海軍騎士様におすすめしたい軍艦

花が語りたいことだけ語ってます。穴だらけですので関係者以外の方のダメ出し等不要です。
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チーム花さま @mbojis87

一般乗員に対して終戦の詔勅を奉読し、翌日、呉に帰投した。伊58は戦後、米軍の標的艦として海没処分となり海の底へ沈み、2015年にその姿を海底調査に寄って発見され、現在も静かに眠っている。 最後に、インディアナポリス艦長チャールズマクベイ氏、伊58艦長橋本以行氏の戦後の話をします。>

2018-11-23 16:03:40
チーム花さま @mbojis87

チャールズマクベイ大佐は、戦後インディアナポリスの被害が余りにも大きすぎた事から責任を問われ軍法会議にかけられます。 その罪状は「魚雷の回避に有効といわれるジグザグ航行を怠った罪、及び、退艦命令を出す時期を逸した罪」 インディアナポリスの生存者はマクベイ大佐の擁護に出て、>

2018-11-23 16:07:31
チーム花さま @mbojis87

また、この会議のためアメリカへ呼ばれた橋本中佐は「あの位置関係ならばジグザグ航行をしていても撃沈できた」と証言したが、マクベイ大佐には、第1の罪状については無罪、第2の罪状については有罪、の判決が下る。 多くの軍艦が大平洋戦争で失われた中で、軍法会議にかけられた艦長は彼だけだった>

2018-11-23 16:12:11
チーム花さま @mbojis87

その後、マクベイ大佐は無罪になるものの、人々の攻め立てる言葉は無くならず、彼は自宅でピストル自殺をした。 橋本中佐は神道の信徒であり、戦後は神職についていた。 それから50年後、とある12歳の少年がこの悲劇に興味を持ち調べ進めた事をきっかけに、マクベイ大佐の名誉回復運動が起こる>

2018-11-23 16:16:20
チーム花さま @mbojis87

事になる。橋本中佐もこの名誉回復運動に協力して奔走した。そして、2000年10月30日「インディアナポリス沈没の責任において、マクベイ大佐は無罪である」という書面にクリントン大統領のサインが行われた。 同年10月25日、橋本中佐が亡くなってから5日後の事でした。

2018-11-23 16:19:26
チーム花さま @mbojis87

尚、映画ジョーズでは登場人物の1人がインディアナポリス号の生存者という設定で、彼によって語られるインディアナポリス号の悲劇のシーンは非常に有名です。 また、映画パシフィックウォーは、この悲劇をとても丁寧に描いた作品で、劇中最後に、双方の艦長が交わした言葉がとても印象に残ってます

2018-11-23 16:22:42
チーム花さま @mbojis87

「貴方達の任務を阻止出来ていたらと、今でも悔やんでいる。だが、私は兵士としての責務は全うしたが、人として誇りには思えない」 「積荷の中身には見当がついていた、私も任務を全うはしたが、人として、全く誇りには思えない」 以上が潜水艦伊58と重巡洋艦インディアナポリスのザックリしたお話し!

2018-11-23 16:25:36
チーム花さま @mbojis87

やーだからさ、わたしはさ、伊58に乗った海兵さんには戦後まで生き残って橋本中佐と共にマクベイ大佐の名誉回復運動に協力して、橋本中佐の墓前で、成し遂げましたと人生最後の敬礼をしてほしいって50000回言ってる!!!!!!

2018-11-23 16:29:18
チーム花さま @mbojis87

軽巡洋艦「龍田」は大正生まれの、当時製造が手薄になっていた巡洋艦に、新たな役目の見直しがなされ製造されました。その役目とは、駆逐艦の先導。当時駆逐艦の歴史は浅く、これから発展していくであろう駆逐艦同士の戦闘に備え、駆逐艦の道を切り開く速力を持つ先導艦の必要性が考えられ>

2018-11-23 21:27:18
チーム花さま @mbojis87

一番艦天龍と合わせて製造されました。龍田は、求められた速力を叶え当時の需要に応えた性能を有していましたが、その直後、アメリカでオマハ級軽巡洋艦という、天龍型と同等の役割を担う、かつそれを越す大型の艦が作られたことで、龍田の居場所は残念なことに失われてしまいます>

2018-11-23 21:29:38
チーム花さま @mbojis87

求めた速度と軽量化が仇となり、狭く劣悪な居住区に小さすぎる船体は、改造の施しようもなかったのです。龍田はより高性能な軍艦が作られていく時代の流れに取り残されてしまいます。 また、龍田は何かとトラブルメーカー(居合わせやすい)な艦でもあり、演習中味方艦の潜水艦と衝突し、>

2018-11-23 21:33:19
チーム花さま @mbojis87

43名の乗員全員が亡くなったり、水雷艇友鶴が演習中に転覆し、乗員113名中100名が亡くなった友鶴事件にも居合わせ、演出中に艦艇が多重衝突事故を起こした美保関事件にも居合わせました。 出世も艦歴もどうにも可哀想な龍田、勿論時代遅れの龍田は大平洋戦争が始まっても前線に出る事はありません>

