某看護学校の病理の試験に「戦国大名・徳川家康さんがとあるがんにかかり入院している。彼のバックグラウンドや史実でのようすを考慮し、看護計画をたててください」という問題を出したところ、「患者は武士であり、手術で『腹を切る』ことに抵抗がある」という回答があり、ほんとうに感動している
2019-01-08 08:22:51ほかの学生たちもきちんと遊び心をもちつつ、「自由記載のめんどくさいテスト」に本気で取り組んでくれている まあ毎年そうなんだけど、看護学生って偉いなー、若いとか経験が少ないとか関係なく感性がすばらしいなあとリスペクトの気持ちでいっぱいになる
2019-01-08 08:34:09@Dr_yandel 仁-jin-というドラマで過去にタイムスリップした外科医が開腹手術をしようとしたら、武士に腹を切れなんて!と逆に首を飛ばされかけるシーンがあったのを思い出しました。 そのときは西郷隆盛でしたかね。
2019-01-08 09:49:42@ise_ab35 おっなるほど、元ネタか……確かにそういう話はどこかにはありそうですね。でも短い時間できちんと問題の趣旨を理解してエピソードをぶちこんできたのだとしたらそれはなおすばらしいことですね
2019-01-08 09:51:05@Dr_yandel そうですね、徳川家康といえば健康に気を遣うイメージが強いですからコンプライアンス的なメンタル面であったり、広く武士として見て術後安静が保てないリスクであったり早期離床・回復を図ったり色々と書きようがあって面白いですが、時間内に閃けというのが難しいところですね
2019-01-08 09:58:55@ise_ab35 なお事前に問題は公開し、対策をA4一枚にまとめて持ち込み可とし、「事前対策プリントも40点の配点を与えて採点する」という方式で、実際にはレポートとテストのハイブリッドのような成績評価ですので、個人個人によって事前に調べた内容が変わりなかなかおもしろいことになります
2019-01-08 10:18:55@Dr_yandel ネタでもなんでもなく、「自分は武士という人々の持つ価値観とは違う生き方をしてきたけど、この患者さんにとってはとても大事な価値観なのだろう」と類推し尊重する姿勢が素晴らしいです
2019-01-08 08:33:35@Dr_yandel 「鳴かぬなら~」のたとえの通り戦国武士と言っても色々で、家康ならば生きるためなら一時腹を割られることなってもそんなに抵抗はなかったようにも思える。もちろん厳密な緘口令がしかれ、のちに看護師は”秘密を知ってる者”として始末されるかもという危険がある。
2019-01-08 11:55:20@Dr_yandel 天ぷらを食べて胃痛を感じるなど胃がんを疑わせる逸話があるので開腹手術を迎える可能性も考えて気持ちに寄り添うのは素敵✨ 粗食の礼賛、黄色いふんどしなど節約家の側面もあるので個室に入りたがらないかも?おおまかな医療費の説明を医事科にしてもらうと安心してもらえるかもなど楽しい問題ですね
2019-01-08 10:07:51@rin0chii ほかにも本当に見所があるのです。歴史上の人物として名高いおかげでエピソードも多く、また現在の多くの人々とは異なった価値観を持っている点も「看護計画」をたてる上で題材となります
2019-01-08 10:17:50@Dr_yandel 家康って胃ガンでしたっけ。健康オタクで自分で煎じたりしてたのは、史実ですかね⁉️
2019-01-08 08:52:26@taekogreed2 どこまでが史実かはわかんないんですが、調べて出てくる話はそのまま使っていいよ、と伝えてあります。
2019-01-08 08:54:22