#関西文脈35 (´-`).。oO(あの吉野作造も誌友交際にはまってた、みたいな感じになると、いよいよTwitter感ある
2018-12-08 14:05:59誌友交際という言葉を使ったのは吉野作造。彼も読者投稿にハマっていた。投稿者ネームは「恥ずかしいから内緒」としていたが、吉野作造全集では容赦なく特定されている。 #関西文脈35
2018-12-08 14:07:02雑誌投稿欄で見かけていたひとが、たまたまリアルで転校してきたというエピソード。出身地や話題でそのひとと気づく。夢寐に焦がれていた恋人に逢うたような心地、と表現。 #関西文脈35
2018-12-08 14:08:27県に設置された旧制高校、師範学校。そこで発行されたのが校友会雑誌。それぞれの学校同士で、交換しあっていたらしい。 #関西文脈35
2018-12-08 14:10:14#関西文脈35 校友会雑誌の相互交換→面識のない相手を文章で知る。(大学への数学でもあった @hayashiyutaka 談
2018-12-08 14:12:23雑誌上で名前だけ知っていたひとと、学校の入学式で会って仲良くなる現象。現代の受験雑誌でもあるらしい。いまの大学生はツイッターでやるらしい。 #関西文脈35
2018-12-08 14:13:36「筆戦場裡之麒麟児」、雑誌に文章が取り上げられたひとたちの顔写真を掲載。ここで思い出すのが、報告者の受験時代の思い出。ラジオ番組で、同級生のメッセージが取り上げられていた。 #関西文脈35
2018-12-08 14:16:31誌友会。雑誌『文庫』で花見を催したところ、参加できない地方のひとたちが各々の地元で集まりを開催。その告知が雑誌に載る。オフ会。 #関西文脈35
2018-12-08 14:19:22雑誌『文庫』上の地方誌友会開催記録。衝撃なのが金山で行われたもの、参加者2名。「こんな田舎で『文庫』読んでるのは俺たちだけだろうウェーイ」みたいな報告記事が雑誌に載る。地方ごとのライバル意識。 #関西文脈35
2018-12-08 14:20:55#関西文脈35 雑誌『文庫』を介した誌友会。地方で誌友によるオフ会の告知やレポートなどが載る。石川啄木の書いたレポートも。地方読者による支部の組織化(読者勧誘?
2018-12-08 14:22:55誌友の組織化。地方に支部ができていく。まとめて購読するひとを集めたらその地方に支部を置いていい、支部が出来るとその雑誌に載る。支部長も雑誌に名前が載り、学校で自慢できる。 #関西文脈35
2018-12-08 14:23:45史料より、誌友交際にハマっていた人の声「雑誌に文章が載ると、あっちからもこっちからもフォローを求められる。届く文句は案外テンプレで、一年くらいで交際がフェードアウトすることも多い。毎日5-6本はリプライを書く」←私に現代語訳しています #関西文脈35
2018-12-08 14:29:50いくつか投稿雑誌を見ていく中で、誌友ネットワークのハブになっていた人物がいた。岐阜の小木曽旭晃。投稿雑誌で大活躍してた。子どもの頃事故で耳が聴こえなくなり、普通の交際がしにくくなったが、文章なら大丈夫ということでハマる。 #関西文脈35
2018-12-08 14:33:45投稿少年として大活躍していた小木曽が、文壇引退?(もう投稿やめる)に際して出した著書『地方文芸史』。明治30-43年の地方少年雑誌を論じる。雑誌名がたくさん出てくるが、残念ながらタイトルだけで書誌事項が無い。 #関西文脈35
2018-12-08 14:36:53