ある幻想少女たちの日常

二人の何気ない一場面の切り取り
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大根屋Gv. @gundamvaka

「ねぇ、魔理沙」 「なんだ」 「この煎餅、私まだ一枚しか食べてないんだけど」 魔理沙は本から顔を上げてまじまじと私を見つめると、予想に反してこんなことを言い放ったのだった。 「そうか。ところで霊夢、いま私は一杯の茶が怖い」 「自分で注げ!」

2018-11-23 20:31:54
大根屋Gv. @gundamvaka

くくく、と笑い声が漏れ出したのがどちらが先だったかは分からない。私たちの間にある私たちだけの理解と雰囲気があれば、細かい些細なことなんて気にならないのだ。私たちは最高のパートナーだから。 魔理沙といるといつも楽しい。ただ、コイツには二度と里で一番の煎餅はやらない。 #隔週レイマリ

2018-11-23 20:39:40