アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、F-エフ-23話脚本:人と人を引き合わせる夕陽

アニメカイジに感動し、かつ高屋敷英夫さんは子供~大人になるまで、よく見る名前なので気になった…と思ったがこの方の歴史は膨大すぎた。 今回は、F-エフ-23話脚本。 前回はF-エフ-22話脚本。 https://togetter.com/li/1276543 続きを読む
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まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-23話まとめ3 これは高屋敷氏が、男と男の友情にこだわることと、高屋敷氏のテーマの一つ「自分の道を自分で決める」を実行した人間に敬意を払っていることが関係していると考えられる。

2018-10-21 14:50:35
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高屋敷氏脚本F-エフ-23話まとめ4 聖は、命を縮めるとわかっていても走る。 ジョー2脚本では、パンチドランカーを自覚する丈が、真っ白に燃え尽きるまで戦うと決断。 カイジ脚本では、指を切られるとわかっていても、カイジが負けを認める。 こういった決断をするキャラを、高屋敷氏は尊重・強調する。

2018-10-21 14:51:48
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高屋敷氏脚本F-エフ-23話まとめ5 その「尊重」のために、原作を大幅に変えるほどであり(今回の場合はタモツの対応)、高屋敷氏の信念めいたものを感じる。 また、原作からして聖の設定は、あしたのジョー的なものがあり、その成分を、あしたのジョーに深く関わった同氏が存分に引き出している。

2018-10-21 14:52:44
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高屋敷氏脚本F-エフ-23話まとめ6 そして、終盤の夕陽。高屋敷氏が太陽を重要視していることは、様々な作品で表現されており、今回も然り。 同氏の世界の「太陽」は万物を見守り、願いを聞き、死した魂を回収し、人と人を引き合わせる「キャラクター」として機能している。

2018-10-21 14:53:47
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高屋敷氏脚本F-エフ-23話まとめ7 今回の「太陽」は、「死ぬまで生きてみせる」と誓う聖のもとに、軍馬を「連れてくる」。これは、今後の展開を思えば劇的であるし、展開を知らなくとも、運命的なものを感じさせるのに充分。 1話では、聖が夕陽を背に立っていたが、今回は逆になっているのも心憎い。 pic.twitter.com/g4X96heeM4

2018-10-21 14:54:51
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高屋敷氏脚本F-エフ-23話まとめ8 今まで聖は軍馬のモチベーションを上げる存在だったが、今度は軍馬が、聖の「生きる」モチベーションを上げ得る存在に成長したとも考えられる。また、「走らなければ生きていけない」(18話→ togetter.com/li/1267358)二人の魂が呼び合った側面もあるかもしれない。

2018-10-21 14:57:44
まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本F-エフ-23話まとめ9 とにかく、この夕陽シーンの追加は重要かつ感動的。また、高屋敷氏にとって、脚本参加した、あしたのジョー(特に2)がこれほどまでに大きな存在なのかと、ゾクッとくる。まるで丈の魂を、色々な作品で自由に召喚できるかのようである。同氏の凄まじさが見れた回だった。

2018-10-21 15:00:30