エボシ御前がギルガメシュと言う事に驚く人々
- kusamura_eisei
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ギルガメシュとエンキドゥがウルクの発展のためによりよい材木(レバノン杉)を求め、その森の主であるフンババの首を落としたところ、「神殺し」の代償としてエンキドゥが死に、「ただ充満するもの(後に大規模な伐採により森が消える=死)が山に満ちた」とされるんですけれど
2018-10-26 23:10:11エボシ様のシシガミ様を殺してからの顛末が、同じストーリーラインを通っているんですよね。いわゆる、人間が文明を発展するには必ず自然を破壊するのが必要だが、自然(ないし森)を殺せば、それ相応のしっぺ返しもしくは代償を人類は払わなきゃいけないんだよってことね
2018-10-26 23:10:13それではどうすれば自然と共存できるのか、というのが映画において描かれるアシタカの苦悩であり、もののけ姫という映画の核なのではないかなと私は思うわけです
2018-10-26 23:10:14エンキドゥがフンババという「神殺し」の代償として命を落とした一方、エボシ様が腕を食いちぎられただけの代償で済むのは、監督の解釈の差であり優しさなのではないかなと思う。ちなみにギルガメシュ叙事詩でももののけ姫でも、圧倒的な「神」を殺し首を切り落としたら桶に入れたところは共通してます
2018-10-26 23:10:16アシタカ「会いに行くよ。ヤックルに乗って。」 配布星4!セイバー サン ストーリーをクリアしてサンを正式加入させよう! 期間限定星5!ライダー アシタカ! 同時ピックアップ! 星4 アーチャー エボシ! (エボシはピックアップ終了後、ストーリー召喚に追加されます。)
2018-10-26 23:13:06もののけ姫では、シシガミ様の首を落としたことにより「死」があたりに充ち、最終的にはあの雄大な自然を抱いていた森も朽ち果ててしまう。映画のラストに置いては緑も見えているけれど、あそこから生まれるのは野であり花であり、人間に恵みを与える森(=文明の発展に必要不可欠な材木)はないんだよね
2018-10-26 23:16:24先にも触れたけれど、フンババが守っていたレバノン杉の森は、ギルガメシュとエンキドゥの遠征とそれに伴う神殺しによって開拓され、以降森ではレバノン杉の乱伐が繰り広げられた。結果として森は消えて、一大勢力を築き上げたウルクの文明も滅ぶ。
2018-10-26 23:16:26もののけ姫においては、アシタカがサンと約束を交わすことによって、少なくともたたら場の崩壊は防げれるのではないかという希望的観測に満ちたエンドを迎えるけれど、それでもあの森(山)が戻るという保証はないんだよね
2018-10-26 23:16:27エボシがシシ神の首を撃ち、その後シシ神が暴走するシークエンスは、古代メソポタミアの叙事詩「ギルガメシュ」がモチーフになっています。ギルガメシュがレバノン杉の森を伐ると、森の番人であるフンババが怒ってギルガメシュを襲います。ギルガメシュは親友を、エボシは右腕を失います。#もののけ姫 pic.twitter.com/3jA5fdVy4X
2018-10-26 23:16:33アシタカがギルガメッシュで、サンがエルキドゥにすると無理があるんだよなぁ、だからと言って神殺しのエボシ様をギルガメッシュとするのも違和感がある
2018-10-26 23:25:37