- sugoiattractive
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なにかをやめる前には「さすがに辞めたらやばいことになるだろう...」と感じるけど、実際にやめた後は「ぜんぜんやばくないじゃん!!」と気付く。これは真理。だれでもおなじ。やめる人とやめられない人のほんとうの違いは『恐怖を感じるか』ではなく『恐怖がフェイクだと知っているか』なんだよ。
2018-02-23 22:19:06好きなこと三つありゃなんとか生きていけると思うんだけど各々それなりにバランスよく経験値振り分け、課金アップデートしていかなきゃならないんですけど、そういうの一番下手なんですよね。
2018-02-27 00:46:45お元気ですか。パリは皆に愛されていますが、美しさがコンドームに覆われたような、そりの合わない薄ら寒い街の印象があります。いつかマレ地区のホテルから便りをくれましたが、その時なぜあなたが便りをくれたかわかりませんでした。今はなぜあなたが便りをくれないかばかり考えています。それでは。
2018-02-28 22:58:55遅くとも初期ルネサンスのアルベルティの時代には美術は教養になっており、その思想を先鋭化させた近現代美術作品の多くは元々美術史、理論史の素養がない人間を対象に制作されていない。これは自明なので、ある程度楽しみ方がわかるまでは自分はこれが好きだ・嫌いだという趣味を一旦保留しないと。
2018-03-02 17:32:34美術鑑賞のハードルを下げるために必要なのは、たとえば現代美術の人が言う「アートの文脈」を何か秘密組織の奥義書のような状態のまま放置せずに、人目のつく公共の場に明文化して置いておくことであって、「テキトーに自分の趣味で見たらええ」と無責任に言い放つことではないと思うの。
2018-03-02 17:32:35特に若い人なんだけど。進路に関する相談を持ち込む際に「これは逃げでしょうか?」という構文があるみたいなのね。まず「逃げることは悪」という大前提がある模様。だから「この気持ちが逃げなら否定しなくてはいけない」という前提で相談してくるの。いや、困るのねこれ。
2018-03-03 17:00:41「逃げることは悪」と信じて疑わない若い人々、たぶん人生を勘違いしている。人生を試練だと思ってるんだな。ちがうちがう。人生は試練じゃなくて災害。死ぬのは足がすくんで逃げ遅れた人。
2018-03-03 17:02:31つまり「女性がナルシストであることは当然かつ正当(時には義務)なことであるが、男性がナルシストであるのはよろしくない」というジェンダー規範なわけですが。ここで男性ファッションに特有の難しさが出てくるんですね。
2018-03-05 16:18:47ファッション、服装に審美的な観点からこだわるというのは何をどうしたってナルシシズムの営為なのですが、ナルシシズムが許されている女性とちがって、男性の場合はそのこだわりからナルシシズムを感じさせてはいけないという規範があるわけですね。
2018-03-05 16:21:03たとえば僕がヒゲを生やし始めるぞ!と思ってヒゲ入門みたいな書籍(あるんですよ。男性界にはそういうのが)を買ったりしてたんですが。びっくりするのが、ヒゲのケアとかスタイリングとかだけでなく、ヒゲの文化史やヒゲをめぐるエッセイみたいな読み物に非常に多くの紙幅が割かれているわけです。
2018-03-05 16:30:01つまり「ヒゲでおしゃれするぞ!」という男性向けの本の主たる任務というのは、現実的なケアやスタイリングだけでなく、「あなたはヒゲでおしゃれしてもいいんですよ」と正当性を与えてその欲望を許可することなんですね。ね、不自由でしょう?
2018-03-05 16:31:58ちがう、ちがうんだ。人を褒めるのではなくて、人の行動を褒めるんだよ。そうじゃないと褒められるためになんでもするようになってしまうんだ。あるいは、行動ではなく自分自信を見て欲しいと強く思いすぎてしまって本来行動すべきことを忘れてしまうんだよ。あなたの行動が素晴らしいんだよ。
2018-03-06 13:53:00同じ話を何度もしてくる人に対して「その話前も聞いたよ(覚えてないの?この人にとってわたしはその程度の人間なのか…)」とは思わず「その話はこの人にとって本当に大事なことなのだろうなぁ、それをわたしに何度も話したいって思ってくれてるんだなぁ」と思うようにしてる、という文章を読んで感銘
2018-03-08 14:59:55好きな友人が「ひとが死にたくなる理由を紐解くと、たいてい第一希望の願いが叶わないから」と話してくれたこと、よく思い出しては噛み締めてる
2018-03-11 21:20:00肯定は相互性がある。自分を肯定し、相手を肯定する。だから理不尽な要求や暴力は断っていい。理由は「(自分が)イヤだから」でいい。そこには相手の存在についての価値判断は含まれない。相手の存在の肯定と、相手の言動の受容とは別物。この辺を混同して「全受容」教にハマると悲惨なことに。
2018-03-11 21:20:31議員がダーティな人ばかりになってしまうのって、我々が清廉な人を求め過ぎたからなんだろうな。人間に実現可能な清廉さって、たぶん我々の想定よりずっと低くて、実現不可能なレベルの清廉さを求めることが、結局は取り繕ったり言い抜けたりするのが上手い人間ばかりを選別する方に作用してしまう。
2018-03-14 01:14:33ウェイン・ティーボーっていうアメリカの画家の油絵、めちゃくちゃ良くないですか… ポップなモチーフを鮮やかに大胆に描いていて最高なの 早く画集を手に入れたい🍰 pic.twitter.com/1CajMUT4IJ
2018-03-15 01:00:45ピアノの初心者が一回やめちゃおかなと思うタイミングがソナチネあたりなんだよね、とたけしさんの解説。それをヤクザやめようかなと思っている主人公の心理になぞらえて題名「ソナチネ」にするセンス、冴えてましたよね。
2018-03-15 15:55:43「ヤンキーは悪ぶっているが、世の中に反抗せずに愛=結婚へと収斂する点において、保守体制的であり、左派的な抵抗、革命的なワルさは禁じている」というのは全くもってその通りですよね。反社会的であるはずのヤクザが保守政治家と親和的なのもこれに近い文脈であると思う。これには理由がある。
2018-03-16 15:54:35長く共にある親しい友人は「丁寧な生活」を一切の皮肉を込めずに使える人で、それはムーブメントの波を受け付けない強靭な知性の賜物で、一方私は軽すぎる身で世間的な語彙の海をうようよ漂って右へ左へ狼狽しているため「丁寧な生活」という語彙にギャグを含ませずにはいられず、情けない思いがする
2018-03-18 03:31:38写真に限ったことではないですけど、オリジナリティに溢れて特別な事をやってるんだとしたら、理解者がなかなか現れないのは当然の事だと思うんですが、その期間に評価されないと焦りとか諦めでそれをやめちゃうんですよね。続ける事は本当に難しいんだと思います。
2018-03-20 00:54:27