2018-11-23 21:40:07
チーム花さま @mbojis87

でしたが、日本が次第に劣勢になってくると旧型艦と言えどしのごの言えなくなってきた帝国海軍は、唐突に龍田を第十一水雷戦隊の旗艦に任命、製造から24年経って初めての大役となりました。 そんな龍田の最期は、44年3月、サイパン島への輸送護衛任務の最中、米潜水艦に見つかり魚雷を打ち込まれ>

2018-11-23 21:46:34
チーム花さま @mbojis87

ました。悪天候、そして老朽化した旧式の船体、乗員は懸命に浸水を防ごうとしましたが、龍田は耐えきれませんでした。 被雷から10時間後、龍田はゆっくりとそのくたびれた船体を休ませるかのように海に沈んでいきました。急な沈没では無かったため、龍田の乗員は多くが救出されたそうです>

2018-11-23 21:49:08
チーム花さま @mbojis87

不遇な龍田、最後に少しほっこりするエピソードを。竜田揚げ、という料理は皆さんご存知かと思います。 この竜田揚げの由来、とある軍艦で唐揚げを作ろうとした所、片栗粉しか無く、彼らはおもむろに「いけんじゃね?」と小麦粉の代用にし、そして生まれたのが竜田揚げ。 もしかしたらこの出来事は>

2018-11-23 21:52:38
チーム花さま @mbojis87

遠い昔のいつかに、龍田の艦内で起こっていたのかもしれません。 という、軽巡洋艦龍田のザックリとしたお話しでした!

2018-11-23 21:53:23
チーム花さま @mbojis87

航空母艦「龍驤」は世界で3番目の純正空母であり、なんといってもその特徴は頭でっかちな逆三角の飛行甲板です。アンバランスな形になってしまった理由は製造途中に軍縮会議が開催され空母にも制限が設けられてしまいました。製造途中の龍驤は急遽設計変更を行い、あれやこれやとこんな形に。> pic.twitter.com/SKxRZ7moXt

2018-11-23 23:00:25
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チーム花さま @mbojis87

穏やかな海でも一際大きな波音を立てて航行していたそうです。 龍驤の名は「龍の空に上ぼるが如く威勢がよい」という意味があり、小さな船体で、その名の如くの暴れん坊っぷりをその後見せて行くことになります。 龍驤は支那事変等に参加した後、大平洋戦争まで発着訓練艦としてパイロットの育成>

2018-11-23 23:06:47
チーム花さま @mbojis87

にあたり、その訓練は非常に厳しく「赤鬼、青鬼でさえ龍驤と聞いただけで後ずさりする」と言わしめたほど。そして、この鬼をも泣かす龍驤の訓練から後の大戦で大活躍するパイロットが多数輩出されていきました。 大平洋戦争では、主要な海戦は後に製造された大型空母に譲り、第二戦線での>

2018-11-23 23:13:01
チーム花さま @mbojis87

作戦に参加しましたが、作戦参加数は日本の空母一であり、その小さな船体で大きな波音を立てながら、縦横無尽に多くの海を元気よく渡っていきました。 「小型だが搭載機数も多く使い勝手が良い」と評された龍驤は、大型艦では無く輸送艦等の補給に関わってくる戦力を沈め断ち切る役割を多く>

2018-11-23 23:17:18
チーム花さま @mbojis87

こなし、また、空母なのに砲撃で敵艦を沈めた経験もあり、何でもこなせる優秀な空母でした。 龍驤の最期は第二次ソロモン海戦。 龍驤の航空隊が先陣を切って攻撃を開始、敵を引きつける間に主力部隊でガダルカナル島を叩く、という囮作戦でした。 この作戦は見事成功し、先陣を切った龍驤は>

2018-11-23 23:25:38
チーム花さま @mbojis87

これまで積み上げた戦歴、米軍にとっては暴れまわられた記憶があります、決して野放しには出来なかった相手として、米空母からの攻撃が開始されます。 龍驤は艦載機からの空襲に耐えきれず、遂に火災炎上、航行不能となりその役目を終えました。 決して高性能な空母ではありませんでしたが、>

2018-11-23 23:30:01
チーム花さま @mbojis87

多くのパイロット、海兵を鍛え、育て、そして結果を掴む。 帝国海軍に多くをもたらした、少し歪で立派な暴れん坊でした。

2018-11-23 23:32:01
チーム花さま @mbojis87

以上が、航空母艦龍驤のざっとしたお話しです!小型空母に分類される子でした! 続きましては、見た目のインパクトとして龍驤に引けを取らないあの軍艦のお話しをしましょう!

2018-11-23 23:33:09
チーム花さま @mbojis87

戦艦「扶桑」百聞は一見にしかず。まずは劇的ビフォーアフターの姿を見て頂きましょう。 一枚目が改造前、二枚目が後。ジェンガの如しアンバランスにも程がある艦橋、この特徴的な船体に海外では大和に次いで人気があるとか。私もこの見た目大好きです😘では何でこんな事になってしまったのか> pic.twitter.com/DlxS9FxsDL

2018-11-23 23:42:36
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