【SSSS.GRIDMAN考察/設定解釈】リアルのアカネと六花の関係から読み取くグリッドマンのストーリーについて
(※ おそらくアカネが電脳世界に引きこもるきっかけになったのがリアルでのパスケースのプレゼントで、それと対になっているのではないか(=現実世界に戻るきっきけになったのが電脳世界でのパスケースのプレゼント)と思います)#SSSS_GRIDMAN
2019-01-03 13:20:25・電脳世界のアカネの心を修復するのはグリッドマンの Fixer Beam であり、そのグリッドマンが宿ったのは、リアルのアカネに心を寄せる響裕太。#SSSS_GRIDMAN
2019-01-03 13:20:45・リアルのアカネは裕太の気持ちに気づいていなかったが、自分は誰からも愛情や好意を向けられるはずがないと思い込んでいるリアルのアカネ(青貧乳)にとって、好意を寄せてくれる響裕太の存在は心の救いに他ならない。#SSSS_GRIDMAN
2019-01-03 13:20:58アカネの世界が壊れていく流れについて
[アカネの世界が壊れていく流れについて] ・アカネの世界を壊していくのは、自らが貶めたはずの六花、自分が気にも留めていなかった裕太(グリッドマン)、そして自らが生み出した怪獣であるアンチ君。これらが自分の思惑通りに動かなかったことから世界が壊れていく。#SSSS_GRIDMAN
2019-01-03 13:21:34・特にアンチ君は、他者を理解して取り込んでいくことで自らを進化させていくが、他人に共感し、理解していく能力はアカネに最も欠けているものであると同時に、現実回帰していくために最も必要とされるもの。#SSSS_GRIDMAN
2019-01-03 13:21:56・アンチ君にとってのグリッドマンが完全な逆恨みから始まり、他者理解を通して、愛憎入り乱れる複雑な感情を持ちながらも共闘へ流れ着くところは、アカネにとっての六花という存在の受容の物語とリンクしている。(「俺に似ているぞ、新条アカネ!」のセリフはここに被ってくる。)#SSSS_GRIDMAN
2019-01-03 13:22:22設定の上手さについて
[設定の上手さについて] ・電脳世界では、貶めたはずの六花に心を救われ、そしてリアルの世界に戻ると、自分が殺めようとした裕太に心を救われる、というのがストーリーの妙。#SSSS_GRIDMAN
2019-01-03 13:22:37・そして総じて見ると、「どんなに悪いことをしても決して裏切らない、自分に好意を寄せてくれる人がいる」という受容体験はアカネみたいな捻じれたキャラにはものすごく大切で、六花と裕太がまさにアカネにとっての救いになっている。ここがストーリーの肝なのかなと思います。#SSSS_GRIDMAN
2019-01-03 13:22:50最後に..
……とまあ、こんな解釈・考察もあるよ、ということで^^。作品設定が作中で語られているわけではないので確実にこうとも言い切れませんが、六花=アカネ同一人物説とは別の、ひとつの説として参考になれば幸いです。#SSSS_GRIDMAN
2019-01-03 13:25:52……しかし連投めんどい;。Togetterとかにまとめた方が読みやすそうな気がしますが、とりあえず;。#SSSS_GRIDMAN
2019-01-03 13:26:22小ネタ回収いろいろ
アカネと六花の入れ替わりについて
アカネと六花の入れ替わりについて。いくつか作中・作外にヒントが示されている。① 坂本氏のTwitter、② #9「夢・想」。後者は、「現実世界」→「電脳世界(アカネと六花が逆転)」→「夢の世界(アカネと六花がさらに逆転)」という構造になっている。#SSSS_GRIDMAN twitter.com/tuki3002/statu…
2019-01-04 08:37:43アカネの性格の歪み(嗜虐性)について
アカネの性格の歪み(嗜虐性)について。やられたネタを使って相手を殺しにかかったり、愛情のかけらもないアンチ君への接し方など、電脳世界とはいえ度を越えたものが多い。(仔細はここがよくまとまってます。togetter.com/li/1281845)#SSSS_GRIDMAN
2019-01-04 08:38:41妄想の中でここまで攻撃的になるのは現実世界でいじめに合うなど極度に追い込まれていることの裏返しと考えられるが、現実世界でいじめにあっていることを匂わせる様子はない。#SSSS_GRIDMAN
2019-01-04 08:38:51一方で、アカネの性格として思い込みの激しさが描写される場所が多い。例えば#5では「君が変身してるんでしょう?」「うん……って、どういうこと?」→「やっぱり間違ってないなー、決まりだ。」など、自分が思ったことが真実で周囲を客観的に見られないところがある。#SSSS_GRIDMAN
2019-01-04 08:39:00そう考えると、おそらくリアルの世界でも「勝手に思い込んで勝手に追い込まれている」可能性がある。アカネと六花の家と姿が逆と考えると、この点が腑に落ちる。#SSSS_GRIDMAN
2019-01-04 08:39:33幼い頃は幼馴染だった二人だが、白亜の御殿に住む容姿端麗・クラスの人気者の六花と、ガラクタだらけのジャンク屋に住む自分を比較して、アカネが自分を卑下していくのも無理はない。#SSSS_GRIDMAN
2019-01-04 08:39:41小さい頃に仲がよかったであろう描写は、#4「すごい久しぶりな気がする。ほら、うちら家近いし、前はよく学校一緒に行ったりしたけど、最近あんまり話してなかったって言うか……」あたりに見て取れる。おそらく中学あたりから引きこもり気味だったのではないか。#SSSS_GRIDMAN
2019-01-04 08:39:57