-10-07 21:01:19
アイダカズキ @Shadowontheida

僕を指導された先生、以前クリスマスのお楽しみ会で物陰から襲いかかったお調子者のお弟子さんに容赦ない一本背負いを見舞ったので多分そういう状態へ日夜身を置いておられる(事前に本人と示し合わせがあったという可能性は否定しないが)

2018-10-07 21:03:27
アイダカズキ @Shadowontheida

余談だが、高橋氏の文章に同氏が以前書かれた小説/評論誌『b1228』と密接にリンクした箇所があって、当時から今に至るまでに起こったいろいろを思い起こし、いささかほろ苦い気分になった。

2018-10-07 21:06:20
gu @uemurag

現象学的倫理学といえば、『フィルカル Vol.3, No.1』を、寄稿者の吉川さんからいただきました。ありがとうございます。吉川さんの論考「ブルーフィルム鑑賞者であるとはどのようなことか?」は、『WM現代現象学』の発展編としても読める力作です。すごい。philcul.net/?page_id=545#v…

2018-10-08 09:55:41
gu @uemurag

いくつか議論がきちんと追えなかったところもあるのですが、それはさておき吉川論考に関する一番の不満は、『WM現代現象学』の発展編としても読めるのに(そして本人も私信ではそれを認めているのに)『WM現代現象学』のご本人が書いた項目に触れていない点ですね。

2018-10-08 09:58:52
羊太夫🐑 @carta_pergamena

『フィルカル』Vol.3 No.2の拙稿 「作品とカテゴリーの実践 —「HINOMARU」批評の分析—」について紹介記事を書きました: carta-pergamena.hatenablog.com/entry/2018/10/…

2018-10-08 16:07:17
copo @copopgrco

羊大夫🐑さんの『作品とカテゴリーの実践』面白かった。自分の面白がり方を人に納得してもらうためのスキルをどんどん勉強したいと思っているので(現状まったく身についてないけど)、とてもありがたかったです。

2018-10-08 21:27:59
copo @copopgrco

適切なカテゴリーをすぐ選び出せる技能と、いわゆる文化資本は関係ありそうですよね。 むかし、ミッシェル・ガン・エレファントがデビューしたとき「すべての批評を拒絶するロック!」とか謳われていて、なんじゃそれと思ったものですが、あれパブロックですよね。ミッシェル超最高。

2018-10-08 21:36:29
copo @copopgrco

カテゴリー・ミステイク

2018-10-08 21:38:28
copo @copopgrco

私は、私が体験したものでしか語ることができないと思い込んでいるため、どのようなカテゴリーを措定しようとも、かならず「私が体験したところの」◯◯(カテゴリー)になる。私の感想文はかならず自分語りに終始する。本を読んでも音楽聞いても。

2018-10-08 22:57:31
copo @copopgrco

むしろみなさまにお尋ねしたいのは、自分が体験したことのないカテゴリーをどうやったら措定できるのか、また、自分がそれを体験したことはなかったとどのようにして認識できるか、という点です。

2018-10-08 22:57:32
kugyo W @pubkugyo

雑誌「フィルカル」に寄稿しました - kugyoを埋葬する (id:kugyo) d.hatena.ne.jp/kugyo/20181008…

2018-10-08 23:34:20
tricken(Tw以外の居場所は固定参照) @tricken

フィルカルの新刊が出てた時に胃腸炎で倒れてたので何も言ってない……合気道エッセイ寄稿してます。学術的親身とかは特にない個人的経験論ですが、珍文としてのクオリティはがんばりました。よんでね。

2018-10-09 00:59:17
copo @copopgrco

青田『国際美学会中間大会に参加して』で報告されているエリザベス・ディ・ステファノの日常美学の講演の紹介を読んで、むかしナチュリラ/リンネル系雑誌で称揚されていた「ていねいな暮らしぶり()」を思い出した。 「ていねいな暮らしぶり」が扱っているのは本当に日常の暮らしぶりなのか。

2018-10-09 17:29:25
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