【なむじゅん先生と女子高生Ⅱ】

나나오 @seventail0613

切なそうに私を見るジミンくんが立っていた。驚いてその場に立ち尽くすけどふっと我に返って彼の後ろを見た。でも、先生の姿はもう見えなくなっていた。｢……｣🐥『ダメだよ…』｢なにが…？｣今にも溢れだしそうな涙を堪えて震える声で彼に問いかける。 #BTSで妄想

나나오 @seventail0613

🐥『2人がそういう関係じゃないのは知ってる。でも、○○ちゃんがなむじゅん先生の事好きなのは事実でしょ…？』｢え…｣🐥『ずっと見てたから…○○ちゃんのこと。』何を言ってるのかわからないし頭の中がごちゃごちゃになる。

나나오 @seventail0613

堪えていた涙が一筋頬を伝うと、溢れ出すように涙が止まらなくなって目の前のジミン君が見れなくなった。｢だったらなんで｣🐥『やっぱりそうなんだね…。今ならまだ間に合うよ？このまま先に進んだらきっと後悔する！教師と生徒だってわかってる？二人とも学校に居られなくなっちゃうんだよ？』

나나오 @seventail0613

｢ジミンくんには関係ない…｣🐥『…っ』｢先生が私の事なんとも思ってなくてもいい。1人の生徒としてしか見られてなくてもいい…好きなんだもん｣🐥『○○ちゃん』｢お願い邪魔しないで……｣🐥『でも！』｢心配してくれるのは有難いと思ってる…でも、せめて振られるまでは邪魔しないで…？お願い｣

나나오 @seventail0613

もう…せっかくお洒落してきたのにな…。涙で視界が揺らいで呼吸が浅くなると胸が苦しくなる。私はただ先生に会いたいだけなのに。好きなだけなのに。目を瞑って涙を堪えようとしているとドンッと誰かが体当たりしてきてバランスを崩した。 ｢わっ｣ #BTSで妄想

나나오 @seventail0613

倒れそうになった私の腕を誰かが引っ張り引き寄せると何故かそのまま人の流れに乗って歩き出した。ジミンくんの方を見ると私を見失ったようで、あたりをキョロキョロしながらどんどん遠ざかっていく。掴まれてる腕を見て顔を上げると前を歩くのは見覚えのある背中。

나나오 @seventail0613

でも、まだ息が詰まって声を出せない。そのまま黙って後を付いていくと人だかりから少し離れた場所で立ち止まった。｢…っ……｣🐨『○○…腕、痛かったか？』私を連れ出したのはなむじゅん先生だった。 #BTSで妄想 #seventail

나나오 @seventail0613

聞かれたことに首を横に振って答えると、頭をぽんぽんと優しく撫でてから体を引き寄せられて抱きしめてくれた。🐨『……少しだけ』｢…なんで…っ……｣🐨『泣いてる○○の声が聞こえた気がして。気のせいだとは思ったんだけど…近く探したらほんとにいたから俺も驚いた。』｢耳良すぎてキモイ…｣

나나오 @seventail0613

🐨『泣きながら言うセリフか？www』｢…こんなところ見つかったら大変だね｣🐨『そうだな。だから早くその涙止めて欲しいんだけど』先生はそういうと私から少し離れて親指で涙をすくいとってくれた。背の低い私の目線に合わせるように少し屈むと頬に手を添えたまま優しく微笑む。 #BTSで妄想

나나오 @seventail0613

🐨『可愛い顔が台無しだぞ。せっかくお洒落してきたんだろ…？』｢先生のために…お洒落したの…っ……｣🐨『うん』｢可愛いって言って欲しくて……っ…でも…やっぱり好きになっちゃいけなかったのかな…？｣🐨『俺が教師でお前が生徒だから？』｢うん…｣🐨『そっか…じゃあ俺もお前のこと諦める』

나나오 @seventail0613

｢……？｣🐨『好きになったやつが可愛い生徒だなんて俺もついてないな。諦めるよ』｢え…？え？｣🐨『涙、止まったなw』｢は？！｣🐨『じゃあ俺まだ見回りあるから』｢待って？？？？？？｣脳内大混乱大パニック。離れようとする先生の背中に抱きついて引き止める。

나나오 @seventail0613

もう涙で顔がぐちゃぐちゃで恥ずかしいとか考えてられなくてとにかく引き止めるのに必死だった。🐨『友達待ってるんじゃないか？』｢そんなことより！！！ねぇ！！どういう｣🐨『しーっ！誰か来たらまずいから…』先生はそういうと私の方にくるっと体を向けて、抱きしめたまま木の陰に隠れた。

