- mikemaneki
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さらに言うなら神様は競争本能そのものを否定はしていない。競い合い社会を発展させていく要素だと語ってる。その上で、一つ間違えば自分が目指した天国とは程遠い弱肉強食の世界になる、とも語ってる。(そうなったのが鉄人兵団の世界だろう)
2019-01-05 01:01:25「他人を思いやるあたたかい心」を持ち、「弱いものをふみつけにして強いものだけが栄える」ことはしない、と示したのが竜の騎士だろう。のび太たちは恐竜を助ける必要はなく、恐竜人たちにすらその意思はなかったのだから。
2019-01-05 01:04:40そこにあるのはやはり強い人間賛歌であって、「人間の力ではどうしようもない」「解決策はもう神頼みしかない」という悲観論では決してないと思う。
2019-01-05 01:06:54本来は同じドラえもんとはいえ違う作品だから一緒に語るべきではないかもしれないけどね。鉄人兵団で見せたのが悲観論であるというのなら「鉄人兵団でそれを示した次の作品でなにを示したか」はやはり見る必要があると思うんだよ。
2019-01-05 01:08:53@setsuna0417 私は後期の大長編の根っこは文明批判ではなく人間賛歌だと思っているのですが、人間賛歌路線とエンタメ路線を統合させさらに新しいものを見せてくれた大長編ドラの集大成とも呼べるのが遺作である「ねじ巻き都市」だと思ってます。
2019-01-04 23:27:46@mikemaneki 遺作がどのあたりに相当するかをちょっと勘違いしていたようでした。たしかに「ねじ巻き都市」はそんな感じでしたね。
2019-01-04 23:32:24@setsuna0417 SF的ギミックを意欲的に盛り込んだ(だから結果として「お話」としてはちょっと……だったと個人的には思ってる)「創世日記」の要素(種まく者やピープの誕生、生命のねじ)も盛り込まれてますからね。さらなる新境地でもあったと思います。そこで亡くなられたのが残念すぎる……
2019-01-05 00:18:32創世日記はなんというか、F先生が書きたこと書いてみた感ある。なので「お話」としてはやや筋が通ってないというか盛り上がりに欠けるというか。そもそものび太たちが傍観者にすぎないので。
2015-06-12 22:18:30“差別意識や闘争本能が「人間の」根深い基本的な精神構造にまであるとすると、人間は絶対に戦争を止められないし、救われない。”で、これを解決するのが結局神様なので悲観論者、を言うなら、鉄人兵団よりも創世日記のほうが多分近いよね。
2019-01-03 05:19:36あぁ、そうか! 今更気づいたが「ねじ巻き都市」って設定面が稀有壮大すぎてお話としてはイマイチだった創世日記に銀河超特急の要素を入れて、お話としてちゃんと纏めたものだ!
2019-01-03 07:40:33もちろん、ぬいぐるみたちはハナから作られたものだけど「小惑星を地球に仕立て上げ」「そこに(知的)生命体を住まわせ」「その生命体の文明が成長する過程を見守る」という構図は完全に同じだ。
2019-01-03 07:45:14「人間」は「神様」の手から離れていき勝手に成長する。神様はそれを見守るしかない、というの、やはりF先生の根幹にある人間賛歌を感じる。
2019-01-03 07:48:29