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尾上正人 @9w9w9w92
怒り・恐れ・攻撃の関係…「怒りの感覚はとりわけ、危険度が低い状況で決定を導くのに重要であり、他方で恐れは、危険度が高い時により影響力を持つ感情である。…『怒りは攻撃促進剤として機能し、恐れは攻撃阻害剤として機能する』(Winstock 2007)」p.89.
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「同じく低いレベルの客観的危険に直面しても、女は男よりも状況を脅威と判断するのであり、このことが女の攻撃レベルの低さを予測する」p.90. 「攻撃=怒り-恐れ」(p.81)の公式から、怒りに性差はなくても恐れが女>>男なので、女の方が攻撃も小さくなる
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「女の扁桃体は男に比して、嫌悪療法の絵に強く反応する。…眼窩前頭皮質[OFC]の扁桃体に対する量比は、男より女の方が大きい。…眼窩前頭皮質の量の性差は、感情を再評価・抑制する能力における性差を完全に説明する」p.93.
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「OFC[眼窩前頭皮質]はまた、女では脅威に対してとりわけ反応する。女は男よりも、脅威を感じさせる顔の写真に対して扁桃体とOFCがより大きな活性化を示す。…OFC領野のサイズの性差は、反社会的行動における性差の3分の2を説明する」pp.93-4.
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「男性ホルモンのテストステロンが、OFC[眼窩前頭皮質]の不活性と攻撃性の双方と結びついている証拠がある」p.94. 最後通牒ゲームで、テストステロン・レベルの高い人もOFCに損傷を負った人もともに、不公平な提案を拒絶しやすい…テストステロンが、OFCへの影響を通じて攻撃性を高めている可能性
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テストステロンを投与した女は、扁桃体と、視床[下部?]からの低レベルの入力情報の結びつきが強くなると同時に、扁桃体とOFCのコミュニケーションが減少した…「テストステロンは、扁桃体における感情的な情報を優先させると同時に、それをより高次の[OFCの]コントロールから解放していた」p.94.
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「もしもOFC[眼窩前頭皮質]とVMPFC[腹側前頭前野]が我々の衝動をコントロールしているのなら…攻撃性の性差は衝動の性差から来ている」p.95.
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「性差は、努力して計画し組織化することができないことではなく、リスキーな経験に感情的に惹かれることとリンクした領域に現れる。…女はリスクの興奮を楽しめないのではなく、そこに起こり得る危険に対して[男よりも]鋭く適合させられる(attuned)のである」p.97.
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「女の子は[ゴシップや噂を流して信頼を失わせるような]間接的攻撃のスペシャリストであることを、あらゆる研究が示してきた」p.99. 子ども時代には性差があり10代半ばでピーク、しかし大人になると性差は消滅
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間接的攻撃を受けた時のストレスは女の子の方が男の子より大きく、直接的攻撃を受けた時よりも大きい。3人の相互行為から徐々に外された場合、女は男よりもコルチゾール・レベルが高くなる。p.100.
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「皮肉なことに、友達は女の子の不安の原因でもあり癒しでもある。女の子の友情は強い感情的相互依存を含み、女の子は男の子よりも、友達に対してはるかに多くの個人的な情報を開示する」p.100. そのため友情が壊れると男の子以上に傷つくだけでなく、友達以外に個人情報が流れてゴシップの元になると
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メス(女)の攻撃があるとすれば、それは母親としての攻撃…「マカクザルにおいては、子どもへの攻撃の90%は[他の]メスによるものだ。…これらの種では、メスが母系制に基づく直線的な支配ヒエラルキーを示す」p.102.
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「授乳期には、ストレスに対する通常の視床下部ー脳下垂体ー副腎(HPA)反応が下方制御される」p.103. これが、ヒトや齧歯類の母親が恐れを示さなくなって攻撃する一因
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「齧歯類やヒトに対してオキシトシンを投与すると、CRF[副腎皮質刺激ホルモン放出因子]ニューロンが抑制され、コルチコステロイドの放出が減り、副交感神経の機能が増し、恐れからの行動のレベルが下がる…オキシトシンはまた、恐れを表す扁桃体の活動を減らす」p.103.
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シェリー・テイラーらの「気を配って友達にする(tend and befriend)」反応説…「HPAストレス反応は男女で非常に似ているものの…テストステロンは男の行動を闘争か逃走へと水路づけ、オキシトシンは女に、それらの行動反応の双方を弱める鎮痛効果を生み出す」p.105.
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オキシトシンとヴァソプレシンは組成のよく似たホルモンだが作用は対照的…前者はGABAを通じて恐れを抑制し、後者は扁桃体中心核に働きかけて恐れを惹起する。p.104.
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著者はテイラー説に批判的 ・母親の攻撃行動そのものを説明できない ・むしろ「気を配って守る(tend-and-defend)」(De Dreu et al. 2010)p.105.
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S. A. アルトマンらの、オスの地位=メスへの「アクセスの優先権」モデル →DNA鑑定技術の発達で、チンパンジーの群れにおいて劣位オスもそこそこ繁殖成功していることが判明…「支配は繁殖成功へのまあまあのガイドではあっても、完全なガイドには程遠いように思われる」p.108.
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「ハネムーン」戦略…チンパンジーの劣位オスは、アルファオスの監視の目が行き届かない大きな群れでは、交尾をかすめ取る(sneak)。これにはメスの意図的な選択が関与…「メスは時々、中・低位のオスへの好みを示すことでダーウィン的論理に挑戦しているように見える」p.109. やっと面白くなってきた
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チンパンジーのメスが抜け駆け交尾をする相手の劣位オスは、毛づくろいをし合うような「男友達」であることが多い。メスたちはまた、リーダーを予測、さらにはキングメイカーであることも…将来が嘱望される若い劣位オスと交尾。p.109.
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「運動能力・強さ・早熟はみな男の子たちの中での支配に結びついていて…高校生の年齢になると、女の子は運動の得意な男の子に惹かれる。…これらの地位を高める能力は早期に確立されているように思われ、男の子の6歳での支配は9年後の支配を予測する」p.117.
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「子どもの頃でさえ、男の子は女の子よりも、重要な課題で自分自身より能力の乏しい子と友達になるようであり、学校の成績やスポーツで自分より秀でているきょうだいとは距離を置くようである」p.118.
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「特定の政治問題(ジェンダー、ゲイ/レズビアンの権利、社会福祉支出のような)への態度の性差は、両性が集団間平等の基礎原理に対して持っている異なる方向づけによって全て説明可能である。…男は不平等を競争の自然な結果と見なし、競争を薄め和らげるようにデザインされた政策を好まない」p.119.
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メス(女)の競争原理…「メスの霊長類は時々オスと交尾しているメスを妨害するが、これは交尾それ自体をめぐる競争というよりむしろ、ライバルの妊娠確率を減らす方法だ。…オスはランクの高いメスに強いかあるいは体系的な好みを示さず、よってメスのランクはより良質のパートナーを保証しない」120
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「メスが最も必要とするのは、[配偶者ではなく]規則的でたっぷりの食糧供給であり、支配がこれを与えてくれる。…メスの類人猿にとって、適切な食料資源へのアクセスは、より大きな繁殖成功への鍵である」pp.120-1.
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コメント

江口某 @eguchi2018 2018-12-17 00:24:03
まとめを更新しました。
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