昭和少女というアカウントを見つけて、ずっと見ちゃった。当時のアイドルと今のアイドルは、色々な意味で違うのだなぁと思いながら。当時は、まず「歌手」でなければならなかったしね。歌手がメインでアイドルはサブだった。でも、今はそうではないんだよね。
2019-01-06 22:33:55薬師丸ひろ子は女優で歌手ではなかった。しかも映画女優にこだわった人でTVドラマに出なかったから、TVの薬師丸ひろ子はレアだった。この時、彼女は下手だと叩かれて本人も落ち込んだのだけれど…今聴いて、みなさんはどう思います? twitter.com/showa__shojo/s…
2019-01-06 22:55:01全盛期の薬師丸ひろ子はTVにほとんど出ず、発信力に限界のある映画(当時はまだビデオもないから、映画館に行かなければ見られなかったのだ)だけで国民的アイドルになったのだけれど、その破壊力の一端が分かる動画ではないかと思う。この娘、ヤバくない? twitter.com/showa__shojo/s…
2019-01-07 08:07:44ローリングストーンズのファンと中森明菜のファンは怖い人が多いので、あまり大きな声では言えないのだが、私は中森明菜は「山口百恵のエピゴーネン」と思っていて、松田聖子に比べると評価していなかった。でも、今見ると、可愛いし歌は上手いし(しかし影はあるし)で、ヤバイね。 twitter.com/showa__shojo/s…
2019-01-06 23:02:52松田聖子は日本型アイドルの一つの完成形でしょう。この曲は大好きなのだが、実は歌い難い曲なのだ。しかし、サビは流石に聴かせる。 twitter.com/showa__shojo/s…
2019-01-06 23:05:55昨年末のレコード大賞で、ピンク・レディーが堂々としたパフォーマンスを見せてくれましたが、全盛期のピンク・レディーの歌とダンスって安定してましたよね。激しく踊りながらも、声にパンチがあった。評価の厳しい井原高忠(プロデューサー)が米国でデビューさせようとしただけのことはある。 twitter.com/showa__shojo/s…
2019-01-06 23:12:45ピンク・レディの米国挑戦については誰かがキチンとしたドキュメントを残しておくべきだったと思う。松田聖子など正攻法で米国に挑戦した歌手は何人もいるが、ピンク・レディほど成功を収めた者はいない。にもかかわらず、当時は日本のメディアから冷笑され無視され、それが人気凋落の原因ともなった。
2019-01-08 16:00:29ネット時代の今なら、ピンクレディの挑戦はその一挙手一投足がリアルタイムで伝えられ、日本人も熱狂した筈だが、当時は彼女たちが米国で何をしているかサッパリ判らなかった。日本のメディアは、彼女達は愚かなピエロであり、その挑戦を裏切りのように扱ったが、実際はかなりの成功を収めていたのだ。
2019-01-08 16:19:19ピンク・レディ米国進出の仕掛け人の一人である井原高忠(当時の日本テレビプロデューサー)は米国のショウビジネスに精通した人物であり、何の勝算もなかった筈がない。しかし、井原高忠も阿久悠もすでに亡くなっていて、彼らの思惑を知ることはできなくなった。
2019-01-08 16:27:36当時のアイドルの中でも、岩崎宏美は歌の上手さでは、頭一つ抜けていた。これは、レコード大賞新人賞の時だから、まだ17歳ですよね。 twitter.com/showa__shojo/s…
2019-01-06 23:17:01桜田淳子は正に王道アイドルと呼ぶべき人だったが、この曲で新境地を拓いた。彼女は後に宗教の道に入ったことで、その業績が正当に振り返られなくなっていると思う。 twitter.com/showa__shojo/s…
2019-01-06 23:29:19日本型アイドルの出発点は、TV等では天地真理と南沙織と言われる事が多いが、私は桜田淳子、山口百恵、森昌子の3人だと考えている。「中三トリオ」という年齢とその売り出し方、男の子のアイドルファンが初めて現象として顕在化したこと、そして何より「スター誕生!」出身であること。