나나오 @seventail0613

木に寄りかかる先生に抱きしめられたままテンパっていると、さっきよりも少し腕の力が強くなって耳元に先生の息がかかる。先生はまだ混乱する私に本当に小さな声で耳打ちした。🐨『ごめん、好きになって。』｢……｣🐨『こんなの伝えるべきじゃないのはわかってるんだ。』

나나오 @seventail0613

🐨『でも、泣いてるお前の顔見たらダメだった…。頼むから、俺の事で泣くな。』 ｢なむじゅん先生……｣ 少しの間二人とも黙っていると先に口を開いたのは先生だった。私の肩を掴んで体を離すと小さく深呼吸する。🐨『……もう、○○に触れることはない。』｢え…｣🐨『でも、あの日の約束は守るから』

나나오 @seventail0613

🐨『 目、瞑って』 なむじゅん先生は私の顔を覗き込むとどこか悲しそうに微笑んだまま顔を近づける。🐨『ほら、早く』言われるがまま目を瞑ると少し間を開けてから、ほんのり温かくて柔らかい感触が唇に触れた。ゆっくり目を開くとちょっとだけ照れたように、優しく微笑む先生。

나나오 @seventail0613

🐨『この関係は今日でおしまい。お前は受験もあるし、俺も仕事を続けたい。分かるな？』｢………っ…｣🐨『俺の事で泣くのも今日で終わり。お前が卒業して…そうだな、成人しても俺の事忘れてなかったらおいで。』｢やだぁ……｣🐨『○○…今はまだお前は未成年なんだよ…』

나나오 @seventail0613

｢じゃあなんでこんな事…酷いよ……｣🐨『そうだな。ごめんな。』｢嫌い……先生なんか大嫌い…｣🐨『うん。』｢……ほんとに…大嫌い…っ……｣先生は泣きじゃくる私からゆっくりと一歩下がった。それが何を意味するのか…歪んだ視界に一瞬見えた先生の震える拳を見て余計涙が溢れる pic.twitter.com/tvoGCIHUtV

拡大

나나오 @seventail0613

なんで、私の好きな人は先生なんだろう。最後に交わす言葉があんな言葉だなんて嫌で、私は深呼吸をする。顔を上げ精一杯の笑顔を見せると、口を開く。 ｢……ありがとう、ございました。｣ 先生、これが私の1番伝えたかった言葉です。優しくしてくれてありがとう。こんな私を見てくれてありがとう。

나나오 @seventail0613

好きの意味を教えてくれてありがとう。好きなだけじゃダメなんだ と、教えてくれて、ありがとうございました。私は先生に背中を向ける。でも、最初1歩が踏み出せないでいた。先生は私の背中に優しく触れると軽くぽんと押した。これはお互いのため…きっと大丈夫。辛いのは今だけだよね。

나나오 @seventail0613

私は振り向かずに明るく賑やかなお祭りに向かって歩き出した。 #BTSで妄想 #seventail

나나오 @seventail0613

🐨side あの日から彼女と関わることはなくなった。きっと目が合う度辛かったはずなのにいつものようにとはいかなくても、冷たくそらすことは無かった。彼女は強い。男の方が未練を引きずるってのはどうやら本当らしい。

나나오 @seventail0613

ユンギヒョンもアレからそのことには触れず、今までの穏やかでつまらない日常が続いた。 #BTSで妄想

나나오 @seventail0613

時は流れて… 彼女が卒業してからしばらくすると、俺宛に手紙が届いた。今どき手紙なんて珍しい…そんな事をする知り合いいたかな？なんて疑問に思いながら封筒に目をやると見覚えのある…いや、忘れるはずのない名前が書かれていて慌てて中を確認した。 #BTSで妄想

나나오 @seventail0613

〖なむじゅん先生へ。 ご無沙汰しております。私が卒業してからもまだあの学校で働いていると聞きました。本当は電話しようかなって思ってたんですけど、せっかくゆんぎおっぱが住所を教えてくれたので手紙を書きました。〗🐨『だから住所を』手紙を読みながら家の中に入り真っ直ぐソファーに腰掛けた

나나오 @seventail0613

〖おっぱの事、怒らないであげてくださいね。あれで凄く心配してくれてたんです。今手紙を書いてるのは先生に伝えたいことがあったからなんですけど…。直接話したいので○月✕日、○時に○○公園に来てもらえませんか？急に呼び出してごめんなさい。待ってます。 ○○より〗 #BTSで妄想