表現の自由に対する早川書房の(過去の?)姿勢

今の『長いお別れ』はどうなっているかは不明です。
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砂手紙 @sandletter1

ウィキペディア「早川書房:差別表現糾弾」への対処」から引用:「早川書房はレイモンド・チャンドラー『長いお別れ』を1976年にハヤカワ・ミステリ文庫から刊行した。この作品では主人公フィリップ・マーロウが悪役刑事グレゴリウスから殴打された上」(続く)

2018-12-02 17:58:22
砂手紙 @sandletter1

「市の留置所には屠殺場で働く方がいいような連中がうようよしている」と脅される場面が登場するが、この台詞は日本の屠場労組から「差別表現」として問題視され、早川書房側は確認会への出席を要求された。(続く)

2018-12-02 17:58:58
砂手紙 @sandletter1

しかし早川書房は「あくまでグレゴリウスという登場人物が脅しのために吐いたせりふの中にあらわれることであって、客観的な事実としての叙述でも、作者の思想でもないことはいうまでもありません」と反論し、屠場労組からの要求を突っぱねた。(終わり)

2018-12-02 17:59:49
砂手紙 @sandletter1

さり気なく記述してあるけど、表現の自由について考えさせられるな。つまり「差別表現をしている(と判断できる)登場人物の言動に関しては、著者の責任は及ばない」多分当然のことかもしれないですけどね。

2018-12-02 18:02:07