2019-01-06 23:39:04「スター誕生!」は、当時「帝国」と呼ばれた某ナベプロと喧嘩して「スターが使えなくなってしまった」日本テレビが、「それならスターを作ってしまえ!」と始めた起死回生のオーディション番組で、ここから多くのアイドルが生まれた。この番組がなければ「アイドルの時代」はなかったと思う。
2019-01-06 23:48:52井原高忠は日本TVのプロデューサーで、日本のバラエティの父と言われる人だけれど、渡辺プロのタレントがいなければ番組が作れなかった時代に、渡辺プロの余りに横暴な要求に怒り、関係を切ってしまう。ここから始まる「日テレ対ナベプロ」の戦いが、今日まで続く日本の芸能界の流れを作ったのです。
2016-01-19 21:00:18井原高忠は、コメディアンが使えないなら素人でバラエティをやればイイと「金曜10時!噂のチャンネル」を作り、スターがいないなら創ってしまおう、と公開オーディション「スター誕生!」を始める。実は、この二つの番組が、現在まで続く日本的な「バラエティ」と「アイドル」の出発点になった。
2016-01-19 21:09:33「金曜10時!噂のチャンネル」は、新人歌手和田アキ子を連れて来てゴッド姉ちゃんというキャラクターを与え、アナウンサー(徳光和夫)やプロレスラー(デストロイヤー)にコメディをやらせて、これがお化け番組になる。若い人は、和田アキ子や徳光がなぜ威張ってんの?と言うけれど出発はここです。
2016-01-19 21:16:31「スター誕生!」は説明不要だと思いますが、山口百恵やピンクレディーといった70年代を代表するアイドル達はここから生まれました。しかし、渡辺プロは「スター誕生!」に参加していなかったので、当時のアイドル・ブームから乗り遅れ、一時期は凋落してしまう。井原高忠は渡辺プロに勝ったのです。
2016-01-19 21:24:06「中三トリオ」の中で先頭を切ってスターになったのは桜田淳子だった。歌が上手く優等生の森昌子はご家族向けの人気があったが、山口百恵は明らか3番手でパッとしなかった。どことなく暗く、色気があるのがアイドルとしては逆にネックになった。それが5曲めの「ひと夏の経験」の大ヒットで逆転する。
2019-01-07 00:08:53「ひと夏の経験」は当時としてはアンチモラルな歌詞で、少女がエロティシズムを売りにすることへの批判もあったが、人気のパワーで捩じ伏せた。山口百恵は「異端から始まり正統へと登りつめた」人なのだ。そういうアイドル、最近もいましたよね?実は最初から王道アイドルよりも、強いのかもしれない。
2019-01-07 00:19:39山口百恵は「横須賀ストーリー」から宇崎竜童、阿木陽子のコンビとのコラボを始めることで、もう一つ上のステージに行く。それ以後の山口百恵は、アイドルの枠から踏み出していた。そして、21歳で電撃的な引退。アイドルよりも恋愛と結婚を選んだ。活動期間はわずか7年半だが、伝説となった。
2019-01-07 00:30:20山口百恵は最初にして最大の日本型アイドルだと思うが、その後も続くアイドルが抱える問題を全て体現していた。少女がエロティシズムを商品にすること。アイドルからアーティストへの脱皮。そしてアイドル恋愛問題。日本型アイドルは、未だに山口百恵という掌の中から、出られていないのかもしれない。
2019-01-07 00:37:17考えてみると、最初の日本型アイドルのツートップである山口百恵と桜田淳子の二人は、それぞれ事情は異なるけれど、結果的に、二人とも芸能界を離れているんですよね。芸能界には、自分の「本当の人生」はないと考えたのだ。それがアイドルの宿命なのだろうか?
2019-01-07 00:45:04欅坂が人気が出た当初、若いファンが「笑わないアイドル、欅坂はアイドルの革命」と興奮していた。言われて見れば、近年はあまりいなかったけれど、そもそもアイドルの出発点、山口百恵が「笑わないアイドル」だったのだ。 欅坂は山口百恵スタイルのアイドルの21世紀バージョンという感じもする。
2019-01-07 06:44:18