- SubaruTakeshima
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10月下旬予定だったタッチダウン運用はリハーサルに変更し、タッチダウンは合運用後の来年1月に延期するとのこと。リュウグウの表面が一様にでこぼこで高精度な着地点誘導が必要なため #はやぶさ2 ■小惑星探査機「はやぶさ2」の記者説明会(18/10/11) | ファン!ファン!JAXA! fanfun.jaxa.jp/jaxatv/detail/… pic.twitter.com/e1c5q93Qyy
2018-10-11 15:52:39MASCOTの分離運用について 通信は大変良く行われ、データはすでにドイツ側に提供済み。ホップも確認された。 公開がとてもたのしみ。 運用はドイツのケルン側で40名トゥルーズで5名で行われた。 DSNはレベル2という手厚い冗長で運用した。吉川先生談
2018-10-11 15:35:46はやぶさ2の光学航法カメラでのMASCOT撮像。三枚目ではっきり捉えることができた。ONC-WIでもMASCOT本体と、影を小惑星上で撮像できた。吉川先生談
2018-10-11 15:37:50はやぶさ2タッチダウンについて 当初10月後半に予定していたが、リュウグウの様子がよくわかったので、チームとして一度立ち止まる事にした。津田先生談
2018-10-11 15:40:58今後のスケジュール 10/14から15でTDリハーサル 10/24から25はTDの予定だったが三回目のリハーサルとする(TD1-R3) 11月下旬から12月は合運用なので動かせない。 2019の1月後半以降にタッチダウンを行いたいと思う。考える時間がひつよう(津田先生談)
2018-10-11 15:43:53MINERVA MASCOTを赤道に降ろしてしまうと、探査機が着陸できる箇所が減ってしまうのでこれらは軌道を曲げて南北に降ろした。 はやぶさ2の守備範囲+-30度に降ろすためにさらに訓練が必要。(津田先生談)
2018-10-11 15:48:50リュウグウはどこもかしこも一様にデコボコであるので、これがとてもむずかしい。 抵抗度の運用で現在は50Cm程度の岩まで把握しているが、これをよけて着陸する必要がある。閉店な地域は極めて限定的なので、検討エリアで見極めている(津田先生談)
2018-10-11 15:51:51MINERA MASCOTで得られた知見を活かしたい。着陸に役立つデータはドイツ側から頂いている。 小惑星は砂地ではなく石の塊。こういうところに着陸しなくてはいけない。(津田先生談)
2018-10-11 15:53:50いい話 高度50mまでは今の方法で十分誘導できる。 温度条件も想定よりも低く、当初5月くらいまでと思っていたが6月くらいまで運用できそう。(津田先生談)
2018-10-11 15:55:24次のリハでは25m程度まで降りる。LRFの計測を行う予定。 ターゲットマーカをTD1-R3で落として小惑星上ではやぶさ2が認識できるか試験を行う。 チャレンジグではあるが、ピンポイントタッチダウンという技術を試すかもしれない(津田先生談)
2018-10-11 15:58:05TDではL08の真ん中を狙っていたが、L08-Bという地点を目指して本当に着陸に適しているか、リハーサルで見極める。 MASCOT運用でその上空を通った時に20cm/ピクセルの撮像をできた。着陸20mという精度は未知だがそれを確認検証したい。
2018-10-11 16:01:34質疑応答 Q TDのが遅れるという事だが、全体のスケジュールも遅れるのか? 全体のスケジュールは送れずに機関の中でやりくりをする。小惑星出発や地球帰還は予定通り。 リハーサルも含めて考える時間が必要。(津田先生談)
2018-10-11 16:06:12Q 20mの範囲に降ろす? 一つ一つの岩をLIDARで見ながら降りる。LRFの性能やTMの評価もしなければならない。 Q 50mより下に降りなければ色々なことが進まない? そのとおり。 (津田先生談)
2018-10-11 16:09:09質疑応答 18Pのカラフルな図 青は安全、赤はとても危険な領域。はやぶさ2のサイズに対して安全を評価した図 。一番良さそうなのが、L08-B(津田先生談)
2018-10-11 16:11:10Q 当初の予想と違うことは? 地形。平坦なところが無い。徹底的にデコボコしていて、平坦なところが一つもない。探査機にしてみればとても意地悪な小惑星。 (津田先生)
2018-10-11 16:13:23Q インパクターで平らにする? それは奥の手(笑)インパクターをぶつけたところで平らになるような地形ではないかもしれない(津田先生談)
2018-10-11 16:14:28Q 長考で得るものは? リハーサルでの訓練の検証。 ローバチームからの解析を集める。12月には科学の全体会議があるので、それもまとめ上げて考える。今は画像を見て類推している。得られた高解像度の画像から、L08-Bがどのくらいデコボコか、硬いかなど、ローバのバウンドからも得る(津田先生談)
2018-10-11 16:18:36Q 科学的観測は一通り済んでるか? これは終わりがなくてずっと続いている。当初の想定を超えてたくさんの情報が得られている(津田先生談)
2018-10-11 16:21:45Q ピンポイントタッチダウンの数の成約はあるか? ターゲットマーカの数だけできる。減るものといえば燃料だが、これは通常のTDと比べて大きく変わるものでは無い(津田先生談)
2018-10-11 16:23:14Q リュウグウは特殊? 大きな小惑星と比べてば大きく違うが、小さな小惑星の比較例がまだ少ない。OSIRIS RExが向かう小惑星ベンヌと比較して特殊かどうか調べたい(吉川先生談)
2018-10-11 16:25:04Q プロジェクタイルは表面が固くても大丈夫? 固くても大丈夫。そのへんはロバスト性があり心配ない。デコボコの状況でサンプルの収量は変わるかもしれない。1回目のタッチダウンから採取は必ず行う。 (津田先生談)
2018-10-11 16:27:23Q 複数の場所からサンプルを採るという選択肢が現状で狭められている? どこを見ても一様な状態だが、これは サイエンスチームと議論している。地域性を見たいという話もある。クレータ内部からの採取も諦めてはいない。まだ選択肢は広いまま残しておきたい。(津田先生談)
2018-10-11 16:32:19Q 仮にスケジュールを変えず降りていたら? 地形の影響で破損をしたかもしれない。もしくは探査機が自動で中断を行って上昇してしまう可能性があった。 サンプリングを断念することはこのミッションを通して無い。手ぶらでは帰りたくないので仮に厳しい状況でも何らかの手を打つ。(津田先生談)
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