2018.10.26報道【国連 トゥンジャク特別報告者、東京電力福島第一原発事故の帰還で日本を批判】関連ツイートまとめ

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原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

原子力発電の利用などに価値があるとは思わない立場からみたら基準をより厳しくするのが道理ですから、勧告値の評価は別として、目的に対して手段が適切であるという意味の信頼性は高いと思っています。 世界中の専門家が侃侃諤諤しながら決まった基準です。

2018-10-26 21:15:46
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

ICRP の勧告値の趣旨からして、勧告値を超えたら、社会的に容認されないのが順当です。 勧告値を超えても容認される社会は、国際標準よりも放射線の害による権利侵害に対する対抗が弱い社会であるとみなす事ができるでしょう。

2018-10-26 21:19:45
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

年20mSvという現在の日本政府による避難指示解除の基準は、ICRP の職業被曝の水準です。成人が自由意思に基づく契約で、正当な報酬を受け取るかわりに引き受けるリスクの上限が年20mSvです。 直接の利害関係が無い公衆被曝の場合、それより格段に低い必要があるのが道理です。

2018-10-26 21:44:22
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

日本政府が反論しても、日本国は住民の権利侵害に対して緩い国であるというアピールにしかなりません。 これは人権問題でいくつも国連から勧告を受けている我が国の、よくあるパターンです。

2018-10-26 21:53:46
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

チェルノブイリ事故当時、ICRP 勧告の公衆被曝の上限は年5mSvだったので、当時のソ連がとった生涯350mSvという基準はある意味順当ではありました。 その後、公衆被曝の基準が高すぎるという批判が勝り、1991年にはICRP 勧告の公衆被曝の基準は年1mSvになります。

2018-10-26 23:23:55
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

年1mSvが上限であれば、生涯被曝の上限は70mSvまでとするのが順当です。 旧ソ連と同じノリなら初年度が20mSvで、その後どんどん厳しくしていく形になります。 事故直後が緩いので、後半は年0.1mSvとかを上限にする必要が出てきます。

2018-10-26 23:29:24
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

年0.1mSvというと、随分厳しいという印象を持つ人も出るかもしれませんが、我が国における発電用原子炉の公衆被曝の線量目標値は年50μSvなので、年0.1mSvというのは、それほど厳しい規制というわけでもありません。 rist.or.jp/atomica/dic/di…

2018-10-26 23:33:42
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

人生最後の年に急性症状ギリギリの低線量被曝をしても余命には影響ありませんから、前半を厳しい基準にした方が想定される被害は小さくなるわけですが、残念ながら我が国の行政は、逆に初年度初っ端の1週間で100mSvまで許容しようというのですから、原発など動かす資格など認めてはダメでしょう。

2018-10-26 23:49:26
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

残念ながら、我が国は人権後進国なんです。 だから国連人権理事会で問題になる。

2018-10-26 23:55:40
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

日本政府はICRP勧告の範囲内と記事には書かれているけど、勧告は2007年勧告で勧告されている1~20 mSv のバンドの下方部分から選択すべきであるというものだから、上限を選択している日本政府の対処は勧告から外れています。 右側「日本語」から勧告書に飛びます。 icrp.org/publication.as…

2018-10-27 08:24:26
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

バンドの下方部分から選択すべきで、過去の例では年1mSvとしつつ、中間的な参考レベルを採用してもよいと書いてあるので、年5mSvくらいまでなら「勧告の範囲内」と言っても良いかもしれないけれど、年20mSvでは勧告を無視している、と言って良いかと思います。

2018-10-27 08:33:46
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

ICRP Publ.111「原子力事故または放射線緊急事態後の長期汚染地域に居住する人々の防護に対する委員会勧告の適用」は2009年に出されたもので、日本語版は2012年に発行されています。2011年3月の東京電力福島第一原発事故を受けて翻訳作業中であるにも関わらず、暫定版が無料公開ました。

2018-10-27 08:43:18
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

アイソトープ協会の英断だったと思います。

2018-10-27 08:43:49
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告書は、東京電力福島第一原発事故以降、日本アイソトープ協会により、全てではありませんが無料公開されています。 ICRP勧告 日本語版シリーズ(PDFダウンロード) | 公益社団法人日本アイソトープ協会|JRIA jrias.or.jp/books/cat/sub1…

2018-10-27 08:57:45
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

現在の勧告は ICRP Publ.103「国際放射線防護委員会の2007年勧告」ですが、一つ前の勧告であるPubl.60 「国際放射線防護委員会の1990年勧告」を先に読んだ方が理解しやすいかと思います。基本的な考え方は変わっていません。

2018-10-27 09:01:33
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

「参考レベル」は上限とは違う、とか言われそうなので追記しときますが、参考レベルを上回る事例がある事が容認されるとはいえ、全体の中の一部の話であり、その中に成人よりも保護される対象である、子供や妊娠期の女性が含まれるべきでは無いのも当然でしょう。

2018-10-28 13:28:50
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

なお、成人女性本人は成人男性と同様の扱いとなりますが、胎児が子供と同様の保護対象となるので、妊娠可能な女性(直訳するとそうなるよね)という表現になるわけですね。

2018-10-28 13:31:56

原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

国際放射線防護委員会に対する評価として、「厳しすぎる」「緩すぎる」という評価があるのは当然で、基本的には評価する人の立ち位置を示しているという感じですね。

2018-10-27 10:32:04
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

もともとは放射線作業従事者の安全確保の為、つまり労働被曝軽減に当事者が頑張ったわけで、厳しすぎるという人は、労働安全を軽視するような立場、緩すぎるという人は逆の立場でしょう。 公衆被曝に関しては後から追加されてます。

2018-10-27 10:35:22
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

社会的に利益があるとして行われる行為に伴って発生する副作用の容認されないレベルの少し下、できるだけ高く公衆被曝の上限を設定することが放射線の利用促進と公衆安全のバランス点という発想は順当だとは思いますが、原子力発電所などの価値判断によって評価はまた変わるのも当然です。

2018-10-27 10:38:07
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

「非科学的だ」とか「内部被曝を無視している」などという一部に見られる評判は、事実誤認の不当評価であると思います。

2018-10-27 10:39:04
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

ICRPの話をすると「金科玉条ではない」みたいな反応もありますが、現在の行政の前提として採用することは順当であると思います。

2018-10-27 10:57:34

原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

日本政府の反論の方が誤解に基づいているね。 国連の特別報告者 福島への子どもの帰還見合わせを求める | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2018…

2018-10-27 09:35:13
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